イタリアのレモンについて

南イタリアを旅された方は 気が付かれたかもしれませんが イタリアの南のレモンは グレープフルーツのように大きく 皮も厚く 全く酸味を感じないレモン。でも味は濃厚です。つまり糖度が高いのではないかと推測します。
日本で食べるレモン(ほぼ多くはアメリカ産)は 私は全く口にする事が出来ない程酸っぱいのです。
南のイタリアで夏に良くでる レモンのクリームパスタ。これは バターを使ったり 生クリームを使ったりと色々作り方はあるのですが 兎に角酸っぱくない。そして味が濃厚なのです。
2年前に東京で開催されたFOODEX という展示会でイタリアの会社からレモン(シシリー島産)の瓶に入ったオーガニックの果汁を貰っていて、昨日レモンクリームパスタを作ってみました。
昨日は生クリームに 野菜だしを溶かして 少しパルミジャーノを入れ レモン果汁を加えたのですが たっぷり入れても全く酸っぱくなく でも色が薄っすら黄色に変わっていて 濃厚でかなり美味しく出来ました。
色目で赤エビがあったので エビのレモンクリームとしましたが レモンの葉っぱを乾燥させて粉末にして飾っても可愛いです。
最後に日本のレモンの皮だけピーラーで剥き 入れました。
レモンクリームは 一見重たいパスタと思われがちですが 実はレモンがたっぷり入る事で 胃もたれはなく すっきり食べれるんです。勿論パスタでなくても お魚のソースにしたりも出来ます。
長年レモンは 掘り下げてきましたが レモンの黄色をナチュラルで反映させるには? 長年のテーマです。カプリ島で食べた レモンリゾットも 黄色だけど レモンしか使ってないと話をしていた。感動のレモンクリームパスタとリゾットが出来たら 鬼に金棒です。
夏には パスタソースを冷たくしてからパスタと和えても美味しいのです。カッペリーニなどの細い麺と冷製レモンクリーム。
あと今月末に入荷する シシリー島のレモンフレーバーオイルがあれば もうレストラン以上の味となりますよ。
ちょっとレモン果汁が 輸入出来ないか問い合わせしています。
是非 一度感動のレモンパスタを お家で作ってみて下さいませ。
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