イタリア・トスカーナ産オリーブオイル 最高級のエキストラバージンオイル

イタリアトスカーナより最上級のオリーブオイルをお届けします。 サラサラして軽く、フルーティなオリーブオイルの風味をお楽しみください。これまでのオリーブオイルの印象が変わると思います。また健康にもおすすめです。全てイタリアから直輸入して販売をしております。

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2012年11月22日


オリーブオイルと健康

オリーブオイルはヘルシーなオイルです。内臓の働きを活発にすることもわかってきました。オリーブオイルが胃壁の粘膜を守る作用があるので、胃腸が弱い人に最適です。

古くからオリーブオイルは炎症を抑える力があるため、ぬり薬として使われてきました。内臓の粘膜細胞の炎症を抑える他に、こわばった細胞の和らげ、運動を活発に促す作用もあります。このため、肝臓やすい臓の働きも活発になり、消化酵素をよりよく生産することを助けます。(抗炎症作用)

特に、肝臓の解毒作用を強める効果があるため、アルコールによる悪酔いすることを防いでくれます。また、オリーブオイルは腸の働きを活発にするため、 便秘解消にも有効です。 


オリーブオイルは酸化しにくいオイルです。オリーブオイルは、他の植物油に比べて10~20倍という安定度を誇っています。主成分のオレイン酸が 酸化されにくい特徴に加えて、精製していないバージンオイルにはビタミンなどの微量成分が豊富で、その中に抗酸化成分が含まれています。抗酸化成分によって、老化や病気の原因にもなる活性酸素の働きも抑えることができます。そのため、オリーブオイルは、心臓病、糖尿病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予防に効果があるといわれています。 (抗酸化作用)

当社のオリーブオイルにはオレイン酸は75%前後含まれています。これだけオレイン酸を沢山含むのは オリーブオイルだけです。オレイン酸は コレステロールを下げる働きが大きいのです。バターはコレステロールを増やし、オリーブオイルは 逆に下げてくれるのも健康面だけから言えば 大きな差がありますが、美味しい、好き嫌いから言えば 私も結構バターも好きです。
2012年11月19日

オリーブの会



今年も一足先に 2012年絞りたてのオリーブオイルを味合う会を
12月8日 土曜日 18:00から 開催致します。
まだお料理内容は確定しておりませんが、前菜 パスタ ピザ セカンド ドルチェ カフェ、そしてワンドリンク ついて 4000円を予定しております。

今年は 幻の黒パルメジャーノ、ストロルギーノのサラミなど 普段食べれない物を 金箔入りホワイトバルサミコ(モナコ王妃特別仕様)、50年バルサミコなどで 食べて頂きたいと思っております。

オリーブオイルは 2011年のフィルタートと2011年一番絞り、そして2012年の一番絞りの3種類をご用意致します。

ご都合宜しければ お知り合い、お友達を御誘い併せで ご参加下さいませ。

場所 : 赤坂駅 GOO ITALIANO
日時 : 12月8日 土曜日
時間 : 18:00より。
費用 ; 4000円
定員 : 30名(満席になり次第終了致します)

まずは コメントやご質問頂ければと思います。
2012年11月17日
オリーブオイルのミニ知識。

オリーブオイルとは 数ある植物油の中でも、搾ったまま生で利用できるのはオリーブオイルだけと言われています。世界で生産される植物油生産量のわずか5%に過ぎないオリーブオイルは有用な栄養成分を豊富に含む大変貴重なオイルです。殆どの世界の油は 種を熱処理して抽出するのです。

国際オリーブオイル協会の国際基準では「オリーブの木の果実だけから採取した油で溶剤を使用したり再エステル化処理によって得られた油ならび他のいかなる種類の油も一切含まない油」とされています。オリーブオイルは100%オリーブの実から取れた油です。しかも加熱処理をしない(エキストラバージンオイル)油なのでビタミン・ミネラルなど果実に含まれる天然成分が破壊されずそのまま含まれています。植物油の中でももっとも酸化*しにくく安定しているという評価のオリーブオイルは病気の原因となる活性酸素を取り除く抗酸化物質が豊富に含まれているヘルシーなオイルです。

しかしエキストラバージンオイルは 熱処理や酸度に厳しいルールがイタリアでありますが、熱処理をして絞り上げて作られるイタリア語のサンサオイルは これは黄色く、臭いもあり イタリア人はまず口にしないと思いますが、実は これが日本で言うピュアーオイルなのです。体に害がないように作られた加工オイルなんです。法律の基準を満たせばなんでもOKという考えは日本だけだと思います。だから先進国で一番添加物を使用してよい国となってしまったんですよね?
2012年11月16日
オリーブオイルのミニ知識。

オリーブオイルは 世界の油の生産量の5%以下、さらに エキストラバージンオイルとなれば もっと少ない量です。さらにイタリアの トスカーナのエキストラバージンオイルはイタリアの生産量の 3%以下となれば 世界のトップクラスの オリーブオイルを 日本で 食べれるという 凄いことなんです。


オリーブオイルを 選ぶ時に 大切な事は 何をおいてもまず、その油が酸化している度合いを 知る 酸度だと 思います。これは オリーブが摘み取られて地面に放置してるだけでも酸化が 進み、さらに製油する場所まで時間が 長いとこれまた 酸化が進みます。


さらに 製油するときに温度が 高いとまた 酸化が進むので 確か30度以下という基準が あったと思います。オリーブ 一粒からは オリーブオイルは コールドプレス(低温搾油)だと 40%前後しか 取れなく、もっと温度を上げて薬品を使えば 量的には 2倍近く取れるのですが、そうなると 完全に酸化が 進んでしまい。体に良い エキストラバージンオイルとは ならない訳です。 イタリアでは 黄色くなった薬品を使って搾り出したオイルを サンサオイルと呼びます。日本では言葉がピュアーオイルと変っているのがなんとも 怪しいです。


イタリアの 法律で エキストラバージンオイルの酸度の数値は 0.8%以下と定められています、さらに0.5%以下のものを 最近は スーパーエキストラバージンオイルなどと 日本で流行らせようとしていますが、イタリアでは そんなの余り関係ありません。 ただ この酸度が 低い事は 絶対的に 体に 優しくて 美味しいという 表現は間違いなさそうです。 当方のオイルは0.15-0.25の酸度数値です。これが一番さらさらの指標の様な気がします。


つまり エキストラバージンオイルを選ぶ時は どこどこの誰が使ったとか、有名だからとか、DOPだから ではなくて、酸度を まず お店に聞いてから購入するのが良い選択だと 思います。 DOPラベルやIGTラベルは ある程度の数値をクリアーして あのラベルを公的機関機関から購入するのです。以前聞いたら50円前後だったと思います。そうなると日本では最低100円は価格をそれだけの為にアップしなくてはいけないので 私は飾りよりも 安いを選択しました。
2012年11月15日
オリーブオイルは 透明だと思っていました。

という質問を沢山頂きます。これを 解説したいと思います。

普段皆さんがスーパーやデパートなどで購入される大半は 透明のオリーブオイルだと思います。今回 我々がトスカーナの工場で味見をした絞りたては 濁っています。

果たしてこの原因は? というと 答えはオリーブの実が細かくなって混じっているからです。だから ちょっと辛味があったり、香りが強くなったりします。オリーブオイルの工場では この時期に世界中へ輸出するのですが、この場合には 一度タンクへ貯めてから 瓶詰めすると自然の含まれるオリーブの実がタンクの下へ沈殿してきて、タンクの上からオイルを取上げると 実は透明のグリーンカラーなんです。

なので12月に入荷してくる一番絞りのオリーブオイルも 時間が経つと自然にオリーブの実が沈殿して透明のオリーブオイルとなる訳です。オリーブの実が入っていると凄く 青リンゴやハーブの香りが強くなりますが、でも3ヶ月位経つと香りは現象していき、フィルターを通した物の方が香りが強くなるのも実験して分かってきました。

また不純物が混在していない為にもう12月下旬辺りは 凍り始めてきます。白いボール状が現れて もうちょっと温度が下がると 今度はジェル状にドロドロして もっと下がると今度は 綺麗にお花(ミモザ)の結晶のような物が現れますよ。でも 常温16-18度に戻せば すぐ普通に戻りますので 覚えて置いてくださいませ。当社の2回目のオイルは 4月下旬ですが、これはもう 透明のオリーブオイルとなってきます。

オリーブオイルには オレイン酸が65%前後含まれていて、コレステロールを下げてくれます。バターは逆にコレステロールを増やすのでパンに オリーブオイル、バターかの選択で実は 大きな差がでてきます。だからお医者さんが油をオリーブオイルにと奨励するんだと思います。

12月8日土曜日 赤坂のGOO ITALIANOさんで 一番絞りを一足先に味わう会を予定しています。18:00頃から3時間。まだ詳細は確定していませんが、追って発表いたします。費用は4000円前後でコースとなる予定です。もしご希望の方がいらっしゃれば 書き込みで御知らせ下さいませ。昨年はナポリをテーマに 一番絞りを味わう会を渋谷のGOO ITALIANOさんで やりました。


2011年の透明のオリーブオイル若干残っています。もしご関心がある方は下記からご検討下さいませ。沢山ご希望される場合はメールでお問い合わせ下さいませ。
http://ciao.ocnk.net/

GOO ITALIANO
http://www.take-5.co.jp/goo-italiano/akasaka/
2012年11月14日
まあ、もうかれこれ4年弱は スパゲッティを探し続けています。本当に もちもちした麺と価格が手頃な物を イタリアで探すのは かなり難しいですが、ようやく 来年の4月には 絞れそうな予感です。

何故難しいかというと、5年位前に ユーロの高騰と小麦価格の高騰で 以前取り扱っていたメーカーの品質も下がるは(イタリアのメーカーは変っていないと言い切っていた)価格が上るはで、それなら止めると 言ったは良い物の、確かにイタリア全土で小麦が上っていたので 一気に粉の麺が割安というのを見つけられなくなりました。 

最初に取り扱った 500g200円の袋タイプは 本当にもちもちするし、安いしで良かったのですが、段々もちもちがなくなっていき、これはおかしいなあと気がつきました。その後伝統製法に変えたもの、今一つ私の中では ピントきていなかったんです。


日本人が 麺に美味しいと言うときは 一般的なレベルの人は もちもちを好みます。これが何より大切 だから お店(レストランの湯で時間)都合の1.5とか1.7mでは 絶対駄目だと思います。最低1.8mから2.0m 次に分かる人は 小麦の味そして香りです、ここまでわかるとかなり通です。イタリアでも安いスーパーマーケットブランドは 多分イタリアの小麦は使っていないと推測します。ディチェコ、バリラ、ボィエッロ などなど。イタリアのスーパーで販売されているのは やっぱり日本人にも普通です。


だから最初はミラノの最高級食材店でもっと美味しいのを探そうと カスティリオーニを探し出しました。当時まだグラニャーノの存在は知らなかったと思います(グラニャーノはパスタの産地)そしてグラニャーノを歩き回り、食べまくって美味しいのは 確かに分かったのですが、でも価格が 全然高いんです。今の日本のデパートのイタリア特選のパスタを見れば 500gで 700円とか800円とかしますよね? でも それじゃあ、絶対売れないと思うから難しいんです。でもグラニャーノは 50年前からすれば かなり工場も減って衰退産業の感じが街に漂っています。でも 価格が ブランド化されていて全然安い所がないのです。でも色々工場で聞いていくうちに 小麦はかなり最高級産地のプーリア州から入っている事を発見しました。


何故プーリア州かというとそこに最高級の産地があるんです、パンのDOPもアルタムーラが有名だし、ひょっとしたらプーリア州へ行けば 価格が全然安くなるかもと ここ半年グラニャーノを止めて視点をプーリアへ変えて生きました。


結局小麦の品質が高いとは 100gあたりに含まれる たんぱく質の量(PROTEIN)が 決め手となります。これが最低13以上が大切なんです。たんぱく質が グルテンという物を形成する大本だからです。このグルテン形成が上手にできたら パスタはもちもちしてきますが、ただ含まれていれば良いというだけはないんです。スパゲッティを製造する時の温度、特に乾燥させるときの低温で長時間、より自然に近づける、様々な条件の下において グルテンはベストな物となり、もちもちとなります。これが上手くできていない パスタは でんぷん質となって抜け出し パスタ同士が鍋でくっつくという最悪の状況となってしまいます。


そして伝統的な製法で製造されたパスタは 今度はアルデンテの時間が長く保たれて、冷えても美味しいと言う状況がでます。安いパスタは やはり一番美味しい時間と美味しさが保たれる時間がかなり短いんです、だから 美味しく食べようとしても実は 素人にはかなり難しいと私は思います。結局白ご飯と同じ考え方の様な気がします。


色はブロンズが良いと言われていますが、色だけではもちもちは関係ない気がします。ただ表面が ざらざらしているのは 今度はソースが絡みやすいと言うだけで、これは乳化の技術ができれば 然程問題ない気がします。 先だってナポリで教えて貰った乳化の技術を昨夜自分でやりましたが、オイルが多すぎで失敗しました。ソースをとろとろさせて麺に絡ますことができればもっと濃厚に感じられます。


パスタは うどんやそばと同じで、自家製とか、手打ちと書いてあっても それが美味しいわけではありません。一生懸命をアピールするお店が多いですが、やっぱりもちもち してこそが唯一美味しいです。自家製とか手打ちを日本で 勧めてくると いつも 「本当に美味しいですか」とお店の人に聞き返します(笑)


今3箇所に絞って 年内に確定して 春には ご披露できるようにしたいと思っていますが、妥協は絶対しないので、最後の最後まで価格交渉をして生きたいと思います。以前は 伝統製法で1000g 750円でした、若干アップぐらいで 考えています。でも今度は500gの袋です。オリジナルラベルの 無理難題もつきつけております。


さて、これで パスタを選ぶヒントに なりましたでしょうか? まずは たんぱく質の量のチェックですよ。 書いていないのは 普通と考えて下さい。
2012年11月10日
10月31日ナポリを後に 飛行機でパリへ向かい そのまま新幹線でボルドー手前のアングレームという街へ降り立ちました。


11月1日 アングレームから バスで行く予定がハローウィーン休暇なのか バスが来ませんでした。40km離れたコニャックまでは タクシーで80ユーロを払い 30分で到着。

10:00のアポイントでへネシーの工場見学。蒸留酒の工場見学は 全く初めてで、コニャックに関してもかなり勉強してきました。白葡萄のみ、ユニブロンという品種を95%以上使用して 葡萄の発酵酒を造ってからは 温度を上げて蒸留させて、それを2回繰り返すことで 7%のアルコールが70%の透明なお酒と変身していきます。そこから樽で熟成させて色をつけて長い年月寝かせて生きます。さらにEXTRA OLD(XO)は 瓶でも熟成させて100年ものを作り上げていきます。へネシーはアイルランド人が作り上げた会社で、現在はモエ シャンドンと同じ会社で さらにルイビトン社を買収して、モエへネシールイビトングループという組織会社となっています。

へネシーでの試飲を終えてコニャックのセンターでお昼を食べました。巨大な鴨肉を食べたけど、ちょっと冷凍っぽくて 味が濃厚ではありませんでした。ランチを終えた後は レミーマルタン社を訪問、我々だけの貸切り訪問でした。コニャックの中でも唯一ファミリー企業を貫いているのは このレミーマルタンだけだそうです。作り方の製法は ヘネシーと余り変わらなく、コニャックの飲み方や 食べ物との併せ方を教えて貰いました。そのまま飲むとちょっとアルコール度数も強いCOGNACは サーモン(生クリームを挟む)、パンナコッタ、カカオの強いチョコレートなどと合わせると アルコールの強さが弱くなったり、色んな変化を楽しめるそうです。レミーマルタンの100年物 ルイ13世は 1滴口に含むと1時間は香りが残るほど 凝縮された貴重品だそうです。

私にはまだまだ 大人の味がピント来ませんでしたが、とっても貴重な体験をさせて貰いました。 — 場所: cognac france
2012年11月09日
10月29日 朝10:30から夕方17:30まで ぶっ通しの料理教室。

今回オリーブオイルツアーの皆さん12名で参加しました。一人120ユーロ

GAMBERO ROSSOのプロの先生が教えてくれるレッスン、久しぶりに感動しました。

前菜 4種類、パスタ3種類、ドルチェ1種類。ずっと先生のレッスンと自分達での調理、休みなしで7時間 感動の美味しいを学んだ気がしました。パスタでナポリが いつも乳化の技術がすごいと思っていたけど その手法が全部理解できました。これまで作っていたパスタソースの考えが全く違っていたとわかりました。これは本当に貴重な体験、東京でも差別化できるレッスンだったと思います。

二コラ先生は まだ30歳 でも中学を卒業してから17年間料理の世界にずっと身を置いているようでした。料理で大切なことは自分が満足する事ではなくて、食べる人が喜んでくれる事が一番大切であるという言葉にますます自信が持てました。
また今日の完成に満足することなく より美味しいを探し求め続ける事が とても大切だと言ってました。

これから細かく日記を書こうと思うけど、感動したので気持ちを残そうと記しました。


CITTA DEL GUSTO
NAPOLI GAMBERO ROSSO SCUOLA
2012年11月08日
10月26日金曜日 曇り時々雨。今年も12名のオリーブオイルのお客様と一緒に イタリアトスカーナへ オリーブの収穫とオイルの生産を見学しに行ってきました。今回は6回目、前日まで晴れていた物の、やっぱり当時は雨となり、自分達の手でオリーブを摘む事はできませんでした(6年やって1度だけです)

標高400メートルの丘陵地にはオリーブの木が一面に敷き詰められて、その下には収穫された葡萄の木が絨毯のように葉の色を秋に変えて見ることができました。

朝villa pitiana(http://www.villapitiana.com/) のホテルを後にバスで皆さんと工場へ向かいました。昨日まで天候が良かったせいか 当社が発注した商品(一番絞り)は 80%瓶詰めされていて、10月30日の出荷には 余裕を持って大丈夫と聞きまずは ホッとしました。雨が多いと収穫がストップとなり 大きく遅れると 到着が1月にずれ込んだことも過去に1度あったんです。今日時点で 既に出港(確認待ち)しているはずなので 12月20日前後には 皆さんのテーブルへお届けする事ができると思います(途中の大幅な遅れがない限り)


もう15年も通っていると工場の人も 説明は私にまかせっきりとなり、まずはオリーブの収穫された場所から 葉を除去そして洗浄 オリーブを潰し、そして油と水分を攪拌、さらに水分からさらにオイルを細かく戻して 最後に 蛍光色の綺麗なアップルグリーンのオリーブオイルの完成です。

毎年絞りたては 香りが強く、青リンゴやハーブの香りが通常の2倍位します。こんな香りを感じれるオリーブオイルを知れるのは日本でもまだまだ一部の方達だけだと思います。でも これが 本物のオリーブオイルです。当然オリーブの実を収穫してすぐ工場で精油するのと温度も絶対30度をオイルが超えないように注意をしているので オイルがさらさら していて飲んでも本当に油ではない感じです。絞りたてはちょっとピリッとしていて 喉が弱い方には 咳き込む程ですが、これは 抗炎症作用が働いているのではないかと思います。喉が丈夫な方は全然平気なのです。


イタリアの80%近くのオリーブオイルは商業用として南の地方で生産されます。とても量が多くて手でゆっくりなんて暇は一部の工場をのぞいては不可能だと思います。オリーブの実をいかに丁寧に傷つけないように、そして摘んだら早くオイルにするかがもっとも大切な事なんです。イタリアでも3%以下しか生産されない トスカーナ産のエキストラバージンオイルは イタリアの中でも特選商品だと 私は思います。現地でしか食べられない濁った この絞りたてが日本でも食べる事ができるのは 本当に幸せなことです。

あと1ヶ月ちょっとで 2012年の絞りたての濁ったオリーブオイルが到着します。クリスマスの頃に是非 皆さんで 味わって見て下さいませ。多少は ご予約の数量より輸入しましたので、もしご関心がある方はメールにてお問い合わせ下さいませ。
2012年11月07日
今年も オリーブオイルのお客様達12名と イタリア トスカーナのオリーブオイル工場を 訪問して来ました。

10月中旬から今年も収穫が始まり、特に問題もなく天候も上場でした。我々が訪問する前日まで快晴だったのに 当日雨模様となり 今年も木に登っての収穫は実現しませんでした。過去6回で 1度だけです。

それでも オリーブが摘み取られて洗浄され、潰されてオイルになるまでの過程は皆さんにはとっても新鮮だったようです。

今年は 味は 勿論濃厚で香りも強くて 青リンゴの香りが強かった気がします。余り辛味は 私は感じなかった物の お客様は辛いと感じていました。


その後は 皆さんと赤ワインの工場、アウトレットモール、オリーブの木で作られた台所用品の工場などを訪問して トスカーナの休日を楽しんできました。

今年も 12月20日前後に到着を予定しております。もうちょっとですので 楽しみにお待ち下さいませ。


2012年10月10日
イタリアから 現在のオリーブの成長状況の写真が送られてきました。すごく緑色で 大きく育っております。22日から収穫が始まり 24時間以内にはオリーブオイルとして瓶詰めされていきます。

絞りたては とっても青リンゴやハーブの香りがして オリーブの実が混じっている為に少しピリッと辛味もあります。

今年もイタリア トスカーナ州のオリーブオイルの工場へ 当社のお客様達と一緒に 10月26日に訪問して 現地レポートする予定です。

イタリアでも最高級のトスカーナ産 エキストラバージンオイルは 本当に香織が強く、さらさらしていて、美味しい最高級品質です。

現在はケース単位のご予約を頂いておりますが、12月下旬には 価格も値下げして 皆様に 御案内できると思います。

是非この時期だけの濁った本物のオリーブオイルを お試し下さいませ。



2012年09月29日
以前 食事会をやった時に ある女性が、とても口内炎が酷くて辛いんですと聞いたので、市販の薬を止めて、エキストラバージンオイルを 暫らく中さじ一杯寝る前に飲み続けて見て下さいと 7月頃アドバイスをしていました。

先日その女性から おかげさまで 口内炎が止りましたとの嬉しいメールが届きました。全員の皆さんに同じ事がおこるかわかりませんが、やはりエキストラバージンオイルには 抗炎症作用というのが間違いなくありますので、花粉症、口内炎などには 副作用のある薬よりも間違いなくオリーブオイルの方が 体にも優しいです。

私も重度の花粉症ですが、一日2-3回飲めば マスクだけで症状がかなり軽減しますよ。

オリーブオイルの大きな働きは(エキストラバージンオイルのみ)抗炎症作用と抗酸化作用です。 腐り易い物に入れておけば暫らく保存が利くのは 抗酸化作用となります。


イタリアのトスカーナ産 エキストラバージンオイルは 美味しいオイルであると共に、健康を保ってくれる自然のお薬の役目もしてくれます。


是非 市販の薬の前にオリーブオイルでお試ししてみては 如何でしょうか? 
2012年09月26日
2012年 秋のオリーブの収穫スタートが 10月22日と決定しました。我々は 26日に訪問予定です。年々温暖化で 収穫を開始する時期が早くなっています。

この時期には収穫を手作業で行う為に 近隣のリタイアーしたお父さん達がせっせと手伝いに来ます。以前 幾ら1日払うの?と聞いたら 1円も払わない代わりに オリーブオイルを上げると聞いてびっくりでした。貨幣経済でない 物々交換が トスカーナでは 行われていて、リタイアーしたお父さん達が お家にオリーブオイルを運んで貢献するんですよ。

オリーブは緑色から熟して黒となりますが、緑だけのオリーブでオイルを作ると 香りは強いのですが、とても辛くなります。逆に黒のオリーブで作ると 香りがなく、甘い感じとなるから、その配合比率がとても美味しいオリーブオイルには大切なんです。なので 10月下旬に収穫して製造したオリーブオイルと 12月上旬辺りに製造したオリーブオイルでは若干味が異なりますよ。
2012年09月26日
ことしも あっと言う間に 年末に入荷致します。2012年絞りたてのオリーブオイルが 入荷してきます。

このオリーブオイルは 普通のオリーブオイルよりも香りが強く、さらさらしていて、本当に感動のオリーブオイルです。

青リンゴやハーブの強い香りと ちょっとピリッとする味がなんとも言えない美味しさです。是非 一度このトスカーナ産の一番絞りオリーブオイルを味わって見て下さいませ。


10月13日まで受付をしております。

また 72時間かけて1個のパネットーネを作り上げる ロイゾン社のパネットーネも これまた 一度食べたら止らなくなるほどの 本物の味です。究極のもちもちと マダガスカル産のバニラビーンズの香りが とても良いです。生クリームを使っていないので 賞味期限も半年と長く食べられます。





2012年08月18日
もう 早い物で 6回目となりました、10月下旬のオリーブ収穫 とオリーブオイル初絞りの味見ツアー。


今年は 10月23日ボローニャ集合で ボローニャ2泊

エミリアロマーニャ編 2泊

24日には ランブルスコの工場

バルサミコの工場訪問

25日は ボローニャの町散策

夕方フィレンツエへ 移動


夜空港にて集合して いつものVILLA PITIANA へ 3泊宿泊

26日

午前中オリーブオイル工場を訪問

アウトレットモール訪問、

トスカーナで 毎回訪問する RISTORANTE CANNICIO で ランチ

夕方  赤ワイン工場で 試飲。


27日

バスで シエナ付近の オリーブの木を使った食器、雑貨工場を訪問します。

ランチの後、

ブルネッロ ディ モンタルチーノの赤ワイン工場訪問。

バルドオルチャを通りながら ホテルへ。

28日

フィレンツエの駅で 自由行動

夕方ナポリへ 電車で 移動です。

駅近くのホテルへ 3泊

29日

ダッテリーノのトマト工場や モッツアレーラ工場(未確定)して

海岸線を通り アマルフィ、ポジターノ経由で ナポリへ 戻ります。


30日

GAMBERO ROSSO にて 料理教室


31日 ナポリで解散。


今回は 2泊(エミリア州) 3泊(トスカーナ州) 3泊(ナポリ)に分けてあり、お好きな所だけ
参加されてもOKです。 現地集合現地解散、ホテルは実費、食事は頭割り、レンタルバスも頭割りという感じです。


食のツアーとしては かなりマニアックな 旅行社では 出来ないツアーですよ。


普通のツアーに飽きた方はご参加下さい。ただし 面識のある方限定とさせて頂きます。
2012年06月13日
先日 イタリアのナポリ近郊 パスタの産地で有名なグラニャーノで 工場を訪問してきました。もうかれこれ 3-4年は探しているけど、本当に伝統製法のパスタは 価格がかなり値上がりして います。もっともっと安い所はないかと探しましたが、あっても品質がやっぱり低く、絶対美味しいとなるとやっぱり価格が上ってしまいます。


ただこのユーロ安なので 一度今年中には パスタの産地グラニャーノのスパゲッティを 輸入し始めたいと思います。

お昼に ベスビオス付近のレストランで こんな面白に入ったスパゲッティを食べました。なんと ピザ生地です。パスタではトマトとモッツアレーラ、ピザにしたらマルゲリータを 食べている感じでした。


本当にイタリア人は面白い事を沢山考えれる民族で感心しました。

2012年06月04日
日曜の早朝6:30から レンタカーで 250kmのカザンラクへソフィアから移動しました。高速道路は 真っ直ぐな直線で とても快適でした。高速道路は200kmの町までで そこからは 普通の道ですんなりとカザンラクまで行きました。朝の9:15には到着していたのですが、やはり凄い観光客の集まりで 駐車場を探すのが大変でした。


カザンラクは人口8万人の小さな町ですが、ブルガリアでは10番目に大きなまちです。


世界で最も原種で 香りの強いバラ、ダマスクローズは このバルカン山脈の麓のカザンラクが生息に適した環境のようです。ただ1200個のバラの花から 1雫か取れない本当に貴重品な物です。オイルの採油方法によって ローズオットー(蒸留方法)、ローズアブリュート、コンクリート(溶剤を使って採油)があるようですが、高いのは ローズオットーでした。バラの原油の臭いを嗅いでみたのですが、余り良い香りではなく、なんだか荒々しい香りでした。
ダマスクローズはピンクでしたが、真っ白のアルバローズというのも ありました。


バラの畑に到着した印象は 全然思っていたのとは異なり、え~これしかバラの花ないの?採集終わっているの?と聞きたくなるほど 私の想像とは異なりました。バラの花が咲き誇っているイメージで思っていたので 全くそうではありませんでした。なんだか ポツポツと咲いているというのが分かりやすい説明かもしれませんが、通訳の女性に聞いてもこれが普通です。
さらに畑の中に入って バラの花を摘んで見ると 確かに 香りが物凄い強くて これまでこんなに強い香りは 体験した事がないほどないと思いました。あとは いつもオリーブや、葡萄と同じで、観賞用のバラと採油するオイルは 花の大きさが全く異なり、ダマスクローズは本当に小さなバラでしたよ。


エニナという街からバラのお祭りが始まり、そこからパレードでカザンラクのセンターへ移動するというので まずエニナで 民族衣装を着た女性達を見学しました。そこで おばあちゃん達が朝作ったヨーグルトにバラのジャムを入れた ヨーグルトが一番酸味がなくて本当に美味しかったです。やっぱりヨーグルトも作りたては 酸っぱくないんだなあと学びました。



お祭りを見たらカザンラクのセンターへ移動したのですが もう 凄い人で 私がつかれてしまったので、早めにお昼を取り、13:00前には 帰る方向へ向かいました。日本人の観光客は本当に多くて20%位いた気がします。バラのファンはやっぱり 多いんだなと思いました。



16:00前には空港でレンタカーを返して 通訳の女性ともお別れしてホテルへ戻り街中へバラグッズを探しにでかけ メインエベントの1日を無事に終えました。これでまた世界の産地の一つを克服して少しバラについて お勉強しました。バラが好きな方には 来る価値のあるブルガリアです。人も温厚で タクシーの運転手もぼったくることもなく、凄く好印象を 私は持ちました。もうちょっと食べ物が美味しければ また来る感じですが? でも昨夜買って飲んだワインは 結構品質高かったですよ、バルバレスコのような味で 価格はイタリアの半分、もうちょっと若ければ ブルガリアのワインに手を出す所ですが、もう余計な事は止めようと決心しました。


でも変なワイン飲むならブルガリアのワインは 絶対美味しくて安い、殆どがスーパーで500円以下です。ほんと コーラ系と価格が ハーフなら変わらないという感じでした。フランスやイタリアでも葡萄畑の周りには バラを植えるんだから、バラに適した土壌なら 絶対葡萄だって生息しますよね?


さて今夜は ソフィアからローマへ移動して 明日はローマで白ワイン工場を周ります。

2012年05月29日
以前から ずっと気になっていた問題が今日 解決できました。

いつも食材は 船便で運びます、これは重量が重いので飛行機で運ぶと運賃や諸経費が莫大となるためです。

ただワインは 温度で味が全く変ってくるので リーファーという冷蔵庫つきのコンテナー、そしてジェノヴェーゼも冷蔵なので、航空便で運ぶのですが、オリーブオイル、パネットーネ、トマト缶、スパゲッティなどは 船の普通コンテナーで運んでいました。


イタリアの工場で話をするとコンテナーは 船の下部分で運ばれるから海の中で、温度はそんなに上らないから ワインもリーファー(冷蔵)でなくてもいいと 思うけどなあという話を聞いて見たり、いやいや デッキの上だから 暑い所を通過すると日中はデッキでも40度位になり、コンテナーの中は 60度以上になるんじゃないか なんて、これまで噂ばかり耳にしていたけど、今日は 船会社の乗務した経験ある方に色々話を聞きました。


まずイタリアからは スエズ運河を出た後は、もう赤道付近を直進で 進み、途中シンガポールや中国で 乗せ代えをして日本までやってくるとの事でした。つまり 殆ど 昼間は 赤道直下付近を航行していて、雨も結構降るけど、赤道直下は台風が発生しないので 海の大荒れはないそうです。

それでも湿度は高く、コンテナーの中は 湿気が高くなるとの事。まあ、夜になると 温度は20度以下になるものの、約40日、そのうち赤道直下は 25日としても 昼間の コンテナーの温度は 間違いなく 30度を超えると推測した方が良いとの話を聞いて、やはり 今度 オリーブオイルとトマト缶などは 冷蔵輸送に変えた方がいいなと 判断しました。当然コストは かなりアップするのですが、味が劣化しては 全く意味がなくなるので、少しずつ リーファーに換えて行きたいと思いました。

ちなみに エンジン部分は船の後方で その周りは温度が上るために、冷蔵機能のリーファーコンテナーが 集まっているそうです。つまりエンジン周りに置かれた貨物の温度はもっと 高くなるそうですよ。


説明してくれた方が、オリーブオイルをリーファーで運んでいる方は これまで知らないのですが、味が変化するのですか?と 聞かれ、ずっと30度を超えてくるとオリーブオイルも苦味がでるんですよと 教えてあげたら、セールストークに使えると言ってました。


どの位 経費が変るかにもよるのですが、やはり味に拘る者としては ここを無視する訳にはいかないなあと とっても良い勉強になる話を聞かせて貰ったと思いました。


もっともっと イタリアと全く同じ味に 近くなるように この秋はさらにチャレンジし続けようと思います。。
2012年05月24日
2000年頃から10年間、イタリア モデナ地区のカルピ(イタリアのニットの産地)で 日本のバイヤーさん達に 色んなニットの工場へお連れしました。私のイタリア中期10年は エミリア州で過ごしました。だから、食事は 生ハム、サラミ、パルメジャーノ、バルサミコは かなり食べつくして来ました。

 そして バルサミコの葡萄で できるワインと言えば、発泡酒のランブルスコです。ランブルスコも 色んな味と葡萄から作られるのですが、もう断然 私が美味しいと言えるのが この TERRE VERDIANE です。レストランで 10ユーロ位でしょうか? もう酸味0 甘すぎず 完璧な 私のランブルスコです。来年に向けて今下調べてしています。

モスカートも美味しいけど、夏に冷やしたランブルスコは 本当に美味しいですよ。
2012年05月19日
5月18日 トスカーナ州の IGP DOP エキストラバージンオイルの高品質賞として 当社のオリーブオイルが選出されました。イタリア最高品質のトスカーナ産、イタリア全土でも 3%以下しか生産されない中で さらに 高品質オリーブオイルとして選ばれましたので 皆さんにご報告しておきます。

IGP DOP 日本では ラベルは貼っていませんが、それは 販売価格が高くなるからです。肩書きよりも 私は 安くて美味しいを 選んだので メーカーさんには要らないと 毎年言っております。

イタリア最高級品質のオリーブオイルと 自慢できるオイルです。

周りの方にも 御知らせくださいませ。
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