フィレンツェとトスカーナ州オリーブオイル
サンセバスチャンを後にして フィレンツェに移動してきました。
少し雨模様でしたが 大振りにはならず傘も必要ありませんでした。相変わらずの観光客の数にうんざりして 一日だけぶらぶらして 翌日レンタカーでオリーブオイル工場へ向かいました。
今年は2年振りに私の 定宿のVILLA PITIANAに宿泊する事が出来ました。30年近くフィレンツェの街中に宿泊せず 毎回この静かな山の中腹のホテルまでレンタカーで足を運びます。(500年前の貴族の別荘だった場所です)レンタカーで 移動してランチを済ませたらまず ワインのエージェントさんに連れられて ワイナリーへ行きました。残念ながら味見をしたけど どれもピント来ず。ありがとう、試飲させてくれてと 帰ってきました。本当に 100種類味見して 2-3本 良いと思えるワインに出会えたらと思うほど ワイン探しは大変なんです。味の嗜好と価格まで OKになるのは 本当に少ないのです。
翌日は オリーブオイル工場を訪問しました。
今年は 天候は 春から秋まで 順調でしたが 夏から9月に雨が多くて オリーブの数量は十分な物の1粒のオリーブからとれるオイルの量(搾油率)が
緑のオリーブは 通常10-12%ですが 雨の影響で今年は8-10%で 同じオイルを作るのにも 沢山のオリーブが必要だったようです。ただ 味は文句なしのオリーブオイルでした。ただ10月下旬から また雨が多くなって 当社のコンテナーの準備と韓国チームのコンテナーの準備が例年より遅くなっていました。それでも 11月上旬に 40フィート冷蔵コンテナーが3台元気よく 工場を出発して 日本と韓国に向かい始めました。既にイタリアを出港して 2025年1月中旬入港予定です。
兎に角搾り立てのオリーブオイルは 蛍光色なんです。本当に不思議な程 美しい緑の蛍光色そして 濾過タイプの緑も エメラルドグリーンでめちゃくちゃ綺麗なんですよ。ただ ボトリングして時間の経過と共に 深緑と色は変わって行くのです。
夜は パスクイーニファミリーと 我々日本 韓国チームで 晩御飯をご馳走になり今年も 有難うございますと 工場のオーナーファミリーに伝えてきました。今年は オーストラリアチームもスタートするので また数年で BEZZECCA ラベルを環太平洋地域に広げていきます。フィレンツェの街中で 同じ地域の有名なSANTA TEAという 初搾りの販売価格を見てきましたが やっぱりトスカーナ産は イタリアでも高額です。きっと来年日本では 明治屋さんで 販売されると思います。
このエリアの麓には イタリア最大のアウトレットモールがあり、時間があまるとみんなで いつもぶらぶら覗きに行きます。
そして日曜日は 何もやる事もなく 郊外の山の上のワインバーへ皆で行きました。昨年訪問できなかったので今年は 行けたのですが予約してなかったので ランチは食べれず ハムやパンとチーズだけを食べました。 そして このお店の経営が FRESCOBALDI という有名なワイナリーが経営していたので 美味しいキャンティの赤ワインを お昼から飲みながら トスカーナの休日を過ごしました。
この後は ウンブリア州とローマへ移動。
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