ワインの澱
ワインが8月1日に到着して まだ温度管理して配送センターで 休ませていますが 先に ワインの状態の変化を見るために 試飲を始めております。
ヴェルディッキオ 2種類 残り1週間位で OK
ランブルスコ は もう少し置いた方がより美味しくなります。
キャンティクラシコ これも もう少し置いた方がより美味しくなります。
プロセッコも あと1週間位なので 全てのワイン 良い状態となるのは 25日過ぎだと思います。ケースでご購入頂いたお客様も 時間を経過して飲んで頂くとまたより美味しくなっていると思います。
さて 昨日キャンティクラシコを 抜栓したら 澱がたっぷり出ていました。皆さんも経験があるかと思いますが 瓶の底の澱やコルクの裏側にキラキラ光る澱も これは不純物ではなくて より良いワインの生み出す証です。
ただこれは 渋くて美味しくないので ゆっくりボトルから注いで ワインを飲んで下さいませ。赤ワインに渋みが強かったりするのもこの成分です。なので5年以上樽で熟成させていくと 今度は まろやかになっていきます。
また このワインの底に溜まった澱を イタリア語では マードレと呼びます。通常マードレは お母さんという意味ですが ここでのマードレは 酵母のような意味となり、ワインビネガーを作る時に必要な 澱となって行くんですよ。
なので 葡萄からワインができてワインの澱からは 今度はワインビネガーが形成されていくのです。
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