イタリア・トスカーナ産オリーブオイル 最高級のエキストラバージンオイル

イタリアトスカーナより最上級のオリーブオイルをお届けします。 サラサラして軽く、フルーティなオリーブオイルの風味をお楽しみください。これまでのオリーブオイルの印象が変わると思います。また健康にもおすすめです。全てイタリアから直輸入して販売をしております。

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2023年11月22日







ワインのハードな日程を終えて 最後はアレッツオでレンタカーを借りて トスカーナのオリーブオイル工場へ向かいました。

先に韓国チームは フィレンツェから到着していて オリーブオイル工場で待ち合わせしました。

まず到着して社長さんのアントニオさんと娘のジュリアさんと今年の振り返りをして貰い やはり春先の大雨でオリーブの花が落ちた事、夏場の高温で オリーブの育成が遅れた事 更に9月下旬に台風のような強い風が吹いてかなりオリーブの実が落ちてしまった事が原因で 昨年よりも60%近く収穫が減ったとの事です。勿論当社のオイルだけではなくて トスカーナ州全体も同じ。また南のイタリアなどは もっと減産で今年は大変な時期となったようです。イタリアだけでなく 地中海沿岸の国 そしてオリーブオイルを世界一産出するスペインは イタリアどころではない 減産となって 今年はオリーブオイル そしてワインなども良くない年度となっていました。



ただし数量が減産となっただけで アントニオさんの話によると品質は決して悪くないと言う事で直ぐ試飲しましたが 間違いなくいつもの香り高く サラサラして 濃厚なオリーブオイルで安心しました。今年の酸化度は 既に分析表が出ていて0.19といつも通りの低い数値でした。(昨年は0.16)

昨年収穫された2022年度の無濾過のオリーブオイルを1年間 日本のワインセラーで保管して今回イタリアへ持って行き、公的検査機関で再度分析をお願いしたら 酸化度は0.19でした。昨年が0.16だったので 僅か0.03しか酸化が進んでいませんでした。
勿論 夏場に常温で保管したら こうはならないと思いますが 夏場だけ温度管理をしてあげたら フレッシュな状態がキープできるというのが分かりました。




通常オリーブオイルは濾過タイプ(透明な色)ですが 無濾過のオリーブオイルもちゃんと温度管理をしてあげれば濾過タイプと同じ状態で食べて頂けるのが 化学的に証明されました。




11月7日にイタリア ジェノヴァ港を出港して 日本に向かっております。今年もこの後 大きな遅延がなければ 12月下旬にはお届け出来る見込みとなって ホットしております。冷蔵のコンテナーで今年も温度を管理して運んでいます。
今回は いつもの山の上のホテルではなくて キャンティエリアの リゾートホテルに宿泊してみましたが 素晴らしいキャンティエリアの景色でした。





毎年年内にお届け出来るか ドキドキしながら継続してきましたが なんとか今年も年内に間に合えば良いなと思っております。

オリーブオイルとパネットーネ、パンドーロも同じコンテナーで運んでおります。

最後の3日間はフィレンツエをぶらぶらしながら 市場の調査をして帰ってきました。

 





2023年11月13日




サフランのミッションが終わってから 翌日電車で北上してウンブリア州のオルヴィエートという町にやってきました。

ここでいつも当社のワインのセレクションを手伝ってくれているエージェントの女性と待ち合わせして 車で30分走り丘の上まで行くと広大な敷地というより村を買い取ったようなワイナリーがありました。

オーナーは病院を経営しているらしく ワイナリーの敷地には 動物がいたり レストランがあったりもうちょっとした村のような雰囲気でした。Castello di Corbara という場所です。以前から 私がとても気に入っている白ワイン(樽熟成)があり 今回タイミングが合ったので訪問しました。

到着したら車でワイナリー全体を見ますか?と聞かれて いつもワイナリーを周ると大変な時間と運動量が必要なので 今回は試飲中心でお願いできますか?と答えたら 快く今度は山の上の彼らが保有する レストランに案内されて ちゃんと試飲のワインが 封が開いてないワインがたっぷり用意されていました。とてもじゃないけど全部飲んだらもう 訳がわからなくなるので 価格帯とある程度を絞り込んで 多分8種類位は味見をした記憶があります。








私が気に入っている白ワインを輸入するには 値段がちょっと高めなので その下のベーシックラインのワインが輸入出来ない限り 上のワインは輸入出来ないのです。最低でも パレットに80ケース(500本)前後は注文しないと 効率が悪くなるからなんですよ。




ポルチーニとトリュフのパスタも頂いたので 早めに切り上げて 再度2時間北上してトスカーナ州 モンタルチーノの町へやってきました。ご存知の方もいると思いますが イタリアで最も代表的な サンジョヴェーゼ葡萄を使ったワイン。ブルネッロ ディ モンタルチーノです。もう何年も探していましたが これまで多分100種類位試飲しても どれも酸っぱい 酸っぱいと言うので エージェントさんもいらいら気味。酸がないと 良いワインになっていかないんですよって。それは分かってますが 酸っぱいと私が飲めないから もっと酸を感じないでまろやかな ワインをとリクエスト。 3月ワインの展示会で1社見つけて これ これこれって エージェントさんに教えて上げたら なるほどと分かったらしく 新しく別の会社のブルネッロも送ってくれて それも間違いなく酸っぱくなかったので これよ これこれとエージェントさんに 教えて上げました。
こちらの探している嗜好とエージェントさんの思っている嗜好のピントを合わせるのが 何よりも難しい事なんです。

今回どちらに決めるかの 最終チェックでしたが 最初のワイナリーはサンプルをただで送って?と言ったら 注文してくれたらサンプル代金や送り代金を差引くというから 私もサンプルは頼む事なく来ませんでした。でも2つめは ブルネッロの2016年と1996年なんてすごいサンプルも送ってくれて 出来ればサンプルを先にお金を使ってくれる会社から買ってあげたい気持ちで 訪問したら

やっぱり最初の会社は 試飲用のワインの中が使用済み 味見すると時間経過で酸っぱい。ケチだなと もう直ぐ帰ろうと思って 2件目に行ったら ここはまた凄い敷地で 絵本のような景色だらけ オーナーもとっても感じが良く ずっと喋り続けていました。全て試飲用のワインも抜栓してくれて ほぼ 私の気持ちはここで決まりと思ってました。




このオーナーがオリーブオイルのエリアに素敵なVILLAを買い取って来年オープンさせるとかで 益々楽しみが増えてきました。来年にはイタリア最高級の サンジョヴェーゼ ブルネッロディ モンタルチーノも輸入したいと思いますが なんともユーロが下がらない(悲)




 
2023年11月11日







ナポリを後にして電車で3時間かけて北上。ウンブリア州テルニという町に到着しました。

以前からご案内してましたが テルニという町は 聖ヴァレンタインの発祥の町なんです。守護神サンヴァレンチヌという司祭さんが自由の恋愛を推し進めて迫害された歴史があるようです。



30年位前に まだ独立したての頃何も考えないで テルニにチョコレート会社があれば 日本できっと本物の愛の証で売れると 宝くじのような夢を抱いて探しまくった結果 ペルージャにBACIというチョコレートしかなく 夢破れて戻ってきた記憶が蘇ります。(笑)

ペルージャでメンズのレザーを製造されていらっしゃる方が 以前からオリーブオイルをお友達に紹介してくれてお礼ができればとお伝えしたら わざわざテルニまで来て下さって レストランで初対面しました。イタリアで それもメンズのレザーだけを作っていらっしゃるのは 本当に大変だろうなあと色々お話を聞かせて貰いました。私も オリジナルで作って下さいとお願いしてみました。色は深い ボルドーか、深いオリーブ、もしくはネイビーの濃い色。私もずっとファッションの仕事もしていたけど いっつもファッションは 誰もが怒っていた。日本のお客さんも サンプル通りじゃないから 始まって イタリアは 日本人は全然ファッションが分かってないとか。でも 食は みんな笑っているから 私にはやっぱり食の方が向いていたんだと思います。

翌朝 テルニから2時間半かけて おんぼろで1車両の電車に乗り アブルッツォ州のラクイラという町に日帰りで来ました。



イタリアでサフランのDOP品質を持つ場所から 既にサフランのパウダーを注文していたから 是非一度は現地の収穫を見たいと思い訪問しました。10年近く前に大地震があった場所で 町はまだまだ修復中の建築物が沢山ありました。



サフランは 朝花が開く前に収穫するので その現場は見れませんでしたが摘み取られた花の分別作業の場所で 雌蕊 雄蕊 花びらを分けていました。雌蕊はサフラン 雄蕊は 染色剤 そして花びらはジャムなどに使われるそうですよ。





サフランはクロッカス属ですが殆どクロッカスの花とは異なり とても小さな花でした。昔ブルガリアのダマスクローズを見学に行った際も こんなに小さなバラなんだと思いました。また朝摘み取るというのも サフランと同じだなあと。

サフランは 雌蕊を 36-36度の熱で乾燥させて行きます。本当に摘み取りからここまで手作業のみ。私は サフランパウダーを輸入しているから そこからは機械で粉砕して 除湿用の紙の包に0.1gずつ入れて 最後アルミの貼ってある容器に3包入れて完成です。








サフランは 同じ土地で毎年作ると 栄養分がどんどん下がっていくから 一度使った土地は数年お休みさせるそうです。かなり土の栄養を吸収するのが分かりました。なので そこのポイントをちゃんと行っている生産者かどうかが とてもポイントだそうです。サフランは 1gを作るのに200本の花が必要だから高価なスパイス。金儲けだけの為に 同じ土地で毎年作る 他国の産地もあるようです。
それは 韓国の朝鮮ニンジンの産地へ行ったときも 同じ話を聞いたことがあるから やっぱり栄養価の高い物は 世界中同じなんだなあと思いました。

地元の方は トニック水にサフランを溶かしたり パスタやリゾット クッキーなどにも使うようです。

古代から重宝されてきたサフランは 長く人間が病気を軽減したり予防として使って来ているので 脳 目 生殖器 女性ホルモンの促進などには 効果があると話をしてました。逆に 妊婦さんには まだ解明されていないから 妊娠時期には使わない方が 良いというのも事実のようでした。




サフランと言う花は 兎に角デリケート 気候条件 土壌条件で 花芽が全くつかなかったり するので 農薬や化学肥料が使われると全く花は咲かないから BIOや有機は 説明する必要が無いそうですよ。勉強になりました。

イラン産 スペイン産 アフガニスタン産などのサフランも香りを嗅がせて貰いました。香り 色(赤から濃い朱色がベスト)で黄色は ダメだそうです。勿論料理に入れると黄色になるので 悪質な業者は 色々な他の成分を混ぜたりして高い値段で売ったりもするようです。イラン産が 世界の95%を占めるそうですが どんなに安くてもイランまで行く元気はないから イタリアのDOPというちゃんとした品質を保証しているサフランを取り扱おうと思いました。


2023年11月07日


シシリー島を後にして(パレルモから Easy jet という航空会社)ナポリに到着しました。


日曜日に移動して いつも日曜日は ホテルに籠り溜まった仕事を片付けます。普通の旅行と違って 結構な時間ホテルにいて仕事をするのでWIFIがあるのは とても大切。イタリアは 今でも回線が弱く ぶちぶちラインが切れてしまいますが ナポリは たくさんのイタリア人が危ないからと反対する駅そばの スターホテルを選びます。でも 外はめちゃくちゃ アフリカか?という位うるさいのですが このホテルは 中に入ると とっても静かなのです。そしてネット設備完璧。また移動も 目の前が駅だし スーパーも目の前だから仕事としてナポリへ行くには 本当に良いホテル。そして 時間が無い時にホテルのレストランで食べても 案外美味しいんです。

夜は 大阪から一緒に同行しているMさんと一緒に ナポリの昔からの名店 CIRO a MERGELLINA店に行きました。まずは 本場のモッツアレーラとナポリに来たら タコのパスタと思い行きました。日曜日でも 夜20:00頃から混み始めて満席になるのは21:00頃。次の日仕事だからなんて考えないのがイタリア人です。



やっぱりモッツアレーラは 中からお汁が溢れる位出てこないと駄目だよなあと そしてタコのパスタや魚介のパスタも 完璧にトロトロソースで お更にソースが残っているなんて事が絶対ないよなあと。


翌日は お昼に どうしても今回行きたかったレストランがありました。以前からガンベロロッソの料理長に教えて貰っていた イケイケマダムが取り仕切る名店 MARENARO。兎に角 スカンピの大きなサイズが たっぷり乗せられた前菜には感動しました。パスタも手長エビのパスタで 日本では高くて食べられないから 安くて美味しいナポリで たっぷり堪能です。ここも 街中にはなく わざわざ行かないと行けない場所なのですが 価値がありますよ。いけいけマダムが取り仕切っていて この人どうなの?と 思っていましたが なんと月曜日のお昼からちゃんとお店に立って 全席のお客さんに挨拶してちゃんと目を配らせていて この人は 凄いなと 思ったので 歩み寄って質問してきました。






何年お店をやっているのですか?と聞いたら 7歳の頃から53年と聞いて びっくりを通り超して感動でした。その年齢で 朝から夜までお店に立って 取り仕切るなんて 凄いどころではありませんでした。料理の飾り方 見せ方 味付けまで 全てチェックが入っているんだろうなあと。自分を 踊り子に見立てて 私にインスタグラムには 絶対タグ付けしてね?と 60歳が言うかなと 時代のテクノロジーまで感じているんだあと 本当に感動したレストランでした。是非 このレストランは ナポリに行ったら毎回通うぞと決めた次第です。月曜日の昼から満席って どういう事?

今回ピザは 名店50KALO で食べてきました。ここは ダミケーレ店と同じ形状で お昼から ここも満席でした。ピザだけで お昼から満席にできるのだって 本当に凄いけど 値段もほぼ全部8.5ユーロ シャンパングラスだってめちゃくちゃ安くて思わず頼んでしまいました。お酒で儲けていないなあと直ぐ分かります。




最終日は 疲れ切ったので ホテルで食べたけど 十分ホテルでも美味しかったです。ナポリは 本当にどこで食べても 余り外れが無いから 私はナポリが イタリアで一番美味しい町だと感じますよ。






テルニに出発する朝 ここも15年以上前からお客さんを連れて通って朝ごはんを食べたモッツアレーラのお店。今回黒いモッツアレーラがあったから お父さんに声かけたら 色々教えてくれたけど やっぱりモッツアレーラは 白で 私は良いと思いました。





ナポリは 人込みだらけ クラクションも煩く 町も本当に汚いけど イタリアで一番美味しい町だと私は言い切ります(笑
2023年10月22日
10月12日より日本を発ち ミラノへ到着して3泊 体調を整える準備をしました。

ミラノは 寝泊りができる事務所も10年位 以前確保していたので 移動や土地勘もかなりあり 今回は街中ではなくて リナーテ空港の近くに宿泊して毎日 地下鉄で町まで移動してました。

特に目的もなく 食材店などをぶらぶら周って 面倒だからと観光客の多いレストランでランチを食べたら これがまた 本当に美味しくなくて ブッラータは酸っぱいし ニョッコフリットは 全然本物と違っていてビスケットか? もう諦めてダッテリーノのトマトパスタを頼んだら今度は これも酸っぱくて 日本で食べるより美味しくないダッテリーノをミラノで食べてしまいました。やっぱり 近くて便利ではなくて わざわざ 遠くに食べに行くがイタリアでは 正解なのです。

ミラノ3泊してシシリー島のパレルモに到着。今回の一番の目的の1つシシリー島の南西を ぶらぶらするでした。翌日は モンデッロという町の 海にレストランを浮かべて作ったレストラン。ここは 非日常の極みという位素敵な場所で 海も地中海ブルーに囲まれています。Alle Terrazze という場所も 電車とバスを乗り継いで ランチへ行きほぼ 一日終わりという 非効率ですが それ以上に 感動があるから やはりイタリアでは 1日沢山色々周ろうではなくて 1日1つが 大原則です。









レンタカーを借りて 今回招待された BLUE SEA LANDという シシリー島と地中海の国の漁業組合エキスポに行くのが目的でした。 まず当社のアンチョビーを手配してくれる会社の社長さんとアンチョビーの工場を見学させてもらい 夜も遅くまで奥さんと一緒に シャッカという小さな港町で 夕食を食べて沢山お話をしました。


翌日は シャッカから 映画の町 パラッツオアドリアーノというニューシネマパラダイスの町と ゴッドファーザーの故郷 コルレオーネ村に行き 記念館も見学 マフィアの歴史を沢山教えて貰いました。










20日の金曜日は Mazara del vallo というエキスポの展示会場まで行き アンチョビーの社長さんがイベントの理事だったので ちょっとだけイタリアの皆さんの前でお話もさせて貰いました。Mazara del vallo という町は イタリアのガンベロロッソという赤海老の水揚げ港で とっても甘くて味が濃い海老で有名な町です。

あとお塩で有名なトラーパニや マルサーラ酒で有名なマルサーラ

そしてパレルモに変える途中の道には 日本でも有名なワイン ドンナフガータの工場とお店にも寄ってきました。

パレルモから シャッカまでは 車で1時間半 そこからは どこに行くのも 1時間以内なので 車さえあれば 本当に色々楽しめますよ。



2023年10月06日


今回 2年ぶりに バルサミコを輸入を決めました。オリーブオイルのコンテナーと一緒に 運びますが 12月は オリーブオイルの発送がめちゃくちゃ忙しいので 発送は 1月からとしたいと思います。


バルサミコは 賞味期限が長いから 2年に一度だけの輸入としています。でも ホワイトバルサミコは直ぐ完売して 今度はいつですか?と声が沢山集まってきました。

当社は 一円でも安く販売する為に 在庫を倉庫に寝かせないで直ぐに回転するようにして 価格を抑えています。なのでずっと在庫を抱えてとなると 当然管理費用などがかかり 価格に乗せなくてはいけないので 予約を頂き 到着して そのままお届け これが何よりも 商品を安く提供できるシステムなのです。

当社のバルサミコは Acetaia Reale と 言いますが Acetaia Leonardi と 全く同じ会社ですよ。裏のイタリアの住所を見て頂ければわかると思います。多分 恐らく中身も 私は同じ物だと 推測しておりますよ。

Acetaia Leonardiは イータリーや DEAN &DELUCAなどにも 販売されていますよ。

もし今後在庫がなくなったら そちらも味は同じだと思います。イタリアのメーカーのショールームに 2つのブランドがありますから。足を運ぶと 色々な事が見えてくるんです。

簡単にバルサミコを説明すると

エミリア地区 モデナ レッジョ地区でとれる ランブルスコ葡萄(黒)と トレッビアーノ葡萄(白)を混ぜて 熟成させていきます。色々な樽に移し替えて 最後はとても小さな樽で 完成です。


ちゃんと酸化度も5%以上なくてはいけないし 熟成年数が増えて行くと どんどん葡萄の甘味が強くなっていきますが それも50年まで100年のバルサミコとなると 全く甘くなく酸っぱい御酢なんですよ。 不思議です。

バルサミコは メディチ家にも遡り 薬としても 用いられてきました。特に血圧を下げる効果があるとして 今でも 古いバルサミコに炭酸水を入れて飲んだりもしてますよ。

私は ホワイトバルサミコに炭酸割が 夏特に美味しく感じます。

ホワイトバルサミコは 生のお魚や牡蠣 ホタテ エビなどに美味しく サラダなどもこれがあれば十分と言うくらい味を引き出してくれます。

イタリアのお肉やハンバーグなどについてくるソース バルサミコソースは 生クリームに少し 野菜やポルチーニだしを入れてから 10年を入れてチョコレート色にすると 本当に美味しいバルサミコソースとなりますよ。

チーズのパスタなどで ちょっとヘビーだなあと 思う方などは 黒バルサミコを入れると酸の効果で 胃もたれが軽減されたりまもしますよ。バルサミコの葡萄は ランブルスコ品種なので 当然ワインのランブルスコとも相性が抜群です。

是非 お試し下さいませ。

予約は 10月22日から10月31日まで お届けは2024年1月上旬。 この期間ケース単位だけの予約が 一番最安値となります。勿論少量販売も 1月から行います。 ケース単位は 全ての種類 6本単位

輸入アイテムは
100ml ホワイトバルサミコ
250ml ホワイトバルサミコ
250ml 10年バルサミコ

3種類となります。次回の輸入は 凡そ2年後となりますので お早めにご検討下さいませ。





2023年09月16日






今日は サフランについてお話をしてみたいと思います。

イタリア産のパウダーのサフランは 現在ミラノから日本へ向かっております。今回郵便で発送をしたので来週には 届くのではないかと思います。今回はお試しで150セットだけとなります。この商品は コストを抑える為に 発送も郵便で 事務所からお送りしたいと思いますが 不在の際は お送り出来ませんので ご了承下さいませ。



西洋の医療が進む以前は ヨーロッパでもアジアでも 薬などは存在しなく食べ物や オイルなどで病気を予防したり軽減してきました。病気は人間の歴史上最初からあるので 色々な病気に効果がある物や 予防できる物を昔の人間は探してきたのだと思います。

サフランもその1つ。元々の原産は イラン、やはりハーブなどを使って病気を対処してきたエリアでもあります。今日 ヨーロッパでは スペインが産地ですが勿論イタリアにも産地があります。サフランはクロッカスの雌蕊を摘み取り乾燥させて使います。当社のは イタリアのアブルッツォ州 アクイラという町のサフランです。クロッカスの苗を夏に植えて 10月下旬から11月に収穫。サフランは秋咲のクロッカス種。





1gのサフランを作るのに 160のクロッカスが必要となるので いかに貴重な物かが分かります。昔から高価な薬として使われてきたから 昔は模造品も多かったようです。特に パウダータイプは ターメリックなどを混ぜて販売された歴史もあるようです。それだけ 高級なそして貴重なハーブがサフランなのです。当社は パウダータイプを輸入します。ご家庭で使うのには とても簡単で便利だからです。



特に婦人科系の病気などには 昔から使われているようです。ただし 妊娠時期から授乳時期の女性にはまだ影響が見えないので 摂取しない方が良いという記述があります。サフランが 女性ホルモン エストロゲンの分泌を促すという記述も あちこちで見受けられます。更年期などの病気には なんらかの症状の軽減が 古代から認められているようです。

本当に美味しいサフランは やはり香 味が とても強いです。美味しく食べて頂きながら 病気の予防や軽減になるのが 本当の意味での薬食同源だと思います。

10月下旬にイタリアの産地へ赴き 長年サフランを作っている方達からも色々なお話を聞いて どんな風に食べて どんな時に使うと病気などの症状が軽減されるのか などもまたレポートしていきたいと思います。
2023年08月26日


本当に一年あっという間に また今年も秋の搾り立てオリーブオイルのご予約となります。無濾過と濾過(無濾過はご予約分のみ)

もうかれこれ 30年位続けております。1種類のトスカーナ産のオリーブオイルだけ 良くもこれだけ続いて来れたなと 感慨深いです。

沢山のお客様が 本当に長年リピートして下さって 更に沢山のお友達や知人の方をご紹介してくれてここまで来れた気がします。

韓国でも 毎年4万本近く 輸入してくれて 沢山のお客様がやはり喜んでくれているようです。

日本だけではなく 今後もアジアの近隣諸国にこのオリーブオイルを普及していこうと9月はシンガポールの食品展示会を視察予定です。


今年は スペインを始めとしてヨーロッパの干ばつの影響で 葡萄やオリーブオイルは 間違いなく収穫が減る見込みです。更にユーロも相変わらず160円前後の高止まりとなっています。2年前から比べるともう20%ユーロが高くなっているのは 商品仕入れ価格も20%上がるという意味なのです。


兎に角 1円でも安く提供する為に 現地コンテナーの手配から 日本での諸手続きに至るまでずっと 人任せにしないで全部自分で コストがかからないようにしてきました。コンテナーも40フィートの一番大きなタイプ そして冷蔵便

ご予約を頂くと言うのは 当社の倉庫に商品を寝かせないで そのまま出荷できるので一番安く出来るんです。当社の倉庫に寝かせた所からコストがかかり 価格も当然変わってきますよ。


9月3日から17日までにご予約頂いて 諸条件が合えば(支配期日や配送日の指定なし) 沖縄 離島を含めて送料は 日本全国0と これも長年続けてきたので 今年も頑張って 送料0とします。 

9月18日からは 送料が 発生して有料

10月からは 収穫量によっては 値上げを致しますが ご予約期間中のお客様の価格が変更となる事はありません。


是非今年も 2023年秋搾り立て イタリアトスカーナ産のBezzecca オリーブオイルを 12月から1月には お楽しみ頂けると思います。


長年のご利用本当に有難うございます。

少量販売も 12月末から1月上旬には 致します。


2023年08月16日

南イタリア 特にナポリとシシリー島へ行くと 南のイタリア人のソウルフードが 道のあちこちで販売されています。ARANCINI アランチーニ






ナポリタイプは 形が丸く トマトソースがベースとなって 中にチーズや お肉 などが入っている事が多いです。



また

シシリー島へ行くと形が 三角形タイプとなり ご飯がサフランライスで お肉やチーズが入っていますよ。



パスタの方が日本では 有名ですが お米の揚げおにぎりも 南イタリアのソウルフードなのです。


是非 訪問された際には 一度食べてみて下さい。
2023年08月11日






イタリアへ34年通っていると 本当に食材の味の違いを感じます。

特に野菜 果物などは イタリアの方が味が濃厚で 甘味が強いです。果物は日本もかなり甘いのですが それをワインに使うとこれまた 美味しいのが出来ないのは やはり甘くするだけの技術が日本は高いのだと思います。

ファッションの仕事をしていた時に いつもトレンドは直ぐ中国にコピーされて安く販売される問題がありました。だから写真はイタリアで撮影させてくれないなど 今のような状況ではありませんでしたが 今度食品となると いくら真似しようとしても 土壌 ミネラルなどが異なる為に 全く味のコピーは出来ないのです。それは 日本でも然り。 イタリアと同じ名前の材料を使って 1つの料理を作っても 全然同じ味にはできないから 私には 余りレシピというのは 意味と価値がありません。大体の目安程度で考えた方が良いといつも思います。

レシピ を追求しても余り喜ばれる事はなく そこに味を描く創造力が必要となってきます。

かと言って ではイタリアの味をそのまま 日本で出来たとしても それが日本の一般の方に美味しいと言って貰える事も少ないのです。日本の沢山の方が 美味しいと言って頂ける美味しいを探すのは これまた難しいのです。

私自身 日本では野菜が美味しいと(特に関東)思ったことはあまりなく でもイタリアや韓国へ行くと 新鮮で甘くておいしいなあとつくづく感じます。 トマトに至っては イタリアへ行くまで口にしたことさえない位 嫌いな野菜でした。でも ダッテリーノを知ってからは これなら食べれると 今でも日本のトマトは食べられないのです。

だから 野菜だし が 私には何より大切なのです。

また今回 6種類のパスタソースがイタリアから届きました。

3種類は ソレント地方から 



ソレントは南イタリア 野菜が甘くて 味が濃くて美味しいのです。だから 玉ねぎをたっぷり使ったパスタソース、ズッキーニを89%も使ったパスタソースを 取り寄せました。残りは 魚介のトマトソースです。魚介も だしを取るのが大変なのと 日本は魚が美味しいので味にうるさくなります。だから これも魚介だしを イタリアで作って貰ったのです。

3種類は 北のピエモンテから



ピエモンテは 北イタリアのフランス寄りの州です。チーズ トリュフ ワインなどが有名で 細い卵麺のタヤリンというのも有名なんですよ。

今回ここからは チーズのパスタソース、あとはフォンデュのソース、ポルチーニとトマトという3種類を取り寄せてみました。

まだまだ輸入するには至りませんが 来年4月の パルマで開催される イタリア最大の展示会をゴールにして どれをパスタソースとして輸入するかを決めたいと考えています。


そこまでには 野菜だし 魚介だし ポルチーニだし チキンだしを 輸入したいと思っておりますので 今暫くお待ち下さいませ。


2023年08月02日



イタリアでも 最も高価なスパイスと言えばやはりサフランです。イタリアのスーパーに行っても 0.1gx3袋で 7-10ユーロ前後しています。何故そんなに高価なのかと 調べていくと昔から薬用の効果があると書いてあります。

勿論クロッカスの雌蕊を乾燥させて瓶に入っているタイプが 沢山の方の目に留まっているかもしれませんが イタリアには粉末もあるのです。乾燥させて細かく粉砕して紙に包んで使いやすく販売されています。雌蕊から色を出すには 水やオイルにつけて長い時間が必要となるので 毎日の生活には やはりパウダーなんだなといつも思っていました。

調べて行くと特に 婦人科の薬として昔から 使われていて中国の漢方でも認められているようです。

原産は イランやインド産です 今は安いサフランは 殆どその周辺からやってくるようです。サフランの品質も 低いと黄色 高品質になると赤い色というのが 一応の目安のようです。


本当に食べてみると 香り 色 味が 日本の市販の物とは全く異なります。

商品自体が高価で軽くて小さいので 今回はボローニャの知人に頼んで 高速郵便EMSで送って貰うようにお願いして 日本に到着したら 厚生省の認可と税関の申告を行います。兎に角 軽くて高価なので 飛行機や船で運ぶとこれまたコスト高となって とても販売できる価格には ならないので 今回は極力 輸送コストを抑えたいと思っています。関税は0 消費税だけ8%

あとは郵便で日本国内は発送できるから 送料ものんびり事務所から 郵送で送ろうかと考えております。
これで売れないようだったら もう手を出しません(笑)

でも本当に 日本のサフランとは訳が違うのです。


スペインでは パエリアに フランスだとブイヤベース イタリアは リゾットミラネーゼや魚介パスタなどにも良く使われています。
使い方は 追々ご案内するとして 9月には 販売したいなと思っています。

赤のパスタは ダッテリーノトマト 緑のパスタは フレッシュジェノヴェーゼ 白のパスタは チーズや生クリーム そして黄色のパスタは やっぱりサフランなんです。
 






2023年07月17日







来月には 年末のイタリアのクリスマスケーキ パネットーネ&パンドーロの予約をスタートします。
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もう長年輸入していますが 本当に美味しい焼き菓子です。昨年9月に製造されたパネットーネ 10カ月後の7月に食べても カビも発生せず、パサパサもなく 香りも味も 全く変わらない美味しさです。
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これが本物のお菓子だなと つくづく感じます。
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日本ではパネットーネ菌なんて言うけど そんなの存在するのだろうか? ロイゾンを訪問した際に 聞いたら毎朝 新鮮な自然の酵母と教えてくれた。確か葡萄の酵母だったと記憶している。
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生地を捏ねてから72時間かけて1つの焼き菓子を作るなんて 日本ではあるだろうか? ゆっくりゆっくり発酵させ ゆっくりゆっくり焼き上げ 冷却するなんて 経済の効率とは 全くの反比例。
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私は 小さいサイズは選ばず 1000gと750gの3種類だけ。小さい500gと価格が然程変わらないからです。なんでも大きなサイズが美味しいのも1000gを選ぶ理由です。
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8月後半に予約をスタート致します。8月19日から27日まで(お届けは 12月下旬から1月)
https://youtu.be/DR9cYkUd7UY
(設定から日本語を選択すると 日本語の説明が表示されます)

https://www.youtube.com/watch?v=u0dFUt-Gzy0 




2023年07月14日







蜂蜜の分析表がイタリアから届きました。完璧に天然蜂蜜の条件はクリアーでした。
73.5%(ブドウ糖と果糖) ショ糖は1.63% 水分量は
17.7%
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日本では 天然蜂蜜と呼ぶには 条件があり 水分量が20%以下 ショ糖が5%以下 ブドウ糖と果糖を足したのが60%以上しか 天然蜂蜜と申告出来ないのです。それだけ 天然ではない蜂蜜が 沢山日本には存在するのです。 そして天然ではない蜂蜜は 税率が22.7%もしくは 11.36円・1kgと 天然蜂蜜の6.4%と比べるとかなり高い。つまり 日本の政府が握っている砂糖に手を出そうとすると 多分高いんだと思う。
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2021年に調べた時は天然蜂蜜の関税は12.8%だったから2年で半分に下がっている。つまりあと2年もすれば 多分関税は0になると思う。
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蜂蜜を本腰入れて輸入販売しようとは思わないけど 沢山のリクエストの声があり 今の日本の蜂蜜の価格と イタリアの価格の差がめちゃくちゃあるから 一度年末から来年にかけて トライしてみようと思います。イタリアで買えば250gでも 5ユーロ(750円)位 日本の蜂蜜は 毎日食べるには めちゃくちゃ高くなってますよね。
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トスカーナの蜂蜜は 濃厚で あの白くクリスタル状になったジャリジャリ部分が 美味しいです。
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蜂の中でもミツバチだけが密を集めるのは 本当に不思議で 働きバチの一生は30日 生涯でティ―スプーン1杯しか集められない。一方女王バチは 2年も生きて何千 何万の産卵をするようです。
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砂糖と比べて蜂蜜は カロリーで約17% 糖質で19%前後少ないから砂糖よりは健康的のようです。精製された物より やはり自然の方が体には 悪くないんでしょうね?






2023年07月12日






レモンのクリームパスタを バージョンアップした実験です。
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夏になるとさっぱり食べれるレモンクリームパスタ。昔大阪難波のイタリアレストランで 実験して出したら 具が何もないって怒られて笑った。
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どんなに感動して美味しいパスタを食べても3日続けて食べたらもう普通になってしまうから 美味しいは永遠に進化していかないと お客さんは増え続けていかない。
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という事で 今年もレモンクリームパスタをレベルアップしてみました。
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レモンクリームで一番のポイントは 野菜だしを使うです。レモンの品質は もうイタリアと比べて日本にあるアメリカ産のレモンや国産レモンでは 太刀打ち出来ないからどこまで近づけられるか?
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いつもは レモン果汁 レモンピール 野菜だし 生クリーム オリーブオイル 黒コショウだけど
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昨日は オリーブオイルをシシリー島のレモンオイルに変えて さらにレモン3個分のピールを まず茹でて ブレンダーにレモンオリーブオイルとお水で 液状にしました。
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リゾットの場合は パルミジャーノを入れるけど パスタだから入れなくても良いと思います。
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生クリームに 野菜だしをしっかり溶かしてそこに ブレンダーにかけたレモンを投入、少しずつ弱火で煮込み 水分を飛ばす。
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パスタを入れたら ゆで汁をおたま2杯いれ 更にレモンオリーブオイルを入れて乳化させ 水分を飛ばして麺の硬さがちょうどよくなったら完成。
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かなり生クリームが黄色になって 味もさらに濃厚に出来たけど やっぱり色が生クリームに入れると黄色が弱くなるから 次回は生クリームを最後にして 極力使わないようにしてもっと黄色が出来るように実験します。

夏は レモンが入ってさっぱり食べれますよ。具材は 先にソテーして 最後に合わせればOK. 緑が入るともっと彩りが良くなりますね?






2023年07月07日





良く料理番組などでパスタのアルデンテという言葉を聞くことがあると思います。それは 少し硬めに茹で上げて仕上げ歯ごたえを残すのがアルデンテとなる訳ですが イタリアへ行き イタリアのレストランへ 普通に行けば パスタ麺は自家製を除けば市販のパスタ麺を使っています。

市販のパスタ麺は やはり直ぐ伸びやすいから早めに仕上げないと伸びたりするので 乳化させるのも時間との勝負。伝統製法のパスタ麺(長時間低温で乾燥させた麺)は全く作り方が異なります。長時間をかけているので 茹で時間も10分以上。また普段市販のパスタしか使った事がない方が 伝統製法を使ってアルデンテに仕上げようものなら 芯がしっかり残って硬いままとなります。伝統製法のパスタは市販のパスタと異なり 簡単には伸びないからなんです。

なので 乳化に時間を取らない場合は 15分前後茹でないと芯が取れないのです。もちろんオリーブオイルとゆで汁で乳化させていく場合は10分前後茹で その後フライパンでゆで汁とオリーブオイルで煮込みながら仕上げていきます。10分茹でて 5分以上煮込み仕上げていきます。

また昔ながらの製法でロング麺は 長いまま乾燥させていくので アーチ形になっていますね? 勿論アーチの部分をはさみでカットしても良いのですが 山のように綺麗に飾ろうとするなら 長いまま茹でるのが良いのです。



フライパンで綺麗に乳化させた後は スープ用のレードルやお玉を使って パスタを二股ナイフや 二股トング(こっちの方が慣れてないと難しいです)を使って 麺を巻き切り(80g前後が綺麗にできます)レードルやお玉の中にいれて回しながら お皿に飾ると綺麗にお山の形に飾れますよ。市販のパスタ麺は コシがないので 直ぐ平面になるのが良く分かります。







最近イタリアでは 山の形ではなくて横に寝かせて飾るのが 流行っていると思います。



是非 お家で 綺麗に飾ってみてはどうでしょうか?

2023年06月30日





赤のパスタは ダッテリーノトマトで 緑のパスタは フレッシュジェノヴェーゼで 簡単にイタリアと同じ味ができたら 残るはイタリア国旗色 白のパスタ。


生クリームを入れると 具材をどうしても入れなくてはいけないので やはり白のパスタは チーズのパスタ。



イタリアでチーズと言えば パルミジャーノですが もう1つペコリーノ(羊)もあります。ペコリーノロマーノは そのまま食べてしまうとめちゃくちゃしょっぱいのです。また トスカーナやサルジニアのペコリーノだと 食べるにはちょうど良い塩加減だけど パスタにすると塩が弱くなります。

先週 2回実験してみました。トスカーナのペコリーノスタジオナート40gの場合と ペコリーノロマーノ40gでやりました。
いずれもチーズ削り器で細かく削って準備。

生クリーム 乳脂肪が高い物100ml パスタ麺(タリアテッレやスパゲッテイ)80g
チーズ40g(30gは 生クリームに入れて 残り10gは 最後にパスタにかけます)
胡椒 オリーブオイル 10年バルサミコ


パルミジャーノソースも生クリームに30gの粉末パルミジャーノを入れるとソースになります。


まず生クリームに30gのチーズを入れて かなり弱い火でチーズを溶かします。火が強いと生クリームが分離するので要注意。チーズを入れて加熱する前に オリーブオイルを1-2周 入れます。分離をさせないように。
胡椒をお好みで入れます。

パスタを茹でる時に今回は 塩を入れないで麺を茹でました。チーズに含まれる塩加減が分からないからです。

生クリームがチーズでトロトロしていると 良い状態。流れる感じだとチーズを足してみて下さい。

今回タリアテッレ10分茹で上げて フライパンに入っているチーズソースに入れます。

ここでゆで汁もおたま2杯入れて さらにオリーブオイルを加えて弱火から中火で水分が飛ぶまで煮込みあげ 麺の硬さがちょうど良くなったら完成ですよ

チーズは お腹に重たいからと思われる方は 最後に大匙1杯黒のバルサミコ(前後 お好み)を入れて下さい。チーズとバルサミコは相性が良いので 味も濃厚になり さっぱりにも仕上げてくれますよ。私は10年を使いました。


是非 7月 イタリア国旗色(トリコロール)のパスタを テーブルに準備してみては 如何でしょうか? 合わせるワインは スパークリングワインでしょうか?







色々なチーズをミックスでやっても面白いかと思います。ゴルゴンゾーラ パルミジャーノは ミックスにしても問題ないと思います。


 
2023年06月24日








私の輸入商品の中で 一番気を遣う商品が このフレッシュジェノヴェーゼです。兎に角 ジェノヴェーゼは バジルが主原料。バジルは空気と触れると直ぐ黒くなっていきます。勿論添加物が入ると深緑となり 味も香りも 市販のジェノヴェーゼは 私には美味しくないのです。

バジルの産地はイタリアのジェノヴァ。ここで食べるエメラルドグリーンのジェノヴェーゼは 完全無添加で一番美味しいのです。そして5月と6月のバジルが何よりも美味しいと昔イタリアで教えて貰いました。7月8月となるとバジルの色が濃くなり 少し苦味が出やすくなります。

21日にイタリアのマルペンサ空港を出発して 22日午後成田空港到着。この日は厚生省の届を3時間待たされてOKを貰い 翌朝 今度は税関で処理を済ませました。 兎に角 添加物が入ってないというのは 賞味期限が短い。今回は7月12日と 無添加商品の難しい所。

イタリアの工場を出て 飛行機 成田空港施設も全て冷蔵保管。そして昨日は 成田で冷蔵設備のついたハイエースをレンタカーして私自身で商品を 成田空港から 東京都内のヤマト運輸さんまで 運び終わりました。

ヤマトさんに直接渡して 後は破損が無い事を祈るばかりです。

早速1ケース自宅へ持ち帰り 先ずそのままパンにたっぷり使って 食べたら やっぱりこれこれと思いました。製造仕立ての色より少し色が濃くなった物の 市販と比べれば全然色が綺麗。

そのあとパスタを茹で上げパスタをボウルに移し たっぷりジェノヴェーゼを入れて食べました。少しパスタに合えると水分で薄く感じるので ソースを増やすか、パルミジャーノを加えるのが私は好きです。目安は80gパスタに30gとイタリアの説明書には書いてますが もっとたっぷり付けた方が 濃厚で私は好きなのです。普段日本の市販の深緑のジェノヴェーゼは 絶対食べないから この時だけはたっぷり使って食べています。

食べない分は 直ぐ冷凍庫保管。また開封して食べ残しは 表面にオリーブオイルを入れて冷蔵庫保管 3日以内に食べきって下さい。


本当は添加物入れて 1年中販売できるのも良いのですが イタリアの最高品質のこの時期だけ 限定に入れるのも季節感があって良いのかと思っております。


また来年楽しみにしていて下さいませ








2023年06月16日




今回もオリーブの木で作られたキッチン雑貨を少しだけ輸入しました。6月18日日曜日から販売予定です。

日本のお店などでも沢山見つけて勉強して来ましたが やはりイタリアのオリーブの木の雑貨は 重厚感があり長く使える物を選ぼうと 前回は薄いタイプなども輸入しましたが やはり長く使える物をカッティングボードは オリジナルで作ってみました。
いずれも 在庫数は 少ないので 無くなり次第完売となります。

1 正方形のカッティングボード 本当は 下の1か所にロゴを入れて貰う予定でしたが綺麗に出来なかったので今回は諦めました。
 厚さは イタリアは3cmですが 2cmにして貰って そこまで重たくないけど重厚感を損なわないサイズに変えて貰いました。 
 これ1つあれば まな板としてもOK パンやチーズなどのおつまみを置くプレートとしても使えますよ。
 余り日本ではこの形を見た事が無かったので 作ってみました。
 30cmx30cm 厚み2cm




2 食品を入れる雑貨バスケット
 イタリアでは バゲットやフルーツを入れたりするバスケットで使うと言ってましたが 色々な用途でご利用頂けると思います。
 女性の方でも簡単に持ち運びできる重量です。 36cmx27cm 高さが14cm
 ラウンドになっている形が気に入って 輸入してみました。





3 スプーンやヘラなどを置く多目的 舟形プレート
  底辺 29cm 上辺 31cm 高さは5-7cm




 
4 オリーブやおつまみを入れるボウル 中(直径12cm 高さ5cm)と 小サイズ(直径8cm 高さ4cm)






5番と6番は 次回の輸入のサンプル商品 これは 販売ではなくて次回ご要望があれば輸入予定です。

5 パンのカッティングボード
  35cmx26cm 厚さ3cm 2重の構造となっています。

  



6 お塩 胡椒 スパイス お砂糖などを入れる容器です。
底辺34cm 高さ15cm 奥行 10cm 



2023年06月09日










5月15日に配送センターへ到着して 5月26日に最初の試飲をしてみたら とても味がぶれていて まだまだ飲み頃としては早すぎましたが 先週から 2回目の味見をしたらかなり イタリアの出荷時の味に戻っておりましたので 6月9日金曜日から 予定通り発送をスタートします。

ご自宅に到着しましたら1週間位冷蔵庫で休ませてから飲んで見て下さいませ。夏の暑い日には 本当にゴクゴク飲めるランブルスコです。

ランブルスコ葡萄は イタリアエミリア州でしか作られない葡萄で バルサミコを作る原材料でもあります。(バルサミコは ランブルスコと白葡萄のトレッビアーノで作ります)少し甘口ですが 酸が含まれているので さっぱり飲んで頂けます。

CECI社のランブルスコは もう15年以上前にカルピのレストランで飲んでずっとこれしかないと思ってました。

味が濃厚である事(安いランブルスコは 味が薄くて酸っぱい)香りがある事 ほんのり甘味を感じる事

今回当社で輸入した2つのカテゴリー

Terreverdiane semi-secco 一番ベーシックラインのランブルスコ
Terreverdiane Amabile 甘口のランブルスコ お酒が苦手な方には ピッタリ
Malvasia Brut これは マルバジアという白葡萄で作った辛口スパークリング 桃や青りんごの香がほんのりしますよ。




ワンランク上のランブルスコ
Otello Oro ベーシックラインより濃厚で 雑味がなく 炭酸がベーシックラインより若干弱いです。
Otello Et Nera  Oroと比べて 少し辛口となります。
Otello Rose Extra-dry ピノネーロ100%使った 辛口スパークリングです。




是非この機会に イタリアの赤の発泡酒 ランブルスコを飲んで見ては如何でしょうか? またランブルスコを熟成させて自家製バルサミコも? イタリアのモデナ地方に行くとそれぞれの小さな木樽があって 自家製バルサミコを作ったりもしていますよ。



2023年05月27日


少しずつ気温も上がって来て 白ワインやスパークリングワインの美味しい季節となってきました。

良い状態でお客様に飲んで頂く事が何より大切だと考えますので ワインの冷蔵便は 現時点では使いません。ただお客様のご希望でどうしても有料でも構わないと仰る場合は 別です。夜の気温が25度以上を超えて来るとワインは 御酢に向かいます。日本全国の気温をチェックしながら 必要な際には クール便は当社負担で行います。


5月15日に配送センターに運ばれた 4社のワインとスパークリング まず味がぶれている状態で全て試飲をしてみました。
味がぶれているというのは 船で1か月運ぶと振動などの影響で 味が出荷時と異なります。これは1か月前後寝かせて置くと出荷時の味に戻っていきます。特に若いワインなどに多い現象です。
 
サルジニア島の 赤ワイン 白ワイン ロゼワイン 全く問題ありませんでした。香りは 余りありませんがかなり味が深いワインです。これまでに輸入したイタリアのワインとはちょっと趣が異なりますよ。かなり気に入りました。




Chapeau Brut & Rose(extra-dry) こちらは以前も輸入しましたが 白のブルットは辛口 ロゼはモンテプルチャーノで香りがあり飲み易い感じです。泡の圧も強いので さっぱり飲んで頂けます。 こちらも状態は良い感じです。




アマローネのBIXIO PODERI社
PROCHIC デイリースパークリング 6月10日以後が飲み頃


CORVINA 赤ワイン アマローネの主原料で作った赤ワイン こちらも6月10日以後が飲み頃


RIPASSO アマローネと同じ葡萄を使い アマローネの搾りかすを利用した こちらも6月10日以後飲み頃


AMARONE こちらは 前回と同じ再入荷  良い状態だと思います。




ランブルスコ CECI
Terreverdiane semi-secco & Amabile 昨日試飲しましたが まだ味がぶれているので 6月20日以後


Terreverdiane Malvasia 6月10日以後飲み頃



Otello oro &Et Nero    昨日試飲しましたがまだ味がぶれているので 6月20日以後飲み頃
Otello rose extra dry こちらは6月10日以後が飲み頃となります。





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