イタリア・トスカーナ産オリーブオイル 最高級のエキストラバージンオイル

イタリアトスカーナより最上級のオリーブオイルをお届けします。 サラサラして軽く、フルーティなオリーブオイルの風味をお楽しみください。これまでのオリーブオイルの印象が変わると思います。また健康にもおすすめです。全てイタリアから直輸入して販売をしております。

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2024年09月13日







今年も10月10日前後から オリーブの収穫がスタートする予定です。

もう25年近く イタリアトスカーナまで オリーブオイルの出来具合を見に訪問します。今年も10月26日土曜日に 韓国チームと一緒に工場を訪問致します



昨年は ヨーロッパ中で 猛暑と干ばつにより 収穫がトスカーナでも 半減しました。オリーブが 豊作になるには 春先の花芽が付いた時に 風や大雨が無い事 5月から6月、そして今度は9月 ここで長雨や低温などが出てしまうと オリーブに卵を産み付けるハエが発生して オリーブの実に穴が開き直ぐ真っ黒にオリーブが変化して どんどん木から落ちていくのです。

なので今月の様子で 10月の収穫が大体確定して行くんですよ。

オリーブオイルは 搾られて直ぐは 本当に蛍光色なのです。これが瓶詰されると 普通の緑色と変化するのが とても不思議です。



搾られたばかりのオリーブオイルには 小さなオリーブの実などが含まれて濁っております。これが無濾過タイプとなり ピリッと辛味があり 香も強いのが特徴です。 当社のオリーブオイルは10月直ぐの物なので 殆どが緑色のオリーブから作られます。緑が多いと言う事は ポリフェノールがたっぷりで オリーブの実に含まれるオイルの10%しか 搾油できないのです。これが 11月後半となり オリーブの実が黒に熟すと オリーブオイルの色も黄色よりとなり 20%オイルが搾油できるんですよ。



なので10月に緑のオリーブで搾ったオイルが いかに貴重か 分って頂けると思います。

濾過タイプは 搾油して一度フィルターをかけると 透明に透き通った緑色のオリーブオイルとなります。味的には 無濾過よりもマイルドとなりますので 余り強い味がお好みでない場合は 濾過タイプが良いかと思います。



無濾過と濾過を お皿にだしても それだけでは 殆ど分かりませんが 瓶を光に翳して頂くと 曇っているのが無濾過 透き通っているのが濾過タイプとなります。ホームページの写真は 無濾過と濾過が はっきり分かりやすいように 抽出時の写真となっておりますが お手元に届く時に色は ほぼ同じ色合いとなります。



毎年酸化度は0.18前後です。ほぼ オリーブの果実を絞ったジュースに近い感じで べとべと感は 全くありません。

また2年前の無濾過のオリーブオイルを1年間当社のワインセラーで保管して 昨年イタリアへ運びイタリアの検査機関で 酸化度を検査しても0.2だったので 温度管理と光を避けて管理すれば 無濾過でも 良い状態が保てることも 実験出来ました。

今年も青りんごやハーブの香がして 本当に食べて美味しいと思える イタリアトスカーナ産のオリーブオイルを 日本全国のお客様へお届け致します。
間違いなく 感動の美味しいと分かる味です。色々オリーブオイルを買ったけど どれも 今一つと悩まれるお客様は きっと最後のオリーブオイルになれると信じております。

お届け予定は 2025年1月を予定でしております。

ケース単位のご予約は 9月15日(日曜日の朝9:00)から29日(日曜日)までとなります。
この期間のご予約なら 諸条件ありですが日本全国送料が 沖縄 離島を含めて無料となります。
その後は送料が発生しますよ。価格も 若干上がる可能性があります。

送料無料は 
9月15日(日曜日の朝9:00)から29日(日曜日)までのご予約

お届け日時指定なし、また、運送会社の指定なし です。
お届けの日時指定をご希望の場合は 送料は有料となります。

2024年08月31日






8月18日から10日間 初めてオーストラリアのシドニーへ訪問しました。



当社のベゼッカオリーブオイルに 現地在住の方が関心を持ってくれたので 南半球へ降り立ちました。

気温が22度前後と 冬とは言え とても過ごし易く 日本の酷暑から逃げ出せました。人口2600万人 そのうち現地人は40% 移民が60%で人口を保っているオーストラリアだそうです。

留学生やワーキングホリデーをオープンにして 人手を獲得しているようです。のんびりとした生活のリズムでしたが 物価の高さは物凄く目を見張る物がありました。日本で言うコンビニ弁当が2000-3000円 レストランで食べるとやはり最低5000-10000円は 必須。空港から町まで20分の距離なのにタクシーは1万円。 そしてレストランの時給(人件費)が2500-3500円、また週末になるとその人件費が 20%以上高くなると言うから レストランの週末料金が 値上がりするのです。

やはりイギリスを母国にしているから 感覚のファッションや食文化はなく 美味しいには余り関心がないんだなと感じました。

パスタは 大体1皿30-40ドル(3000円から4000円)だから なんでパスタでこんなに利益を取るんだろうかと思ったけど 人件費と家賃がべらぼうに高いから仕方がないそうです。

いくら沢山収入があっても 支出も沢山あったら あんまり意味がないと考えました。

オーストラリアのメルボルンエリアでは オリーブオイルの無濾過も生産されていて 750mlで7500円だったから 高いよなあと でも売切れだったので
当社のオリーブオイルも もっと安く販売出来れば オーストラリアの人にも喜ばれるかもと考えました。でも 兎に角トマトが美味しくなかったので ダッテリーノトマトだったら もっと喜んで貰えるのかなあなんて 夢み心地で帰ってきました。

シドニーは 白人の住むエリアと 移民の住むエリアが異なるようで 移民といえども やはり中国か ここはと思うほど沢山中国の人がいました。

一日だけ100km離れた イタリアレストラン(オリーブオイルの出身者がそこでレストランを2店舗経営しているというので)を訪問しました。本当に田舎町の街道沿いの お店でしたが 満席でした。メニューは なんと前菜とパスタのみ。 それでも沢山のお客さんが 来て大繁盛していました。
唯一ここのトマトだけは イタリアに近いから やはりオーストラリアの人も美味しければ 集まって来るんだなと体感出来ました。
IL TOSCANO というレストラン。

何はともあれ オリーブオイルが オーストラリアでも広がるのは 嬉しい事です。イタリアの食材を 日本人の私がオーストラリアまで営業に行くとは思いませんでしたが 韓国に次いで オーストラリアでも 少しずつ展開していければ良いなと思った オセアニアツアーでした。




アペロルスプリッツは シドニーでもかなり有名 何故日本で広がらない?





2024年08月15日






アンチョビーと言えばスーパーやデパートで販売されている 塩漬けの安いタイプばかりです。塩分濃度は 約20-25%なので かなりしょっぱいですよね?

でも カンタブリコ産のアンチョビーは 違います。塩分濃度が10%前後 だから冷蔵保管です。大きなアンチョビーを綺麗にカットしてあり 身の厚さも 全然市販のとは 異なりますよ。



アンチョビー本来の味がして 全く別物と 食べて頂ければわかります。カンタブリコ産とは スペインのビルバオエリアの湾で取られる物です。イタリアの 高級店などに行くと必ず カンタブリコ産のアンチョビーと 無塩バターを パンに乗せて前菜として食べています。残念ながら イタリアのチェターラや シシリー島のシャッカ産ではないのです。



私はイタリアの発酵させてないバターよりも やっぱりフランスの発酵させた無塩バターをたっぷり塗って食べるのが 大好きです。

またパスタに使う時は アンチョビー1缶で 無塩バター50gを フライパンに火を入れて アンチョビーを小さくカットして行くとアンチョビーは 姿を消して 味がバターに染込んで行きます。 カンタブリコは 塩分が少ないので もし味が薄い場合は アンチョビーペーストを加えるのが 良いと思います。パスタを投入したら ゆで汁を たっぷり入れてオリーブオイルを入れて煮込んで仕上げます。
トロトロソースがしていたら 完璧ですよ。




夏の簡単な前菜

フランスパンを厚切りにして 先ほどの フランス無塩発酵バターと カンタブリコのアンチョビー



フランスパンに マスカルポーネや リコッタをタップリ乗せて からすみパウダーも美味しいです。勿論少し アンチョビーもOK



あと フランスパンに 30カ月のパルミジャーノを厚切りにして オーブンで チーズが溶けるまで 熱を加えても美味しいですよ。30カ月は 水分が少ないから なかなか溶けにくいので パンが焦げないように要注意です。



2024年08月12日





毎年の事では ありますが イタリアは 子供は6月中旬から3カ月夏休み 大人は 8月3週間のお休みとなり、全く連絡メールをしても 何にも返事が 返ってこないのです。

本当に仕事と 遊びの線がきっちり引かれていて 仕事の時は 2泊4日で日本に来て帰るけど お休みとなると本当にゆっくり 全く仕事の事は全て 頭の中から消えてしまいます。


パスタの連絡しても ブロードのだしの会社も パネットーネの会社だって 何にも連絡が来ないのです。月末までは イタリアはお休み気分なのです。


この暑い中 思い出されるのが ソルベット ディリモーネです。これは 甘いデザートが嫌いな方でも 美味しいと食べて貰えるデザートです。氷のようなシャーベットではなくて 液体よりのシャーベットで レモンが酸っぱくなくて めちゃくちゃ濃厚で飲めるのです。ヨーグルトとシャーベットのような食べ物ですよ。

夏にイタリアへ 行かれたら SORBETTO DI LIMONE 是非注文されてみて下さい。





でも 日本で 作ろうとしても レモンが日本のは酸っぱいので 私は食べられないのです。



あと いつも思い出すのがシシリー島の町 モディカで 作るチョコレート。

これは 夏でも溶けない不思議なチョコレートなのですが 元々は これは本当のチョコレート。カカオバターが使われてないので カカオとお砂糖や バニラなどが主原材料。スペイン人が 中南米からカカオを持ち込み シシリー島を占領した際に広がったチョコレートです。

日本でも 販売は されているのですが まだまだ知名度が高くなく 余り人気ないようですが 一度 チョコレートの元祖を食べてみたい方は お勧めです。カカオと砂糖で 出来て 夏場でも溶けない 不思議なチョコレートなんですよ。

2024年07月23日




今年も もうすぐ8月となり 年末のパネットーネの予約の時期となってきました。

今年は8月1日から10日まで 予約を開始します。

現在ヨーロッパからの船便は スエズ運河が テロ問題で通過出来ずに 南アフリカの喜望峰を周る為 イタリアから日本までは船で60日かかります。と言う事で オリーブオイルは どんなに早くでも10月下旬に出荷して11月頭の出港だから 今年は一早く 12月到着を諦めて1月到着で ご案内します。勿論 テロ問題が落ち着いたら また12月に戻す予定です。

と言う事で オリーブオイルとパネットーネは いつも一緒に運んでいましたが今年は別に運ぼうと思っています。パネットーネは 12月にお届けできるように 手配を進めております。


今年は いつもの パネットーネ1000g 干し葡萄のみ タイプ



パンドーロ 1000g ASTUCCI 簡易パッケージ



そして 新しく
HABANAという チョコレートパネットーネ 750gを 輸入しようと思っております。マダガスカルの高級カカオ モノリジンを使っています。サンプルで試食しましたが 香も強く 甘すぎる事無く 大人のチョコレートという感じです。更にチョコレートに フォンデンテとラム酒も入っているので シャンパンやプロセッコなどと 併せても 美味しい高級チョコレートパネットーネですよ。



今年もあっという間に 12月がやって来そうです。

兎に角ロイゾンのパネットーネは お化けです。今年2年前のパネットーネを開封して食べても 全然カビもなく 少しだけ乾燥している物の 全然普通に食べても しっとり感が残っているから驚きです。

やはり 72時間かけて ゆっくりじっくり 世界の最高品質の素材を使っているからなんでしょうけど それにしても素晴らしいパネットーネです。今年も自信を持って ご案内致します。

賞味期限がある物の お届けして半年は 全く問題ないのではないかと 思いました。





2024年07月15日









2022年コロナ中に 6000本を輸入して 今回3000本イタリアを訪問して輸入となりました。

イタリアのスーパーで販売されているのは 5ユーロから10ユーロ前後が主流で エノテカなどだとその上のランクを販売しております。

その日に飲めば十分美味しいスーパーのワイン。結局安いワインを良い状態のまま日本へ持って来て 良い状態で飲んで頂くには 本当に難しいのですが でもやはりデイリーワインが 私には一番大切です。イタリアは ワインなどには20%を超える税金が含まれていますので 日本の2倍ですが 生産量が多いからやっぱり安いのです。

今回はデイリーワインから イタリア最高峰ブルネッロディモンタルチーノとスーパートスカーナまで 様々なイタリアの町を訪問して現地で飲んで サンプルを取り寄せてから2年越しの輸入となります。






どれが一番お勧めかと聞かれても 本当に困ってしまいます。でも迷ったときには 一番安いワインから試してみて下さいと答えます。もしくはお試しセット。今は夏場なので 一番お届けするにも温度の事を気にかけてしまいます。ワインは やはり30度超えた場所に数日置いておいたら直ぐお酢に変わって行きます。だから 一番気にしてあげないといけないのがワインです。ワインセラーが無い場合は 冷蔵庫や 野菜室でもオッケーです。少なくとも7月 8月 9月は 温度の管理をした方が良い状態で飲んで頂けますよ。

配送も当社の自社判断で クール便を使うか使わないかを決めます。勿論日本全国のお届け先の温度も見ております。飲んで頂けるまで当社が管理する事が なによりも大切だと考えております。気温が25度を下ると クール便を使うのは 止めます。

また良いワインと言われる赤ワインには 沢山の酸が含まれていてそれがより良いワインとなっていくのは 百も承知なのですが それでも私は 酸っぱいワインは 苦手なので キャンティのサンジョヴェーゼ そしてブルネッロは 本当に酸っぱく感じない物を探すのは 5年位かかりました。女性は 比較的に酸を気にされない方が多いのですが 男性には 苦手な方が多いのです。私も 異常に酸に 敏感に反応してしまいます。それで いつもイタリアの女性のエージェントさんが 私がだけが 酸っぱい酸っぱいと言うと 言います。他の日本のバイヤーさんは 言わないですよって。 それはイタリア人に遠慮してませんかと 切り返します。


ワインは デイリーワインは別にしても 良いしっかりしたワインは ボトル半分飲んで 中の空気を抜いてあげると次の日飲んでも美味しいですし 最高級のワインに向かうと 3日間位は 空気さえ抜いてあげると飲めるのです。飲めないから ミニボトルを購入されると 実はワインなどは 大きなボトルに入れた物の方が美味しいのです。お米などと同じです。なので ちょっと高めでも 2-3日に渡って飲むことを考えても面白いかも知れません。


ヨーロッパのソムリエさんは ワイン選びの際には沢山質問をしてくれます。予算 好み 沢山質問に答えたら ワインを運んできてくれます つまり嗜好品選びに 正解は 全くなく お客様の好き嫌いが 正解なのです。だから お客様の喜ぶ嗜好と予算をピタリと 当ててくれるのが 本物のソムリエさんだと思います。

売りたいワインとか ソムリエさんが好きなワインを 勧めるなんてのは 実は良くないし お客様が長続きしないのです。

食べ物も ワインも お客様の美味しいを 探し当ててこそ 本物のプロだと思います。なかなか 機械物を販売している訳ではないので ワインも100本あると 100本状態が少しずつ違う事があるから 難しいです。

なので ワイン選びに困ったら お気軽にメールでご質問してみて下さい。

次回は まだ未定ですが ピエモンテのバローロ バルべーラ モスカート エミリアの ランブルスコを年末から来年検討予定です。

2024年06月19日







これまで沢山のお客様からの声により 長年はちみつを探してきました。

はちみつの歴史を遡ると人間の歴史以前から はちみつは作られているようです。6000年前スペインの壁画に描かれているようです。また5000年前には ギリシャ神話にも 養蜂の神というのが記述されているほど はちみつの歴史は 古いのです。

またその作られる場所は ミネラルが豊富で 乾燥した地域が良いはちみつを作る産地のようであります。

蜜蜂は 花の蜜を吸い上げて運んでくる外勤バチと 巣で受けて働く内勤バチがいて、蜜に含まれる水分60%を20%まで なんと自身の羽を扇風機にして飛ばしていくんですよ。花の蜜は ショ糖として運ばれますが 蜜蜂が持っている酵素で これをブドウ糖と果糖に分解していきます。



蜜蝋にたっぷり蜜を貯め込んで 蜂蜜の水分も20%位になると今度は蜜蝋で 蓋をし始めるのです。空気上の水分が入らないようにする為だそうです。その段階で はちみつを採取するタイミングとなり 機会で分離してはちみつの完成となります。




ヨーロッパでは はちみつの定義が昔から厳しく ドイツに至っては はちみつ純正法という法律まである位なのです。その基準を取り込んでルーマニアなども ただしい蜂蜜を製造しているようです。

今回輸入に当たり日本の厚生省の 天然の非加熱はちみつの基準というのがあり

水分が20%以下(濃厚でなくてはいけない)
果糖と葡萄糖が 60%以上
ショ糖は 5%以下
その検査も気温20度で 行わなくてはいけないという厳しいルールがありました。イタリアで検査したら(日本政府が認可した機関)で当社の輸入する

TIGILIO 水分17.8% 果糖と葡萄糖が67.7% ショ糖は0 気温20度という結果
Millefiori  水分18% 果糖と葡萄糖が64.2% ショ糖は0 気温20度の基での結果だったので
全て基準はクリアーです。

結局ここまで厳しくするのは 日本のはちみつの普及段階で 水あめや着色料など色々な 添加物や不自然な物を混ぜて はちみつと呼んできたからなんだと思います。今は日本でも 法制化が進んでいて 本当に天然100% そして非加熱でないと駄目のようです。

またコンテナーも高温過ぎるとミネラルが壊れる可能性があると言う事で ワインと一緒に冷蔵のコンテナーで運びました。

はちみつの色の違いは 花のみつに含まれるミネラルの成分による物で ミネラルが多い程色が濃くなるようです。つまりアカシアなど薄い色は 比較的にミネラル成分が少ないようです。  



また容器も プラスティックが安いのは分かりますが ガラス瓶が良いと思いました。今後有機フッ素化合物などの問題を考えても 多分石油製品のプラスティックは 健康被害の問題が 出て来るのではないかと推測します。

兎に角日本の法律ではなくて イタリアやヨーロッパの食品の法律が 何倍も厳しいので これからも商品と容器には十分気をつけて輸入を考えて行こうと思います。
2024年06月11日





5月の展示会の後 新しい会社のジェノヴェーゼのサンプルが届きました。



まず現地で食べてみて これは美味しいと思っても 実際日本で食べるとやはり味が異なったりは しばしあり、また最初の頃は イタリアに行って食べただけで 気分が底上げになっているので 冷静にイタリアでも 全部は美味しくないと言い聞かせて それでも 美味しいと思ったら 再度日本へサンプルを取り寄せて 最終的にメールでのやり取りのスムーズさや どうやってサンプルを発送してくるかなど あらゆる角度からチェックをします。


まあ 80%のイタリアの会社は 冷蔵だろうがなんだろうが 普通に送って 到着したら 漏れているから割れている 温度が上がり過ぎて駄目になるは 普通。

今回は 新しい会社は 返答が早かったし 私の質問に的確に答えてくれて 価格なども総合的に判断して決めてサンプルを送ってくれた。くれぐれも温度が上がらない事 破損がないようにと伝えていても 過去の嫌な経験があるから 余り期待していなかった。でも オーナーが 金曜日にイタリアをでたら 月曜日に間違いなく到着すると言い切るから 果たしてそうなれば良いよなあと 期待していなかったら 昨日本当に到着しました。



130gx9瓶 フレッシュジェノヴェーゼ 130gx9瓶の 胡桃のクリームソース 両方で実質重量4kg位なのに 35kgのめちゃくちゃ大きな箱と 重たい段ボールが到着しました。




開封したら保冷剤の業務用の大きなのが20個位入っていて まだ全然溶けてなく これはちょっとやり過ぎじゃないか?と 思ったけど完璧に 冷蔵の状態で到着して ビックリしました。ここまで 完璧に準備してくれた会社は 余り過去にはなかった。

早速夜 まず現地で初めて美味しいと思った胡桃のソースを パンに塗って食べたらやはりこれは美味しいと これまで色々胡桃のソース食べてきたけど 初めてここのは美味しいと思って 日本で食べてもやはり美味しい。胡桃とチーズも入っているから はちみつをかけても最高に美味しいと。 これは 取り合えずチャレンジしてみようと思った。あとは パスタソースにしても 食べてみます。





ジェノヴェーゼは 色も完全にエメラルドグリーンのまま まだ食べてないのですがこれは 大体想像もつくので 2アイテムが輸入出来るので これは 楽しみと思いました。なかなか 1つの会社で2アイテムを輸入できないのです。なので2つあるととても嬉しい。




去年までは 1瓶120gでしたが 今年の新しい会社は130g 賞味期限は 製造より45日(前回までは27日)会社の規模がこの会社は大きく バジルの一番有名な産地プラでバジルを育てていて 冬もハウスで育てているから 化学的な添加物を入れるより 冬場でも輸入が出来ると思いました。





当社が 冷蔵の倉庫管理が出来ないので 今回も130gx9瓶の 予約の方法だけですが 将来的には 少量販売も検討したいと思います。

フレッシュジェノヴェーゼと 胡桃のソース 7月1日当たりから 7月7日まで予約販売を計画中です。

今年は例年よりちょっと遅れましたが 来年は また5月予約にしたいと思います。全て冷蔵便扱い、航空便でイタリアから輸入予定です。


日本の市販のジェノヴェーゼは 深緑 私のジェノヴェーゼは エメラルドグリーンですよ。ソースの見せ方も今回ジェノヴァで勉強してきたので 後日アップしていきます。



バジリコは 空気と触れると酸化が始まり 熱を加えたら直ぐ黒く変色するので 昔は石でできた臼で 潰すように作っていました。だからジェノヴェーゼのパスタは 加熱しては良くないのです。パスタを茹でたら 和えるだけです。知ってましたか?




ジェノヴェーゼも胡桃のソースも パスタで使い残したら 絶対パンに塗って食べてみて下さい。めちゃくちゃ美味しいですよ。

2024年06月01日





昔から思っていましたが 兎に角イタリアで面白い商品や 美味しい商品を探そうと思うなら 時間をかけてぶらぶらイタリアを歩き回る事が何よりも大切なんです。

自分が探したいと思って意気込んでイタリア行ったとて なかなかそんな商品は見つける事は出来ないのです。それよりも時間をかけて ゆっくりアンテナを張って歩き回る事が何より大切。イタリアに住んでしまうとイタリアが日常となって気が付かないようになるから 34年間ずっと日本とイタリアを行ったり来たりの連続です。

展示会に行けばある程度 探したいアイテムが並ぶのですが それだけで見つかるかと言えばなかなか 見つからないのが現実。だから展示会も行くし 町をブラブラ歩き回りながら あちこちで食べ歩くのが一番遠くて近道。

でも やはりイタリアはコネクションや知り合いの世界で回るから この人の美味しいは信頼できるとなるとやはりその人から紹介して貰うと言うのは 少し近道かも知れません。ナポリの ガンベロロッソの料理長のお友達に情報を教えて貰ったり ワイナリーのオーナーに教えて貰ったり、誰の美味しいを信じるか? 美味しいは それぞれ間違いがないので 自分が探している美味しいを 理解してくれる人を探すのはかなり難しいです。なんと言っても イタリア人には 自分と自分の育った町が世界一なので。

だから私はイタリアの1つの町だけには 絶対特化しません。イタリア中を歩いて 日本のお客様が美味しいと喜んでくれる商品だけをピックアップします。イタリアが好きになる人の傾向に 1つの町でお友達や知り合いができると そこの町のアンバサダーになる人が結構いますが、私の答えは そこにはないのです。

自分の強い美味しいの想いは 横に置いて いつも日本で沢山のお客様が喜んでくれる美味しいと価格を考えているけど 本当に 簡単ではないのです。

イタリアから戻って 今は新しい会社のジェノヴェーゼと サルジニア島からは ペコリーノクリームを輸入出来ないかと 日本で検査機関で 色々分析したり 下準備をしております。





上手くタイミングがあえば この2つを夏までに輸入出来ないかなと検討しております。
2024年05月20日






今回の一番の大仕事 パルマの2年に1度の展示会を2016年以来久しぶりに訪問しました。



兎に角 会場は ディズニーランドのように飾り付け 見せ方全てに於いて規模が違うから楽しいし飽きさせない。そして試食からサンプルまで日本のようにけち臭くない。食の仕事と言うのは 本当にこうじゃなきゃ 駄目というのを心から学びます。




全てが経済のコスト的な考えだと 食品は つまらなくなる。本当に美味しいと思うなら たっぷりお客さんに食べて貰う これがイタリアだと思う。少し古くなったりしたのは 本当に提供しない。



私の仕事は 将来大きくなる可能を持ったメーカーを探す事。日本のお客さんに喜んで貰えて いつも安定的に美味しい品質を変えないで物を作り続けてくれる事。今年は 美味しい 今年は普通と味の品質が変わったら やはり日本のお客さんは 離れて行ってしまう。だから小さな規模の時から長く付き合うのが ベストです。

やはりイタリアの展示会 イタリアの町 そして日本でもあちこちのお店などを歩いて回っていつも市場の価格をチェックしておくのがとても大切な仕事です。イタリアの展示会へ行けば 今まで輸入していた商材よりもっと高品質で値段が安いのが見つかったりします。

一番行けないのは お友達感覚や情でずっと買い続ける事です。やっぱりイタリア人を喜ばせる事は 最後に大切で 最初は日本のお客様に品質と価格で喜んで貰えるのが何よりも大切なのです。イタリアに お友達作りをしに行く訳ではないのです。でも 日本のお客様が 喜んで継続して購入して下されば 最終的には イタリアへの発注も増え続けて イタリアのメーカーさんもハッピーと言う事の順番を間違えない事が 何より大切。

値段の交渉だって そんな値段は無理だから あっちいけ というレベルまでやらないと 殆どの日本の小さなインポーターはイタリア人に負けてしまう。でも高い値段で 買っても続かないから 最後はイタリアへの発注も止まってしまう。

会場でも沢山 試食させて貰って 話を聞いて サンプルも貰って トイレも借りて じゃあアリベデルチと帰る位 図々しくないと駄目です。でもこれは 私がサラリーマン一年生で ヤナセで習った事と同じなんです。セールスマンは 図々しく礼儀正しく。遠慮して 相手に失礼なんて思っている間は まだまだ 売れるまでに時間がかかるのです。(笑)

今回は 円が激安状態なので 本当にあちこち回りました。ジェノヴェーゼ そしてクリームチーズ、安いパスタメーカー。あとは 既存の取引先にご挨拶回りで 1日半を終えました。




いくつか目星をつけて 今 値段の交渉真っ最中です。そんな1回や2回の価格表で OKとは言えないのです。(笑)兎に角ユーロが140円位まで 下がらない間は 色々考えを変えていきます。仕入れも ユーロが高い(円が安すぎ)ので お塩 だし パスタなどの発注は全てストップしてます。

今回 初めてクルミのソースが美味しいと思ったのは 輸入したいなあと ジェノヴェーゼの会社だったので 2アイテム輸入出来ると面白いと考えています。そこの会社のオーナーは 日本から沢山オファーが来るけど いっつも値段が高すぎると言われて 日本は無理と思っていたので いくら位と聞いたら うちが輸入している価格だったから うちは小売りだから大丈夫ですと アピールしてきた。




いったい日本の大手は そう考えると どれだけ安い商品を入れているんだ?と まあ ジェノヴェーゼの色と日本の複雑な流通を考えれば 高品質は 輸入出来ないのもちゃんと理解できた。


2024年05月16日





4月前半のイタリアでの仕事と 5月上旬のパルマでの仕事の合間に 時間が出来たので ミラノから電車で4時間のスイスジュネーブと そこから2時間 電車で行ける フランスのリヨンまで 足を延ばしてきました。

ミラノでさえ冬だったから ジュネーブは寒い冬でした。何度か以前にもジュネーブは来ていたけど 相変わらず物価が高く 本当にお金がないとスイスは 大変と感じました。昔はスイスに行けば 日本の団体のツアーのお客さんが沢山いたけど 今回は トラピクスの1組だけでした。





街をぶらぶら散策しながら グルメのお店やスイスのチーズショップを周り 美味しいグリュイエールやエメンタールの試食をしてきました。幸いチーズは かなり安く色々味見を出来ましたよ。



お昼は ちょっと気になっていたMatiereというお店に歩いて行ったら 街から30分位離れていて 大変だったけど お昼から大混雑していました。スイスのワインを色々教えてくれて ランチも美味しかったけど やっぱり1万円、ほんと日本の円安政策の責任を政治家は 取って欲しいよとブツブツ言いながら 美味しい美味しいと食べました。





ジュネーブ1日周って翌日は 電車2時間かけて フランスのリヨンへ着きました。昔サラリーマン辞めた頃 フランスのリヨンの田舎ロアンヌという場所でファッションの仕事してた。 リヨンやロアンヌが フランスのグルメの町だと覚えていました。今は余り有名ではないけど メゾン トロワグロ まだ味が分からない頃に食べに行った記憶だけ残ってます。

兎に角 リヨンは ポールボギュースのマーケットとレストランがあったり 食の町ですよ。最近では リヨンのベルナシオンというチョコレート店が有名だけど 昔からあって ここ数年で一気にブランドとなりました。有名なパレドール食べたけど 私には余りピント来なかった。でも地元のお客さんで 沢山 そして値段だって そんなに高くないんですよ。








リヨンも1日15000歩前後歩き回って 町の食で行列をなしていたら 直ぐ並んで食べてみました。リヨンのブリオッシュの有名店大行列だった。でも食べたら な~んだこれ? と 余り美味しいとは思えなく ロイゾンの方が断然美味しいよなあと思った。




ランチも リヨンで有名なメルシエール通りの1番地にある Bistrot de Lyon で食べ、お昼時でも 地元の人で大混雑。でも イタリアの方が断然美味しいと心で叫びました。(笑)






まず牛のタルタルに ビネガーと香草を入れたり サラダに たっぷりビネガーが入っている事が多くて 酸っぱいのなんの。私には 無理だと思いました。でも何故フランスは こんなに酸っぱくするのかなと 色々考えていたら、やはりフランス料理は バターを沢山料理に使い、フランスでフランス料理を食べた事がある方なら わかると思うけど 1回食べたら胃もたれで 絶対ダウン。それは 若いころからも同じだった。だからお客さんで せっかくフランスに来たんだから フランス料理しか食べないなんて 威勢を張るお客さんには たっぷり昼と夜 本格派フレンチに連れて行くと 大体2日終わったころから なんだかあっさりした物が食べたいと言い始めるんです。だからフランス人も知らずと バターと酸っぱい酸を食べてバランス取っているんだろうか?

つまりフランス料理には隠れてたっぷりバターが使われているから食べている時には口当たりが良いから食べれるけど 大体2食 続けて食べると 多くの日本の方はダウンします。だから料理には 酸っぱい酸を沢山使っているんだろうか? ワインだって異常に酸が多い 私には酸っぱくて飲めないよと言うのが 普通にある。

なにわともあれ 食べる事なしに文句は言えないから 一通り有名な所や 混雑するお店は食べてみる。でも地元の人たちが美味しいと通うお店は それはそれで大正解の味であって 私がとやかく言う事でもないのです。

でも やっぱり ヨーロッパを食べ歩いてきたけど イタリアが 格段と美味しいのは間違いないと思う(笑)フランスファンの皆さんゴメンナサイ。でも フランスの発酵バターだけは イタリアより断然美味しいから今回も買ってきました。フランスの発酵バター沢山食べまくったけど エシレや イズニ―の高級ラインでなくても このスーパーのプレジデントで十分感動の美味しいですよ。

 塩なし

 塩入り

2024年05月15日







ジェノヴァから電車で ミラノの中央駅に戻り 3泊して 久しぶりにゆっくりぶらぶら周りました。

1995年から15年位 ミラノのチンクエジョルナーテというエリアの Via Bezzecca,1 にお部屋を借りていました。



そこから当社のオリーブオイルのブランドは Bezzecca としています。

4月下旬のミラノは 真冬の季節でした。雨も降っていて余り天気は良くありませんでしたが、昔一人でミラノに降り立ち ビジネスホテル街のナポトリアーニに行きましたが 最初に泊ったホテルは 別の会社に変わってました。当時 訳も分からず 両替をして貰おうと100万円銀行に円を持って行ったら そんな大金両替できないから 1度に5万円までと言われてびっくりした記憶がありました。他の銀行も同じで いったいどんな国?と 当時悩んだものです。 イタリアは偽札も多く 空港で入国する際に税関で証明書を貰わないと 行けない事は後に分かった次第です。

中央駅から お客さんを連れてファッションの仕事をし始めると ブレラ地区のホテルに良く宿泊していたので 見に行ったらこれも無くなってました。カーライルブレラホテルという コルソガリバルディという通りでした。久しぶりにぶらぶらして ファッションのセレクトショップで有名な 10 Corso como を見に行ったら 途中に大きなEataly のビルがあり 色々な食の商品を覗いてきました。





モスコバ駅に戻り Rosso Pomodoro で ナポリのピザを食べて 昔を懐かしむ事が出来ました。






翌日は晴れたので 電車に乗りスイスのキアッソからメンドレジオに行き FOX TOWNというアウトレットに遊びに行きました。もうイタリアからスイスに入っただけで 町が綺麗で ゴミもない。でも 物価がイタリア以上に高くて 余りアウトレットでも魅力がありませんでした。







戻ってDUOMO周りに行くと もうどれだけ人がいるの?という位観光客が多くて 本当に安いお店から高いお店まで ミラノはいっつも混んでいましたよ。

ミラノは なんでもあるから本当に不便を感じなく 中央駅付近の 中華料理や台湾料理店まで 洗練されていて イタリア人で大混雑でした。






最終日は ミラノで住んでいた場所で サルジニア料理店をみつけ入ったら これまた美味しいのなんの。ビックリです。やはりイタリア料理は イタリアで食べるのが一番。でも 2皿食べるてワインを飲むともう直ぐ1万円(一人)は 行くので 今は旅行で行くのはちょっと待った方が良いなと思いました。








2024年05月01日









ピエモンテ州から 電車で1時間ちょっとで ジェノヴァです。いつもは ジェノヴァプリンチペという駅を使っていましたが 今回 ジェノヴァブリニョーレという駅の近くに宿を取り 3日間しっかりぶらぶら歩き廻ってきました。



どちらかと言うとこちらのブリニョーレの駅の方がグルメの町で 便利だと分かりました。

ジェノヴァと言うのはイタリアでも 建物が綺麗ではなくて港町というのを感じるし 昔イタリア人に ジェノヴェーゼという言葉の意味に ケチというのがあると教えて貰っていたので ちょっと印象が悪いのです。確かに これまで担当していたジェノヴェーゼの会社も ちょっとイタリア人の他の会社とは違うよなあと思ってました。


コロンブスは ジェノヴァでは 余り人気がないけど 歴史上の人物です

今回2か所ジェノヴェーゼのメーカーさんを周り またまた深く勉強してきました。

これまでのジェノヴェーゼも悪くはなかったのですが 長期保存タイプに 日本では使ってはいけない添加物がが入っていたので 輸入できませんでしたが 今回新しく見つけた会社は 長期保存でも 何も添加していないという長年の研究で 素晴らしいと ここの会社の商品を続けていくと 瞬間で決めました。




会社のオーナーやスタッフも これまで信頼を築いてきたイタリア人の感じで 行ける!と 直観が 働きました。ただユーロが高すぎなので いつからスタートするのは また頭が痛い所です。

兎に角 ジェノヴァがジェノヴェーゼの発祥で バジリコは ジェノヴァが一番有名。バジリコも プラというDOPの場所のだから 最高品質。そして何より色が 日本だと 深緑色だけど やっぱりジェノヴァは あちこちお店を周っても エメラルドグリーンなんです。





だから 美味しいの基準は やっぱり色。エメラルドグリーン寄りの色が絶対美味しいのです。あとは成分の配合にもよります。

3日間 しっかりジェノバのレストランでも食べて 色々知識を深めました。

最後パルマの展示会でも 最後に探そうと思っています。

バジリコは ぎっしり敷き詰めて 板を置いて寝そべるように摘み取るんですよ。

2024年04月29日










トリノを後に アスティというマスカットの産地へ移動して 3泊しました。



翌日エージェントの方とアルバの2回輸入してまだ訪問した事がない 赤ワインのメーカーさんを訪問しました。昨年ヴェローナのワインの展示会では お目にかかたのですが 84歳のオーナーとちょっと若いマダムが きちんと対応してくれていたので楽しみでした。


到着したら 84歳のオーナーさんが 色々説明してくれて 私が 酸っぱいのが嫌いとか あれこれ話をすると じゃあこれはどうだ あれはどうだと もう15種類位 バルベーラや バルバレスコ バローロ、そして アルネスという若い白ワインなど 全部新しいボトルと 新しいグラスで持て成してくれました。




そんなにグラス変えなくても 大変だから大丈夫と言っても ダメダメと 本当にこの年齢で凄いなあと思いました。そんなオーナーもお父さんの時代貧しくて 7人兄弟の末っ子。もう記憶がある時から 葡萄を摘み 葡萄を踏んで ワイン造りに関わって 今では 接客も楽しくて全部 自分で対応したいし海外の展示会だって どなたかに任せたら良いのではと言っても 好きだから自分が行きたいんだと 凄い情熱をもった84歳だなあと またまた関心しました。

もっと良いワインを作りたいと仰るので 良いワインと売れるワインは 同じですか?と聞いたら それは違うと答えていました。深いお話を 素敵なレストランで またまたお伺いしてきました。





自分達が もっと美味しくてもっと健康的に飲み続けられるワイン。

自分が好きな物を作って売れるのは この上なく幸せな事ですが イタリアでも自国での売り上げは30%あとは 海外が70%を考えると やはり自分の作った物に お客さんを探しに行く行動が必要なんだろうなあと思いました。

自分が好きな物を作って じっと待っていては 絶対ダメなんだと 色々勉強となりました。

またこの会社の バルベーラ モスカート バローロ 白ワインもアルネスというのを次回輸入しようと思います。

アルバという町は チョコレートで世界的に有名なヌテッラ フェレーロも有名なんですよ。


2024年04月25日





22日ミラノへ到着して23日ミラノ中央駅から移動しようと電車を待つも 気温8度 完全な冬でした。日本の春の洋服で来た為にとっても寒かったです。

お昼にトリノに移動して 町をほんと20年振りにぶらぶらしたけど 余り町は大きく変わってなくて 駅だけが少し近代的に綺麗になってました。日本でも有名になっている カフェビチェリンまで散歩して オーナーのお母さんに ピエモンテの名店 TRE GALLIというレストランを紹介して貰い 行ったけど 火曜日ランチ 満席でした。




前菜にローストビーフにツナソース そして パスタにタヤリンのファッソーナ肉のミートソースでした。
その前に ピエモンテランゲ地方のロゼスパークリング メニューを見たら150mlと書いてあってオフィシャルでも150mlって凄いなあと思って やってきたらグラスにラインが入っていて 150mlの上の170ml前後注がれていて やっぱりイタリアは けち臭くなくて凄いと思いました。ボトルで5杯。やっぱりイタリアはワインでは 儲けようとしてないのが 良く分かります。





ローストビーフは 可愛く飾られて 日本のシェフがトリノに来る意味がなんとなく分かります。でもタヤリンのトマトソースが少し酸味があって やっぱり南だよなと 心で叫んでました。観光客で来ればそんな事思わないけど 長年仕事で来てしまうと イタリアが日常化しているので 直ぐ余計な事を思ってしまいます。

やっぱりイタリアは 非日常を求めて観光で来るのが一番です。

夕方トリノからアスティに移動して 早速アスティスプマンテのBRUT ではなくて EXTRA DRYを飲んでみたけど やっぱり辛口だった。モスカートより 甘くなく 程よく甘さが残ったアスティスプマンテ探したかったのですが なかなか 簡単には見つかりませんね?
2024年04月20日



4月22日より 半年ぶりにイタリアを訪問します。

まずミラノに到着して 翌日トリノ経由で アスティ そこからワイナリーを訪問して 今度はジェノヴァに移動。



ジェノヴァは バジリコの産地。ここでも数か所メーカーを周り ミラノへ戻り 5月の展示会まで時間があるので ジュネーブと フランスのリヨンを訪問



そのあと ミラノに戻りレッジョエミリアに宿泊しながら パルマのCIBUSというイタリアで一番大きな食の展示会をぶらぶら見て周ります。

今回は パスタソース、そしてチーズのクリームを探そうと思ってます。

5月のイタリアは 湿度がなく 本当に心地よい季節です。また 各都市からレポートをアップ致します。
2024年04月09日




当社のご注文の方法は ケース単位でご予約時期にご注文を頂けるのが一番安くご購入頂けます。

船便が港に到着して 商品が倉庫に入った瞬間から様々なコストが発生するので ご予約を頂き 到着して直ぐ発送できるのが最も安くご案内出来ます。

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今回は240g(内容量)x8パックと16パックの2タイプ 全て冷蔵配送で 冷蔵管理となります。

冷蔵コンテナーで昨年運んだら白い粒粒が現れてびっくりしましたが 温度が低くなってでる現象で冷蔵庫にいれたら消えました。またオリーブの下に沈殿している白い粒もオリーブの実の一部なので 不純物ではありません。



当社のオリーブは 真水に食べる分だけ戻して6時間から10時間浸けて貰って食べるのが一番美味しいです。塩分が弱くなります。そしていくらでも食べ続けられますよ。苦味やしょっぱさもなく 本当にイタリアで食べるオリーブと同じ味がします。

一度美味しくないオリーブを食べてしまうと 全部が印象として美味しくないのではと思い込んでしまうので 本当に早く美味しいオリーブを食べて頂きたい物です。

一緒に入ってくるカンタブリコ産アンチョビーと一緒に食べても 美味しいですよ。


オリーブの実は オリーブオイルと同じで 木から離れた瞬間から酸化が始まり 摘み立ては緑ですが 段々色がオリーブグリーンに変わっていきます。ただ 味の変化は余りないので ご心配は要りません。




パンを作る方などは 大粒のオリーブを埋め込んでフォカッチャを作っても可愛いですよ。ただ当社のオリーブは大きいので 種抜器では 先に種が取れないのです。



オリーブの実は 水が入ってない袋入りよりも 美味しいと自信を持ってお勧め致しますよ。






少量販売(1個から)は 6月に予定しておりますので 今暫くお待ち下さいませ


 
2024年04月03日



先週から5日間ソウルを訪問してきました。

現在は韓国のパートナーが 一生懸命Bezzecca オリーブオイルを販売してくれております。スタートして10年間一緒に進んできましたが 人口6000万人の韓国チームの方が 日本チームより沢山販売して 営業力の弱さを感じております。

私が14年位前に ハンドキャリーで運んでいた時代に私のオリーブオイルを最初に気に入ってくれた レストランのオーナー ホさんに10年振りくらいに会いに行きました。 長年オリーブオイルを使ってくれてありがとうございますと 久しぶりに再会しました。昔 彼女のお友達でパンを作っていた方も オリーブオイルを気に入ってくれて 新世界デパートでパンとうちのオリーブオイルのプレゼンテーションもしてくれたりと 懐かし話に花が咲きました。

今回オーナーが レシピ本を出版するにあたりまた当社のオイルを一緒に掲載してくれていました。是非 機会があったらソウルの景福宮の裏手にあるので 行かれてみて下さい。DUOMO BOOKS & COOKS
https://www.instagram.com/hyojadongduomo/




土曜日には 韓国チームと一緒に 世界一のカルビの発祥の町 スウオンに移動していつも毎回訪問する ポンスウオンカルビに行き やっぱりここが世界一の焼き肉だと確信してきました。毎回 平日だって 土日だって500席が一瞬で満席となるお店です。チゲも冷麺もここを超える料理は なかなかソウルでは 見つけられないのです。





夜は夜で ミシュラン星のカンジャンケジャン。兎に角ここも カニのサイズが大きいし、この時期卵を持っていてそれが甘くて本当に美味しいのです。大瓦房(安国駅)
https://www.instagram.com/reel/C1mKC5tB-ZC/

 



韓国で最大の朝鮮人参エキスの会社 正官庄が 終に 朝鮮人参を漬け込んだオリーブオイルを販売しているのを インチョン空港で見つけました。これで韓国は まだまだオリーブオイルが浸透すると思いました。






2024年03月18日





アンチョビーやキャビアの美味しい物の見つけ方は 塩分濃度だと思う。
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安いアンチョビーは 塩分濃度が20%前後、高級と言われるカンタブリコ産は 約10% だから品質を保つには 温度管理になってないとおかしい。市販のお店で 棚に陳列されているのは 塩分濃度が 間違いなく高い。
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キャビアも同じ。フレッシュキャビアは 塩分濃度が低いからしょっぱくなくて 甘い味がする。本来のキャビア。でも 長い期間販売するとなると 塩分濃度を高めていかないと直ぐ腐敗していく。
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アンチョビーも 2回以前に輸入して分かったけど 塩分濃度が低くなるとアンチョビーの味が濃いのが分かる。そして絶対冷蔵で輸送。
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だから 同じカンタブリコと書いてあっても 常温で販売していたりするのは やっぱり美味しいとは 私は思えません。料理のベースで火を使って味を出す分には それでも 全く問題ないけど 本当のアンチョビーの味を味わうには やはりカンタブリコ産だと思う。勿論スペインだけど イタリアには ここまでハイグレードのアンチョビーは まだない。イタリアの高級レストランでも カンタブリコ産を使って バターと食べる。
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ただカンタブリコ産のアンチョビーを製造しているのは シシリー島からスペインに渡ったイタリア人という話を聞かせて貰った。
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アンチョビー キャビア オリーブの実だって 賞味期限を長くするために 塩分が多くなっている。
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オリーブの実は 塩抜きしてからとか食べて下さいという説明は あまり見かけないから しょっぱいと思い込んで食べない人も多いと思う。
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本当に これ美味しいと感動できる食べ物は 賞味期限が短いのは 間違いないし これは絶対大きな会社は 手を出しません(笑)昔フレッシュキャビアは 知り合いのイランの人が 輸入していて 和光の銀座店で販売していたけど 今はもう見かけません。



2024年03月09日


3月5日から8日まで 東京のビッグサイトで日本の最大の食品展示会が開催されました。

イタリアからもなんと190社弱も参加して まだ希望の会社が参加できなかった程です。殆どの会社は 世界からの出展社でしたよ。

当社も2社程をサポートして 夜はイタリア人の方と一緒にお話をしながら接待モードでした。

晩御飯の時は 殆ど仕事の話はしなくて 普通の会話を永遠にし続けますよ。仕事は 最終日に片付けに行くと 16:30まで開催しているのに もう我々が到着した2時では すっかり帰るモードで待機していました。

本当に 最後まで一生懸命頑張ると言う感じではなくて ショッピングーと生き生きして帰って行きました。では そんな会社の業績はどうなの?と思うと 実は工場も拡大して 商品も売れているから余裕です。

イタリアのブースを周っても いなかったり お茶のみに行ったり やる気あんの?ってな感じがイタリア人ですが ちゃんと細かい計算がされていて 世界中を飛び回っている狩猟民族は 獲物の効率良い狩り方を 知っているのです。

日本で最大の食品の展示会が終わると今度は イタリアで最大の展示会 CIBUS に参加するようです。我々も行きますよと言ったら 晩御飯を用意しておきますと 楽しみが増えてきました。CIBUSは イタリアのパルマというエミリアロマーニャ州にあり 生ハムやサラミなどで有名な町なんですよ。


また現地から5月上旬レポートします。







トマト缶のダッテリーノ会社の商品と 日本のEATALYで販売している COSI COMEブランドは 同じ会社が製造していて中身は同じなんですよ。

 




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