2021年度 オリーブオイルの成績証明書(成分分析表)
今年も10月に搾られたオリーブオイルの成分 分析表が イタリアトスカーナより届きました。
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沢山の専門的な用語は 一般の方には必要ないかもしれませんが
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一応エキストラバージンオリーブオイルを選ぶ時に大切な指標として 2つだけ(酸化度とペルオキシド)は覚えておかれても良いと思います。
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Acidity 酸化度 これは いかにオリーブオイルが酸化していないかの数値で イタリアやヨーロッパの法律では 0.8以下となっております。
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当社の今年の酸度は 0.15とかなり低い数値となっております。この数値がゼロに近づけば美味しくなるという物ではなくて 0.3以下は ほぼオリーブのジュースのように 飲んでも問題ないレベルだと思います。ベトベトは 全くしませんよ。
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酸化度(acidita ー acidity)
オリーブオイルに含まれる脂肪酸の割合です。
酸度が低ければ、それだけ酸化していないと見れるので、選ぶ際の基準となりますが、現在では、化学的な精製によって酸度を下げることが出来る為、酸度だけでなく、以下の成分を総合的にチェックすることで 健康的なオリーブオイルを判断ができます。
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過酸化物(perossidi ー peroxide)
酸化の状態を示す基準
酸化は品質劣化の原因となり、不快な臭いを発生させます。
なので臭い油臭は やはり劣化した物です。
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K232、K270、deltaK
オリーブオイルに含まれる弱酸性物質の量。
数値が低ければ低いほど製品が新鮮となります。
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青臭いハーブや青りんごの香がして スプーン大匙1杯飲んでも 全く違和感がないオリーブオイルは 間違いないと思います。
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臭い ベトベトするは やはり 良くないオリーブオイルだとおもいます。
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