イタリア・トスカーナ産オリーブオイル 最高級のエキストラバージンオイル

イタリアトスカーナより最上級のオリーブオイルをお届けします。 サラサラして軽く、フルーティなオリーブオイルの風味をお楽しみください。これまでのオリーブオイルの印象が変わると思います。また健康にもおすすめです。全てイタリアから直輸入して販売をしております。

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2025年01月20日




2月1日からシシリー島シリーズとして フレーバーオイルのケース単位予約をスタートしますが 同時に同じシシリー島のベリーチェというエリアの 食べるオリーブも予約スタート致します。

最近スーパーでも 食べるオリーブは 窒素加工などが多くて 塩水に浸けてあるタイプは少し減ってきていると思います。恐らくですが 我々もコンテナで運ぶ際に 水がこぼれて 他の商品に液体がついたりなどの問題が発生するのですが でも 私はそれでも 日本で食べるオリーブは 塩気がかなりきつく 食べれません。また変な苦味も感じたりと これでは 日本のお客様には広がって行かないよなあと 思っています。お水を運ぶとコストが上がりますが 窒素をいれるだけなら 重量が低くコストが抑えられるのです。

でも美味しいを最大優先するとなると やはり塩水で 温度管理をしながら運ぶのが良いと思います。

大粒のノチェラーラー品種が オリーブの味がしっかりして 変な苦味などもなく そして塩分が強くないのが 本当に美味しいオリーブなのです。種を取り除くと 中が酸化し易くなるので 更なる添加物が必要となります。このオリーブだけは 感動の美味しさがあると 昨年も嬉しいコメントを頂きました。イタリアの食材は 徹底的に美味しいを絞り込んで 本当に喜んで貰えて感動して貰えるようなオリーブを リピートして輸入致します。

250gx16パック 1ケース 冷蔵扱い






到着は 5月中旬以後 少量販売も その頃からスタート致します。
2025年01月14日





イタリアでパスタを食べると お皿にソースが溜まっていたり 日本のようなスープパスタなどは存在しないのです。

全ての味をパスタに絡めてより濃厚にして食べるのが イタリアの本場のパスタです。では その乳化とは? それは水分と油分を一緒に絡めて一体化して麺にソースを絡めるのがパスタでの乳化となります。

では乳化を上手にするには 何が大切かと言えば パスタに含まれる たんぱく質 そしてデンプンです。当社の伝統製法のパスタのプロテインを見て頂けると100g当たり13g含まれています。このたんぱく質量が まず大切です。大体伝統製法と呼ばれるパスタは 最低でも13gはあります。

またパスタを茹でていくと ゆで汁が白濁していきます。これはたんぱく質がゆで汁に移っている状態で またゆで汁を捨てる時には お鍋の底に白くでんぷん質が張り付いていると思います。これが 乳化には とても大切な物です。

日本のサイトを見ていると オイル系だけのパスタに乳化と書いてありますが そうではありません。トマト系 クリーム系でも可能です。

当社のパスタの場合は 芯が少しだけ残った状態で フライパンに移動して 麺が軽く浮かぶ程度ゆで汁を入れ そこにオリーブオイル大匙3-5杯を入れて あとは煮込むだけです。ゆで汁がある程度なくなり 麺の硬さが丁度良くなれば完成。麺がまだ硬いなと思ったらゆで汁を追加して 更に煮込み上げます。
フライパンに 汁気が少しだけ残った状態が完璧の状態です。完全に汁気を飛ばしてしまうと 今度はソースが麺全体に 行かなくなってしまいます。

煮込んで行くとソースがトロトロして行くのが分かりますが もしトロトロしないと思ったら オリーブオイルが足りないと思います。

乳化が上手に出来たら 麺が艶々光沢がある状態になりますよ。そしてお皿には 沢山ソースが溜まっていない状態です。恐らく皆さんが使っているオリーブオイルの量がイタリアと比べると少ないと思いますので 乳化が上手に出来ない場合は 思い切ってオリーブオイルの量を増やしてみて下さい。


オリーブオイルがたっぷり含まれる事で パスタがいつまでも熱々で冷める事がないのです。

先ずは シンプルに麺を茹でて フライパンに 移動してゆで汁とブロードを少し入れて 実験してみて下さい。伝統製法のパスタは イタリアプーリア産の最高級小麦です。麺に実はとても味があるのが 分って頂けると思います。

ここ数カ月色々な他社のイタリア産パスタを食べてみましたが やはり伝統製法のパスタ そして小麦がプーリア産であるのは 私には何よりも大切なのです。
伝統製法のパスタは ナポリ郊外 そしてその隣の州がプーリア州の最高級小麦の産地という地の利もあって完成するのです。35年間 イタリアで食べてきましたが やはりこれ以上のパスタ麺は 私にはないのです。

2025年01月04日


本年もどうぞ 宜しくお願い申し上げます。

当社としても35年目の2025年 特別に大きな事は考えず 毎年継続してきた事を繰り返していきます。

勿論 新しい商材も 少しは取り込みながら 必ず新しくても喜んで貰えるようなイタリア食材を探してきます。

イタリアの展示会だけに留まらず イタリアの北から南まで あちこちぶらぶら歩き回る事とイタリア人との輪を広げて行きながら
まだまだ日本に入っていないような 美味しい物を追求して行きます。

35年の記念としては イタリアシシリー島のトラッパニのお塩は 今年の新しいアイテムとしようと思います。そしてパスタソース、勿論チーズのクリームも 突き詰めていきます。

日本全国のまだ開催が出来てない町にも お邪魔したいと思っております。最近は 中国地方 九州のお客様が増えてきたので 山陰地方や 北日本でも色々なイタリア食材の会を開催したいと思っております。


本年も どうぞ 宜しくお願い申し上げます


エフピーイタリア



2024年12月30日




野菜だしを使ってパスタソースは 勿論美味しいのですが 豚のかたまり肉を 野菜と一緒に時間をかけて煮込むのはシンプルですが 本当に美味しいですよ。野菜キューブ2個から3個使って お鍋で煮込んでみて下さい。

キャベツやジャガイモなども一緒にいれて煮込むと更に美味しくなりますよ。

またダッテリーノ もしくはパッサータを入れて煮込んでも本当に美味しい冬の料理に変身します。


2024年12月14日







今日は 先ず野菜だしを使ったレモンクリームをお知らせしておきます。もう長年お伝えしてきています。



250mlの生クリームに 野菜だしキューブ半分を小さくカットして 温めながら溶かして下さい。生クリームに味がついて 美味しいと思うポイントから少し濃い目が 良いかと思います。パスタの水分で薄くなっていくので。

そこにレモン果汁を絞って下さい。男性の方は酸っぱいのが苦手なので 食べる方に合せてレモンはあとに絞っても良いかも知れません。

レモンクリームの具材は エビでも白身魚でも良いと思いますが 緑の物が入ると色目が可愛くなります。(アスパラや菜の花) 具材は先にソテーしておいて後から加えて下さい。イタリアでは 生クリームの代わりに バターをタップリいれて トロトロにソースを仕上げて作ったりもします。この時は ゆで汁を入れて乳化させて仕上げます。

麺を加えて 具材を加えたら 当社のレモンオイルを入れて ゆで汁を少しいれて 乳化させても良い濃厚になりますよ。



香りづけとして レモンの黄色のピール(白い部分は取り除く、苦いので)を みじん切りや 細くカットして最後にトッピングしても香りがあって美味しいですよ。黒胡椒もOKです。

イタリアでは お庭のレモンの木から葉っぱを取って来て洗浄したあと乾燥させて それをブレンダーに粉末にして最後にトッピングしたりもしますよ。

イタリアのレモン果汁は 濃厚で酸っぱくないので私も食べられます。日本のレモンは酸が強いので 控えめに入れていくのがポイントかも知れません。

クリーム系のパスタですが レモンの酸が入るので お腹にもずっしりっこないのも特徴です 

是非まだ未体験の方は 今回お家でお試し下さいませ。




2024年11月25日




今年は11月にパネットーネ&パンドーロのお届けが出来ましたので 少しだけ保管方法と食べ方をお知らせしておきます。
両方とも食べきれない分は 透明のビニール袋の空気を抜いて 常温で保管して下さいませ。冷蔵庫に入れてしまうと パサパサになってしまいますので。




パネットーネの美味しい食べ方動画 ご参考(フェイスブック上)
https://www.facebook.com/reel/1483394962167540/?s=single_unit

イタリアでは クリスマスの12月には 町のあちこちで パネットーネやパンドーロを食べる風習があります。

どちらも 北イタリアの食べ物で シンプルですが 素材の美味しさを味合うクリスマスケーキです。


日本では 生クリームやイチゴがメインですが イタリアでは 全くクリームは使いません(後付けはあり)だから とっても日持ちがします。


勿論クリームをつけてたっぷり甘くしたい方には マスカルポーネクリームや ピスタチオクリームをつけて食べても良いと思います。

この時期は マスカルポーネを使って イタリアのドルチェマスカルポーネを作ってみて下さい。とっても簡単ですよ。
(マスカルポーネは ティラミスの基本のクリームでもあります)


ドルチェマスカルポーネ

最後に残ったら デザートとしてマスカルポーネを作ってみましょう。ティラミスは もう有名なので今回は イタリアでパンドーロや パネットーネなどにも使われる マスカルポーネのデザート(冷蔵庫で冷やして)

目安として

マスカルポーネ 250g
砂糖100-150g 甘さはお好みで調整して下さい
卵3個 黄身と白身(泡立ててマスカルポーネに混ぜて行く)

ムース状になるまで空気を取り込んで混ぜる ひたすら混ぜる、金属のスプーンは 使わないことです。
ムース状になったら出来上がりとして完璧です。腰が出ない場合は 板ゼラチンを使ってもOKです。
出来上がったら 冷蔵庫で冷やしてから 食べて下さい。

ココアパウダーを最後に振りかけたり クッキーと食べたりしても美味しいですよ。

参考動画
https://ricette.giallozafferano.it/Crema-al-mascarpone.html



2024年11月20日


トスカーナを後にして レンタカーで韓国チームと一緒に トスカーナの南のウンブリア州、ペルージャへ向かいました。途中で ワインのエージェントさんと ウンブリア州のワイナリーで試飲と言われ 山の上の村のワイナリーへ辿り着きました。

そこは1700年代からあるワイナリーで昔の貴族の広大な土地を利用して ワインづくりを経営しているとの事 オーナーのお母さんがデンマーク人でハーフのオーナーは 一人であれこれワイン造りをやっていました。ワインのエージェントさんも 私が選ぶワインの嗜好をちゃんと知ってくれているので まず酸っぱくない物 タンニンが尖がってなく 兎に角飲み易い深いエレガントなワインでした。







そこで飼われている猫ちゃんが やたら人懐っこく いつも思うのですが イタリアの猫の毛並みが本当に綺麗でふさふさなんですよ。それはどこの猫ちゃんも同じ なんで日本の猫と毛並みが違うんだろうか? きっと食べ物なんだと思うけど イタリアの猫は何を食べているんだろうか?



ワイナリーを後にして ペルージャのホテルへ到着。私は知らなかったのですが ペルージャは 本当に丘の上に町があり 下が駅。坂道ばかりで本当に移動が大変な町だと知りました。ペルージャは 外国人大学などがあって 日本人のイタリア留学でこの地を選んだ方も多いと思います。




夜は ペルージャで15年 レザーの衣類やファッショングッズを製造している日本人のご夫婦に誘われて ペルージャのレストランへ連れて行って貰いました。CIVICO25 https://civico25.com/ 小さいお店でしたが お料理も美味しく ワインが沢山揃っていて 韓国チームは 大興奮でした。




翌朝からは 今度はイタリアの裏のマルケ州までドライブして 私が20年位前に良く通っていた チビタノーヴァマルケ(この地域はイタリアの靴の生産地なんです)から サンエルピードまで行き 昔見つけた TODS というアウトレットに行きました。昔は 小さな無名の工場で Della Valle という名前でしたが 既に今回はアウトレットも大きく 綺麗になって 価格もフィレンツエの ザモールより安かったので また改めてここは来ようと思いました。マルケ州は 丘陵ななだらかな景色で フランスのブルゴーニュとちょっと似てます。




アウトレットで教えて貰って素敵なホテルのレストランで ランチをしたら マルケ州の2024年のオリーブオイルがテーブルに運ばれ味見をしたけど やっぱり トスカーナには 勝てないなと 思ってました。悪いオイルでは決してなく 味の濃厚さと緑の風味が少なかったのです。



翌日はローマへ移動してナポリへ

2024年11月18日






サンセバスチャンを後にして フィレンツェに移動してきました。

少し雨模様でしたが 大振りにはならず傘も必要ありませんでした。相変わらずの観光客の数にうんざりして 一日だけぶらぶらして 翌日レンタカーでオリーブオイル工場へ向かいました。



今年は2年振りに私の 定宿のVILLA PITIANAに宿泊する事が出来ました。30年近くフィレンツェの街中に宿泊せず 毎回この静かな山の中腹のホテルまでレンタカーで足を運びます。(500年前の貴族の別荘だった場所です)レンタカーで 移動してランチを済ませたらまず ワインのエージェントさんに連れられて ワイナリーへ行きました。残念ながら味見をしたけど どれもピント来ず。ありがとう、試飲させてくれてと 帰ってきました。本当に 100種類味見して 2-3本 良いと思えるワインに出会えたらと思うほど ワイン探しは大変なんです。味の嗜好と価格まで OKになるのは 本当に少ないのです。





翌日は オリーブオイル工場を訪問しました。
今年は 天候は 春から秋まで 順調でしたが 夏から9月に雨が多くて オリーブの数量は十分な物の1粒のオリーブからとれるオイルの量(搾油率)が
緑のオリーブは 通常10-12%ですが 雨の影響で今年は8-10%で 同じオイルを作るのにも 沢山のオリーブが必要だったようです。ただ 味は文句なしのオリーブオイルでした。ただ10月下旬から また雨が多くなって 当社のコンテナーの準備と韓国チームのコンテナーの準備が例年より遅くなっていました。それでも 11月上旬に 40フィート冷蔵コンテナーが3台元気よく 工場を出発して 日本と韓国に向かい始めました。既にイタリアを出港して 2025年1月中旬入港予定です。





兎に角搾り立てのオリーブオイルは 蛍光色なんです。本当に不思議な程 美しい緑の蛍光色そして 濾過タイプの緑も エメラルドグリーンでめちゃくちゃ綺麗なんですよ。ただ ボトリングして時間の経過と共に 深緑と色は変わって行くのです。

夜は パスクイーニファミリーと 我々日本 韓国チームで 晩御飯をご馳走になり今年も 有難うございますと 工場のオーナーファミリーに伝えてきました。今年は オーストラリアチームもスタートするので また数年で BEZZECCA ラベルを環太平洋地域に広げていきます。フィレンツェの街中で 同じ地域の有名なSANTA TEAという 初搾りの販売価格を見てきましたが やっぱりトスカーナ産は イタリアでも高額です。きっと来年日本では 明治屋さんで 販売されると思います。




このエリアの麓には イタリア最大のアウトレットモールがあり、時間があまるとみんなで いつもぶらぶら覗きに行きます。

そして日曜日は 何もやる事もなく 郊外の山の上のワインバーへ皆で行きました。昨年訪問できなかったので今年は 行けたのですが予約してなかったので ランチは食べれず ハムやパンとチーズだけを食べました。 そして このお店の経営が FRESCOBALDI という有名なワイナリーが経営していたので 美味しいキャンティの赤ワインを お昼から飲みながら トスカーナの休日を過ごしました。






この後は ウンブリア州とローマへ移動。



2024年11月09日








10月16日からスペインのバルセロナへ アムステルダム経由で行きました。乗り継ぎ時間が 到着便の遅れで30分しかなく ギリギリ体だけは間に合った物の 当然スーツケースは バルセロナへ届かず。翌日の夜に ホテルに到着したから良い物の 2泊で移動していたら これまた大変な作業でした。
でも 良くあるハプニングです。

スペインも昼間は20度以上ありとても暖かかったです。毎回ヨーロッパ出張の際は イタリアへ入る前に時差ぼけと体調を整える為に 違う国に入ります。34年ヨーロッパ通っていますが 私は本当に時差ぼけだけは悩みの種です。

10年振りのバルセロナは サグラダファミリアも綺麗に出来上がっていて とても綺麗でした。2026年には 完成のイベントが予定されているようです。



ホテルの周りを歩けば タパスのお店や生ハム専門店があり 朝食はいつも食べないけど 生ハムの食べ比べを朝してました。スペインの生ハムは 機会切りではなくて 多くは手切りです。多分脂が直ぐ溶けて来るから 薄くは機械で切れないのかなと。ただスペインの生ハムは たまに発色剤や砂糖が使われているので たまに胃が痛くなる事があるのです。ランブラス通りの ブケリア市場でも あれこれつまみ食いをしながら かなりサラミや生ハムは上質の物を食べてきました。




最近は スーパーに生ハムの足が袋に入っていて販売されているのがビックリ。CINCO JOTASという会社のがかなり出回っていました。



勿論パエリアの有名どころも2か所食べたけど 感動までは無かったです。





バルセロナからサンセバスチャンは VUELING というイベリア航空の格安航空会社で1時間で行けます。10年振りだったけど 相変わらず旧市街には 沢山のピンチョスのバールがありました。海が近い事もあり 沢山の魚介類や ボルドーも近いのでフォアグラなども使われていましたよ。






ミシュランのレストランで イカとイカ墨のスープは イカがめちゃくちゃ甘くて驚いた。イカの身もかなり分厚く なかなか食べられないと思いました。当社が輸入している カンタブリコ産のアンチョビーは サンセバスチャン付近のアンチョビーです。ここのエリアが 一番ヨーロッパでは 美味しいアンチョビーで 何度か料理として食べたけど イワシの味で え?これなら日本のイワシの方が脂がのっていると思いました(笑)でも アンチョビーは サイズが大きく 実も厚く 塩気が少なくて美味しかったけど 私が輸入している方がもっと 肉厚で塩味が薄くて美味しいと 心の中でにやにやしておりました。




スペインのサンセバスチャンは 小さな町で1時間ー2時間もあれば 見渡せる街なので 是非食べ物に興味がある方にはお勧めの町です。
勿論バスクチーズケーキ発祥のお店 LA VIGNAでも 食べてきましたよ。



昔訪問した際に ミシュランのシェフに レシピを教えて下さいと言ったら、なんでも教えてくれました。何故そこまで オープンに教えて下さるのですか?と聞いたら どんなに美味しい物を作っても3日食べると感動はなくなり いくら隠して守っても直ぐ飽きられるから 次から次に新しい事を生み出しさえすれば 何も怖くないのですと聞いて 流石プロだなあと 感心しました。


バルセロナ3日 サンセバスチャン4日過ごして フィレンツェに移動しました。
2024年10月15日








今年の3月からイタリアの工場と連絡を取り始めて やっと色々輸入の手続きまで下調べを終えて 10月20日から27日まで 皆さんにご案内できるようになりました。

このペコリーノクリームチーズは 私もこれまで余り目にしなかった商品です。ペコリーノは 羊ですが 兎に角ペコリーノロマーノは 塩が強くて美味しくないのです。でも トスカーナ(ピエンツァ) シシリー島 サルジニア島は 塩気が少なく 甘味さえ感じて美味しいのです。シシリー島は ペコリーノに砂糖を入れて カンノーロのクリームとなります。でも このクリームチーズは 本当に濃厚なんだけど リコッタチーズも入っているから 軽い感じです。

パンに塗って ハムとサンドイッチにしても パスタとして黒胡椒とクリームチーズだけで簡単にイタリアの味になりますよ。

チーズは まだまだ関税が高くて消費税と併せると30%もかかってしまうけど 何とかこれなら買えると思って頂けるような価格設定としたつもりです。
1ケースは 200gx9瓶、 そして今回初回のみ 200gx3瓶の 2タイプの予約販売とします。これに冷蔵便の送料がかかります。

チーズのお乳は 夏場は暑くて牛や羊の脂肪分や生産量も下がって行くので 11月に製造して12月お届けの段取りを考えております。冬場のチーズの方が断然美味しいのです。

新しい商品の輸入は今年はこれが最後となります。勿論 若干の少量販売も12月に検討しますが 無くなり次第完売と致します。



 
2024年10月07日









もう25年以上 イタリアトスカーナ地方のオリーブオイルの収穫を見てきました。今年も10月26日に 直接現地へ出向き 収穫とオリーブオイルの生産を確かめに行って来ます。

9月までは順調にオリーブが育って 10月に入り雨の日が多くなって少し収穫が遅れた物の 予定通りにオリーブオイルが日本と韓国に向けて準備されています。

2024年初搾りのオリーブオイル 今年も冷蔵のコンテナーで温度を管理して運びます。コストを下げるには 航空便では下がらないのです。40フィートのコンテナーにぎっしりオリーブオイルを詰め込んで コストを出来る限り安く抑えて 可能な限りイタリアに近い価格で日本の皆様に イタリアの本物のオリーブオイルをお届けしたいと思っております。

現在初搾りオリーブオイル 予約受付中です。(ケース単位のみ)別途送料 

少量販売は2025年1月上旬よりスタート致します。
2024年09月13日







今年も10月10日前後から オリーブの収穫がスタートする予定です。

もう25年近く イタリアトスカーナまで オリーブオイルの出来具合を見に訪問します。今年も10月26日土曜日に 韓国チームと一緒に工場を訪問致します



昨年は ヨーロッパ中で 猛暑と干ばつにより 収穫がトスカーナでも 半減しました。オリーブが 豊作になるには 春先の花芽が付いた時に 風や大雨が無い事 5月から6月、そして今度は9月 ここで長雨や低温などが出てしまうと オリーブに卵を産み付けるハエが発生して オリーブの実に穴が開き直ぐ真っ黒にオリーブが変化して どんどん木から落ちていくのです。

なので今月の様子で 10月の収穫が大体確定して行くんですよ。

オリーブオイルは 搾られて直ぐは 本当に蛍光色なのです。これが瓶詰されると 普通の緑色と変化するのが とても不思議です。



搾られたばかりのオリーブオイルには 小さなオリーブの実などが含まれて濁っております。これが無濾過タイプとなり ピリッと辛味があり 香も強いのが特徴です。 当社のオリーブオイルは10月直ぐの物なので 殆どが緑色のオリーブから作られます。緑が多いと言う事は ポリフェノールがたっぷりで オリーブの実に含まれるオイルの10%しか 搾油できないのです。これが 11月後半となり オリーブの実が黒に熟すと オリーブオイルの色も黄色よりとなり 20%オイルが搾油できるんですよ。



なので10月に緑のオリーブで搾ったオイルが いかに貴重か 分って頂けると思います。

濾過タイプは 搾油して一度フィルターをかけると 透明に透き通った緑色のオリーブオイルとなります。味的には 無濾過よりもマイルドとなりますので 余り強い味がお好みでない場合は 濾過タイプが良いかと思います。



無濾過と濾過を お皿にだしても それだけでは 殆ど分かりませんが 瓶を光に翳して頂くと 曇っているのが無濾過 透き通っているのが濾過タイプとなります。ホームページの写真は 無濾過と濾過が はっきり分かりやすいように 抽出時の写真となっておりますが お手元に届く時に色は ほぼ同じ色合いとなります。



毎年酸化度は0.18前後です。ほぼ オリーブの果実を絞ったジュースに近い感じで べとべと感は 全くありません。

また2年前の無濾過のオリーブオイルを1年間当社のワインセラーで保管して 昨年イタリアへ運びイタリアの検査機関で 酸化度を検査しても0.2だったので 温度管理と光を避けて管理すれば 無濾過でも 良い状態が保てることも 実験出来ました。

今年も青りんごやハーブの香がして 本当に食べて美味しいと思える イタリアトスカーナ産のオリーブオイルを 日本全国のお客様へお届け致します。
間違いなく 感動の美味しいと分かる味です。色々オリーブオイルを買ったけど どれも 今一つと悩まれるお客様は きっと最後のオリーブオイルになれると信じております。

お届け予定は 2025年1月を予定でしております。

ケース単位のご予約は 9月15日(日曜日の朝9:00)から29日(日曜日)までとなります。
この期間のご予約なら 諸条件ありですが日本全国送料が 沖縄 離島を含めて無料となります。
その後は送料が発生しますよ。価格も 若干上がる可能性があります。

送料無料は 
9月15日(日曜日の朝9:00)から29日(日曜日)までのご予約

お届け日時指定なし、また、運送会社の指定なし です。
お届けの日時指定をご希望の場合は 送料は有料となります。

2024年08月31日






8月18日から10日間 初めてオーストラリアのシドニーへ訪問しました。



当社のベゼッカオリーブオイルに 現地在住の方が関心を持ってくれたので 南半球へ降り立ちました。

気温が22度前後と 冬とは言え とても過ごし易く 日本の酷暑から逃げ出せました。人口2600万人 そのうち現地人は40% 移民が60%で人口を保っているオーストラリアだそうです。

留学生やワーキングホリデーをオープンにして 人手を獲得しているようです。のんびりとした生活のリズムでしたが 物価の高さは物凄く目を見張る物がありました。日本で言うコンビニ弁当が2000-3000円 レストランで食べるとやはり最低5000-10000円は 必須。空港から町まで20分の距離なのにタクシーは1万円。 そしてレストランの時給(人件費)が2500-3500円、また週末になるとその人件費が 20%以上高くなると言うから レストランの週末料金が 値上がりするのです。

やはりイギリスを母国にしているから 感覚のファッションや食文化はなく 美味しいには余り関心がないんだなと感じました。

パスタは 大体1皿30-40ドル(3000円から4000円)だから なんでパスタでこんなに利益を取るんだろうかと思ったけど 人件費と家賃がべらぼうに高いから仕方がないそうです。

いくら沢山収入があっても 支出も沢山あったら あんまり意味がないと考えました。

オーストラリアのメルボルンエリアでは オリーブオイルの無濾過も生産されていて 750mlで7500円だったから 高いよなあと でも売切れだったので
当社のオリーブオイルも もっと安く販売出来れば オーストラリアの人にも喜ばれるかもと考えました。でも 兎に角トマトが美味しくなかったので ダッテリーノトマトだったら もっと喜んで貰えるのかなあなんて 夢み心地で帰ってきました。

シドニーは 白人の住むエリアと 移民の住むエリアが異なるようで 移民といえども やはり中国か ここはと思うほど沢山中国の人がいました。

一日だけ100km離れた イタリアレストラン(オリーブオイルの出身者がそこでレストランを2店舗経営しているというので)を訪問しました。本当に田舎町の街道沿いの お店でしたが 満席でした。メニューは なんと前菜とパスタのみ。 それでも沢山のお客さんが 来て大繁盛していました。
唯一ここのトマトだけは イタリアに近いから やはりオーストラリアの人も美味しければ 集まって来るんだなと体感出来ました。
IL TOSCANO というレストラン。

何はともあれ オリーブオイルが オーストラリアでも広がるのは 嬉しい事です。イタリアの食材を 日本人の私がオーストラリアまで営業に行くとは思いませんでしたが 韓国に次いで オーストラリアでも 少しずつ展開していければ良いなと思った オセアニアツアーでした。




アペロルスプリッツは シドニーでもかなり有名 何故日本で広がらない?





2024年08月15日






アンチョビーと言えばスーパーやデパートで販売されている 塩漬けの安いタイプばかりです。塩分濃度は 約20-25%なので かなりしょっぱいですよね?

でも カンタブリコ産のアンチョビーは 違います。塩分濃度が10%前後 だから冷蔵保管です。大きなアンチョビーを綺麗にカットしてあり 身の厚さも 全然市販のとは 異なりますよ。



アンチョビー本来の味がして 全く別物と 食べて頂ければわかります。カンタブリコ産とは スペインのビルバオエリアの湾で取られる物です。イタリアの 高級店などに行くと必ず カンタブリコ産のアンチョビーと 無塩バターを パンに乗せて前菜として食べています。残念ながら イタリアのチェターラや シシリー島のシャッカ産ではないのです。



私はイタリアの発酵させてないバターよりも やっぱりフランスの発酵させた無塩バターをたっぷり塗って食べるのが 大好きです。

またパスタに使う時は アンチョビー1缶で 無塩バター50gを フライパンに火を入れて アンチョビーを小さくカットして行くとアンチョビーは 姿を消して 味がバターに染込んで行きます。 カンタブリコは 塩分が少ないので もし味が薄い場合は アンチョビーペーストを加えるのが 良いと思います。パスタを投入したら ゆで汁を たっぷり入れてオリーブオイルを入れて煮込んで仕上げます。
トロトロソースがしていたら 完璧ですよ。




夏の簡単な前菜

フランスパンを厚切りにして 先ほどの フランス無塩発酵バターと カンタブリコのアンチョビー



フランスパンに マスカルポーネや リコッタをタップリ乗せて からすみパウダーも美味しいです。勿論少し アンチョビーもOK



あと フランスパンに 30カ月のパルミジャーノを厚切りにして オーブンで チーズが溶けるまで 熱を加えても美味しいですよ。30カ月は 水分が少ないから なかなか溶けにくいので パンが焦げないように要注意です。



2024年08月12日





毎年の事では ありますが イタリアは 子供は6月中旬から3カ月夏休み 大人は 8月3週間のお休みとなり、全く連絡メールをしても 何にも返事が 返ってこないのです。

本当に仕事と 遊びの線がきっちり引かれていて 仕事の時は 2泊4日で日本に来て帰るけど お休みとなると本当にゆっくり 全く仕事の事は全て 頭の中から消えてしまいます。


パスタの連絡しても ブロードのだしの会社も パネットーネの会社だって 何にも連絡が来ないのです。月末までは イタリアはお休み気分なのです。


この暑い中 思い出されるのが ソルベット ディリモーネです。これは 甘いデザートが嫌いな方でも 美味しいと食べて貰えるデザートです。氷のようなシャーベットではなくて 液体よりのシャーベットで レモンが酸っぱくなくて めちゃくちゃ濃厚で飲めるのです。ヨーグルトとシャーベットのような食べ物ですよ。

夏にイタリアへ 行かれたら SORBETTO DI LIMONE 是非注文されてみて下さい。





でも 日本で 作ろうとしても レモンが日本のは酸っぱいので 私は食べられないのです。



あと いつも思い出すのがシシリー島の町 モディカで 作るチョコレート。

これは 夏でも溶けない不思議なチョコレートなのですが 元々は これは本当のチョコレート。カカオバターが使われてないので カカオとお砂糖や バニラなどが主原材料。スペイン人が 中南米からカカオを持ち込み シシリー島を占領した際に広がったチョコレートです。

日本でも 販売は されているのですが まだまだ知名度が高くなく 余り人気ないようですが 一度 チョコレートの元祖を食べてみたい方は お勧めです。カカオと砂糖で 出来て 夏場でも溶けない 不思議なチョコレートなんですよ。

2024年07月23日




今年も もうすぐ8月となり 年末のパネットーネの予約の時期となってきました。

今年は8月1日から10日まで 予約を開始します。

現在ヨーロッパからの船便は スエズ運河が テロ問題で通過出来ずに 南アフリカの喜望峰を周る為 イタリアから日本までは船で60日かかります。と言う事で オリーブオイルは どんなに早くでも10月下旬に出荷して11月頭の出港だから 今年は一早く 12月到着を諦めて1月到着で ご案内します。勿論 テロ問題が落ち着いたら また12月に戻す予定です。

と言う事で オリーブオイルとパネットーネは いつも一緒に運んでいましたが今年は別に運ぼうと思っています。パネットーネは 12月にお届けできるように 手配を進めております。


今年は いつもの パネットーネ1000g 干し葡萄のみ タイプ



パンドーロ 1000g ASTUCCI 簡易パッケージ



そして 新しく
HABANAという チョコレートパネットーネ 750gを 輸入しようと思っております。マダガスカルの高級カカオ モノリジンを使っています。サンプルで試食しましたが 香も強く 甘すぎる事無く 大人のチョコレートという感じです。更にチョコレートに フォンデンテとラム酒も入っているので シャンパンやプロセッコなどと 併せても 美味しい高級チョコレートパネットーネですよ。



今年もあっという間に 12月がやって来そうです。

兎に角ロイゾンのパネットーネは お化けです。今年2年前のパネットーネを開封して食べても 全然カビもなく 少しだけ乾燥している物の 全然普通に食べても しっとり感が残っているから驚きです。

やはり 72時間かけて ゆっくりじっくり 世界の最高品質の素材を使っているからなんでしょうけど それにしても素晴らしいパネットーネです。今年も自信を持って ご案内致します。

賞味期限がある物の お届けして半年は 全く問題ないのではないかと 思いました。





2024年07月15日









2022年コロナ中に 6000本を輸入して 今回3000本イタリアを訪問して輸入となりました。

イタリアのスーパーで販売されているのは 5ユーロから10ユーロ前後が主流で エノテカなどだとその上のランクを販売しております。

その日に飲めば十分美味しいスーパーのワイン。結局安いワインを良い状態のまま日本へ持って来て 良い状態で飲んで頂くには 本当に難しいのですが でもやはりデイリーワインが 私には一番大切です。イタリアは ワインなどには20%を超える税金が含まれていますので 日本の2倍ですが 生産量が多いからやっぱり安いのです。

今回はデイリーワインから イタリア最高峰ブルネッロディモンタルチーノとスーパートスカーナまで 様々なイタリアの町を訪問して現地で飲んで サンプルを取り寄せてから2年越しの輸入となります。






どれが一番お勧めかと聞かれても 本当に困ってしまいます。でも迷ったときには 一番安いワインから試してみて下さいと答えます。もしくはお試しセット。今は夏場なので 一番お届けするにも温度の事を気にかけてしまいます。ワインは やはり30度超えた場所に数日置いておいたら直ぐお酢に変わって行きます。だから 一番気にしてあげないといけないのがワインです。ワインセラーが無い場合は 冷蔵庫や 野菜室でもオッケーです。少なくとも7月 8月 9月は 温度の管理をした方が良い状態で飲んで頂けますよ。

配送も当社の自社判断で クール便を使うか使わないかを決めます。勿論日本全国のお届け先の温度も見ております。飲んで頂けるまで当社が管理する事が なによりも大切だと考えております。気温が25度を下ると クール便を使うのは 止めます。

また良いワインと言われる赤ワインには 沢山の酸が含まれていてそれがより良いワインとなっていくのは 百も承知なのですが それでも私は 酸っぱいワインは 苦手なので キャンティのサンジョヴェーゼ そしてブルネッロは 本当に酸っぱく感じない物を探すのは 5年位かかりました。女性は 比較的に酸を気にされない方が多いのですが 男性には 苦手な方が多いのです。私も 異常に酸に 敏感に反応してしまいます。それで いつもイタリアの女性のエージェントさんが 私がだけが 酸っぱい酸っぱいと言うと 言います。他の日本のバイヤーさんは 言わないですよって。 それはイタリア人に遠慮してませんかと 切り返します。


ワインは デイリーワインは別にしても 良いしっかりしたワインは ボトル半分飲んで 中の空気を抜いてあげると次の日飲んでも美味しいですし 最高級のワインに向かうと 3日間位は 空気さえ抜いてあげると飲めるのです。飲めないから ミニボトルを購入されると 実はワインなどは 大きなボトルに入れた物の方が美味しいのです。お米などと同じです。なので ちょっと高めでも 2-3日に渡って飲むことを考えても面白いかも知れません。


ヨーロッパのソムリエさんは ワイン選びの際には沢山質問をしてくれます。予算 好み 沢山質問に答えたら ワインを運んできてくれます つまり嗜好品選びに 正解は 全くなく お客様の好き嫌いが 正解なのです。だから お客様の喜ぶ嗜好と予算をピタリと 当ててくれるのが 本物のソムリエさんだと思います。

売りたいワインとか ソムリエさんが好きなワインを 勧めるなんてのは 実は良くないし お客様が長続きしないのです。

食べ物も ワインも お客様の美味しいを 探し当ててこそ 本物のプロだと思います。なかなか 機械物を販売している訳ではないので ワインも100本あると 100本状態が少しずつ違う事があるから 難しいです。

なので ワイン選びに困ったら お気軽にメールでご質問してみて下さい。

次回は まだ未定ですが ピエモンテのバローロ バルべーラ モスカート エミリアの ランブルスコを年末から来年検討予定です。

2024年06月19日







これまで沢山のお客様からの声により 長年はちみつを探してきました。

はちみつの歴史を遡ると人間の歴史以前から はちみつは作られているようです。6000年前スペインの壁画に描かれているようです。また5000年前には ギリシャ神話にも 養蜂の神というのが記述されているほど はちみつの歴史は 古いのです。

またその作られる場所は ミネラルが豊富で 乾燥した地域が良いはちみつを作る産地のようであります。

蜜蜂は 花の蜜を吸い上げて運んでくる外勤バチと 巣で受けて働く内勤バチがいて、蜜に含まれる水分60%を20%まで なんと自身の羽を扇風機にして飛ばしていくんですよ。花の蜜は ショ糖として運ばれますが 蜜蜂が持っている酵素で これをブドウ糖と果糖に分解していきます。



蜜蝋にたっぷり蜜を貯め込んで 蜂蜜の水分も20%位になると今度は蜜蝋で 蓋をし始めるのです。空気上の水分が入らないようにする為だそうです。その段階で はちみつを採取するタイミングとなり 機会で分離してはちみつの完成となります。




ヨーロッパでは はちみつの定義が昔から厳しく ドイツに至っては はちみつ純正法という法律まである位なのです。その基準を取り込んでルーマニアなども ただしい蜂蜜を製造しているようです。

今回輸入に当たり日本の厚生省の 天然の非加熱はちみつの基準というのがあり

水分が20%以下(濃厚でなくてはいけない)
果糖と葡萄糖が 60%以上
ショ糖は 5%以下
その検査も気温20度で 行わなくてはいけないという厳しいルールがありました。イタリアで検査したら(日本政府が認可した機関)で当社の輸入する

TIGILIO 水分17.8% 果糖と葡萄糖が67.7% ショ糖は0 気温20度という結果
Millefiori  水分18% 果糖と葡萄糖が64.2% ショ糖は0 気温20度の基での結果だったので
全て基準はクリアーです。

結局ここまで厳しくするのは 日本のはちみつの普及段階で 水あめや着色料など色々な 添加物や不自然な物を混ぜて はちみつと呼んできたからなんだと思います。今は日本でも 法制化が進んでいて 本当に天然100% そして非加熱でないと駄目のようです。

またコンテナーも高温過ぎるとミネラルが壊れる可能性があると言う事で ワインと一緒に冷蔵のコンテナーで運びました。

はちみつの色の違いは 花のみつに含まれるミネラルの成分による物で ミネラルが多い程色が濃くなるようです。つまりアカシアなど薄い色は 比較的にミネラル成分が少ないようです。  



また容器も プラスティックが安いのは分かりますが ガラス瓶が良いと思いました。今後有機フッ素化合物などの問題を考えても 多分石油製品のプラスティックは 健康被害の問題が 出て来るのではないかと推測します。

兎に角日本の法律ではなくて イタリアやヨーロッパの食品の法律が 何倍も厳しいので これからも商品と容器には十分気をつけて輸入を考えて行こうと思います。
2024年06月11日





5月の展示会の後 新しい会社のジェノヴェーゼのサンプルが届きました。



まず現地で食べてみて これは美味しいと思っても 実際日本で食べるとやはり味が異なったりは しばしあり、また最初の頃は イタリアに行って食べただけで 気分が底上げになっているので 冷静にイタリアでも 全部は美味しくないと言い聞かせて それでも 美味しいと思ったら 再度日本へサンプルを取り寄せて 最終的にメールでのやり取りのスムーズさや どうやってサンプルを発送してくるかなど あらゆる角度からチェックをします。


まあ 80%のイタリアの会社は 冷蔵だろうがなんだろうが 普通に送って 到着したら 漏れているから割れている 温度が上がり過ぎて駄目になるは 普通。

今回は 新しい会社は 返答が早かったし 私の質問に的確に答えてくれて 価格なども総合的に判断して決めてサンプルを送ってくれた。くれぐれも温度が上がらない事 破損がないようにと伝えていても 過去の嫌な経験があるから 余り期待していなかった。でも オーナーが 金曜日にイタリアをでたら 月曜日に間違いなく到着すると言い切るから 果たしてそうなれば良いよなあと 期待していなかったら 昨日本当に到着しました。



130gx9瓶 フレッシュジェノヴェーゼ 130gx9瓶の 胡桃のクリームソース 両方で実質重量4kg位なのに 35kgのめちゃくちゃ大きな箱と 重たい段ボールが到着しました。




開封したら保冷剤の業務用の大きなのが20個位入っていて まだ全然溶けてなく これはちょっとやり過ぎじゃないか?と 思ったけど完璧に 冷蔵の状態で到着して ビックリしました。ここまで 完璧に準備してくれた会社は 余り過去にはなかった。

早速夜 まず現地で初めて美味しいと思った胡桃のソースを パンに塗って食べたらやはりこれは美味しいと これまで色々胡桃のソース食べてきたけど 初めてここのは美味しいと思って 日本で食べてもやはり美味しい。胡桃とチーズも入っているから はちみつをかけても最高に美味しいと。 これは 取り合えずチャレンジしてみようと思った。あとは パスタソースにしても 食べてみます。





ジェノヴェーゼは 色も完全にエメラルドグリーンのまま まだ食べてないのですがこれは 大体想像もつくので 2アイテムが輸入出来るので これは 楽しみと思いました。なかなか 1つの会社で2アイテムを輸入できないのです。なので2つあるととても嬉しい。




去年までは 1瓶120gでしたが 今年の新しい会社は130g 賞味期限は 製造より45日(前回までは27日)会社の規模がこの会社は大きく バジルの一番有名な産地プラでバジルを育てていて 冬もハウスで育てているから 化学的な添加物を入れるより 冬場でも輸入が出来ると思いました。





当社が 冷蔵の倉庫管理が出来ないので 今回も130gx9瓶の 予約の方法だけですが 将来的には 少量販売も検討したいと思います。

フレッシュジェノヴェーゼと 胡桃のソース 7月1日当たりから 7月7日まで予約販売を計画中です。

今年は例年よりちょっと遅れましたが 来年は また5月予約にしたいと思います。全て冷蔵便扱い、航空便でイタリアから輸入予定です。


日本の市販のジェノヴェーゼは 深緑 私のジェノヴェーゼは エメラルドグリーンですよ。ソースの見せ方も今回ジェノヴァで勉強してきたので 後日アップしていきます。



バジリコは 空気と触れると酸化が始まり 熱を加えたら直ぐ黒く変色するので 昔は石でできた臼で 潰すように作っていました。だからジェノヴェーゼのパスタは 加熱しては良くないのです。パスタを茹でたら 和えるだけです。知ってましたか?




ジェノヴェーゼも胡桃のソースも パスタで使い残したら 絶対パンに塗って食べてみて下さい。めちゃくちゃ美味しいですよ。

2024年06月01日





昔から思っていましたが 兎に角イタリアで面白い商品や 美味しい商品を探そうと思うなら 時間をかけてぶらぶらイタリアを歩き回る事が何よりも大切なんです。

自分が探したいと思って意気込んでイタリア行ったとて なかなかそんな商品は見つける事は出来ないのです。それよりも時間をかけて ゆっくりアンテナを張って歩き回る事が何より大切。イタリアに住んでしまうとイタリアが日常となって気が付かないようになるから 34年間ずっと日本とイタリアを行ったり来たりの連続です。

展示会に行けばある程度 探したいアイテムが並ぶのですが それだけで見つかるかと言えばなかなか 見つからないのが現実。だから展示会も行くし 町をブラブラ歩き回りながら あちこちで食べ歩くのが一番遠くて近道。

でも やはりイタリアはコネクションや知り合いの世界で回るから この人の美味しいは信頼できるとなるとやはりその人から紹介して貰うと言うのは 少し近道かも知れません。ナポリの ガンベロロッソの料理長のお友達に情報を教えて貰ったり ワイナリーのオーナーに教えて貰ったり、誰の美味しいを信じるか? 美味しいは それぞれ間違いがないので 自分が探している美味しいを 理解してくれる人を探すのはかなり難しいです。なんと言っても イタリア人には 自分と自分の育った町が世界一なので。

だから私はイタリアの1つの町だけには 絶対特化しません。イタリア中を歩いて 日本のお客様が美味しいと喜んでくれる商品だけをピックアップします。イタリアが好きになる人の傾向に 1つの町でお友達や知り合いができると そこの町のアンバサダーになる人が結構いますが、私の答えは そこにはないのです。

自分の強い美味しいの想いは 横に置いて いつも日本で沢山のお客様が喜んでくれる美味しいと価格を考えているけど 本当に 簡単ではないのです。

イタリアから戻って 今は新しい会社のジェノヴェーゼと サルジニア島からは ペコリーノクリームを輸入出来ないかと 日本で検査機関で 色々分析したり 下準備をしております。





上手くタイミングがあえば この2つを夏までに輸入出来ないかなと検討しております。
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