イタリア・トスカーナ産オリーブオイル 最高級のエキストラバージンオイル

イタリアトスカーナより最上級のオリーブオイルをお届けします。 サラサラして軽く、フルーティなオリーブオイルの風味をお楽しみください。これまでのオリーブオイルの印象が変わると思います。また健康にもおすすめです。全てイタリアから直輸入して販売をしております。

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2023年03月29日









プロヴァンスで4日間過ごして ワインやオリーブオイルを味見しながら 今度は南仏の東の避暑地ニースへ7年振りに訪問しました。

相変わらず 海の色は綺麗なブルーカラーです。お隣の町カンヌは砂浜で 一般的なエメラルドグリーンの海なのですが ニースの海だけは 本当にアジュールと呼ばれるブルーカラーです。

ただこれは実は自然の色ではなくて 作られた色なんです。海岸沿いをよく見ると全て石が沢山敷き詰めてあり それが反射してブルーとなっていると教えて貰った記憶があります。

ニースは 以前イタリアの領土だった影響もあり 沢山イタリア人もいて レストランも本当にイタリアンが多いのですが 殆ど美味しくはないのです(笑)

知り合いに頼まれてニース風サラダを探すも 殆どのレストランはシーザーサラダが主流で 一部の昔ながらのレストランでやっとこさ ニース風サラダを見つけて食べましたが 然程の感動もなく 今のニースの人々は もうニース風サラダは 少なくともレストランでは 食べていないようでした。










4日間居たので 一日は グラースに行きました。グラースはお花の町 そして世界の香水の産地として有名な場所なんですよ。7年前にも ガリマールという香水の会社でオリジナルのオーデコロンを作ってみて 今回7年振りにまた Bezzecca として作ったのですが 好みの香が以前とはちょっと異なっておりました。皆さんもチャンスがあれば GALIMARD GRASSEで検索して 作ってみては如何でしょうか?






またエズ村も バスで行けるので訪問しましたが 沢山観光客が戻っていて賑わって居ました。








ニースを後にして 5時間電車にのりミラノに向かいます。


2023年03月26日



3月21日に成田空港を出発して アムステルダム経由 マルセイユ空港に到着しました。

年齢的にも時差ぼけと体調を整えてイタリアへ入ろうと 先ずはエキスアンプロヴァンスに拠点を置いて数日過ごしました。フランスのオリーブオイルの産地と言えば やはりプロヴァンス地方です。プロヴァンス地方は ラベンダーやスパイスなどもとても有名です。日本では ロキシタンなどが有名ですよね?

エキスアンプロヴァンスは とても小さな町ですが 静かで素敵な町です。1日アヴィニョンまで遠足に行き ローマ教皇が移動した教皇庁も見学したり その時からワインの生産も盛んで シャトーヌフデパプなど ワインの産地としてアヴィニョンは 有名なんです。

日本では アヴィニョンの橋の上という歌もご存知の方もいるのではないでしょうか? 橋が半分しかないんですよ。

最終日は マルセイユ港に移動して 日本でも有名なブイヤベースを漁師さんのレストランで食べました。ここのブイヤベースは 生臭くなく とても魚がたっぷり入って これまで食べた事がないブイヤベースでした。お店も 平日なのに大混雑で 地元でも人気なのが直ぐ分かりました。

またプロヴァンス地方と言えば ロゼワインも有名で BANDOLというかなり品質が高いロゼワインも紹介して貰い 色々勉強が出来ました。

マルセイユでは少しだけ 定年退職延長反対のデモンストレーションを見ましたが 電車などの移動手段には 全く影響がありませんでした。

4日間プロヴァンスで過ごした後に 今度は南仏の東の避暑地へ向かいました。














2023年03月15日
久しぶりに イタリア産の白インゲンのお豆(缶)を使って パスタを作ってみました。

白インゲンの豆缶・ベーコン・ラード・野菜だし(ニンニクを入れてもOK)

お豆をブレンダーで潰しておきます(豆の感触がお好きな方は 少し豆の形状を残して)

フライパンに ベーコンをカットして弱火で ラードを溶かしだします。強火だと全て煙となって消えていきます。
そこにお豆を投入。お豆ソースのベースを準備。

パスタを茹でたら フライパンに投入。 ゆで汁を入れて 野菜だしを味付け程度に入れ 更にラードを30g入れます。

パスタは7割程度の茹で加減で投入して ゆで汁とお豆ソースを加えてから煮込み上げ 麺の硬さとソースが程よくなくなったら完成です。

最後に お豆と黒コショウを乗せて 完成。ちょっと煮込み過ぎました。もうちょっと水分を残しておいた方がベターでした。








また タリアテッレのチーズソースは 生クリーム120mlにパルミジャーの粉末を30-40g弱火で溶かしていきます。濃厚目な味がお好きな方は無塩バターを入れます。今回冷蔵庫に ソーセージが残っていたから最初にソテーしておいて 加えました。最後に黒コショウで完成です。
パルメジャーノソースが完成して ほぼ麺が茹で上がったら オリーブオイルを大匙2 ゆで汁をお玉1から2入れて中火で煮込んで下さい。ベシャメルソースのように濃厚にトロトロしてきますよ。




またタリアテッレが残って ソーセージが残ったので 今度は 久しぶりに エミリア地方のバルサミコのパスタを作ってみました。
いつもは 6年のバルサミコ サラミ たっぷりの粉末のパルミジャーノ 少し野菜だしで作りますが 今回は少し生クリームを入れてみました。

まずソーセージを弱火でカリカリにしてそこにパスタのゆで汁 野菜だしを入れて煮込みます。

固めの麺を投入して ゆで汁でどんどん煮込み上げます。麺が程よい硬さになったら そこに少し生クリームを入れて昨日は8年のバルサミコを パスタ麺がこげ茶色になるまでいれて合えます。最後に火を止めてパルミジャーノチーズ粉末(50g-100g お塩の代わりです)を入れ 全体に混ぜ合わせて完成。
御酢のパスタで 私は酸が苦手なので 10年のバルサミコを使うと酸より甘味が強くなるのですが 8年は少し酸が強いかなと生クリームで酸を消そうと考えてみました。 酸っぱいのがお好きな方は 6年でも4年でも良いかと思います。 いずれにしてもお塩の代わりにパルミジャーノをたっぷり入れて ある程度の酸はチーズで消えていきます。あとは お好みです。



是非 タリアテッレという麺を使って 色々バリエーションを楽しんでみて下さい。一番有名なのは タリアテッレ アラボロネーゼのミートソースですよ。
2023年03月13日













先週の火曜日から金曜日まで 東京のビッグサイトにて食品の一番大きな展示会が開催されました。

当社の取引先も 2社 アンチョビー(シシリー島のシャッカから)そして ダッテリーノトマト(南イタリア サレルのから)そしてワインのエージェントのニコロ君も 北のトリエステから参加してました。

国際食品展示会でも イタリアの面積はとても広くコロナ前程の参加はありませんでしたが 昨年よりも沢山のイタリアの食メーカーが参加してました。来場者も コロナ前程ではない物の 昨年よりは断然増えていた感じです。


シシリー島の社長さんとは初対面でしたが 居酒屋に夜 一緒に行って 他の一緒に来ている方とも一気に仲良くなって10月には訪問しようと思いました。シャッカからは アンチョビー、マザーラデルヴァッロからは ガンベロロッソ(赤エビ)と紫エビ そしてスカンピ(手長エビ)などが沢山収穫されるようです。彼らは その一帯の理事さんと副理事さんで 一手にその収穫を広める仕事もされているようでした。
私もガンベロロッソは 濃厚で美味しいのは知ってましたが 紫エビは 食べたことがないので 10月下旬のイベントに 是非参加してみたいと思いました。




ダッテリーノの会社の社長さんの息子と担当のエリザとは もう長年の知り合いで 今回から彼らのダッテリーノのメインインポーターとして登録してくれて宣伝してくれました。私が最初に輸入を始めて12年 少しずつですが 今では40フィートのコンテナーで輸入できる程になりました。彼らも もっともっと日本で販売を拡大したいので 一緒に販売の促進をしていこうと 日本の居酒屋で決起大会でした。





最終日は 16:30で終了なのですが もう14:00過ぎには帰るから あと残ったサンプルは 私の事務所に送っておいてとサッサとイタリア人らしく帰っていきました(笑)

本当に 売れる商品を作れる人が何よりも強く 一生懸命だけでは 絶対物は売れない事を教えてくれたのもイタリアでした。


私ももっともっと 日本のお客さんが 簡単に食べる事ができる商品を探さなくてはと思ったFOODEXの展示会でした。


来年は 私も冷凍のパンツエロッティと シシリー島のオリーブの実で FOODEXに参加しようと思っています。


 

2023年03月04日

毎年3月になって 花粉が飛び始めると この記事を書いています。
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上質なエキストラバージンオリーブオイルには 抗酸化作用ともう1つ 抗炎症作用というのがあります。
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ローマ時代から 格闘家達の間でも炎症を抑える為にオリーブオイルを使ったとされています。
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私も酷い花粉症患者でしたが 今はこの時期寝る前と朝に 大匙1杯のオリーブオイルを飲めば 大体鼻づまりなども解消して凌いでいけます。辛い方は 朝 昼 晩飲んでもOKです。
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昔 沢山の人に実験して貰って 佐川急便のお兄さんが苦しそうだったので 大匙2杯飲んでもらったら 夕方再訪してあれは何だったのですか?と聞かれて 内緒って答えた事があります。
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勿論 全員の方に効果があるとは言えませんが 花粉症のヒスタミンの分泌による炎症には 効果があると思います。昔は 私も薬を飲んで喉が渇いたり眠くなったりしましたが 今は オリーブオイルで凌いでいます。
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自分で目がかゆい時も 内瞼に薄く塗って実験もしました。皆さんにはお勧め致しませんが 痒みが私は無くなりました。
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薬を使う前に 先ず上質なオリーブオイルで花粉対策してみては如何でしょうか? 効果がなくてもパスタにして食べれば無駄な事は何もありません。
2023年02月16日











先週の日曜日に またまたカラスミのパスタを作りました。
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イタリアのサイトを見ていたら これだってヒントがあったので その通りに作ったら イタリアと同じ味になりました。
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これまで フライパンにカラスミを入れて味を麺に染み込ませようとか色々考えていたけど 熱が入ると色が白くなるから これではないと ずっと思ってました
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結局 大きめのボウルに たっぷりのオリーブオイルとたっぷりカラスミを削って パスタがちゃんと茹で上がった状態で おたま1杯の茹で汁を加えてそのボウルの中で 空気を加えながら乳化させるだけでした。最後にカラスミをかけて終わり。
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なんだか手品の種明しのようで、知ってしまえば 何てこと無い お家でも全然出来てしまう。ただ 美味しいカラスミを見つけられるかどうか? パウダーは 苦い、冷凍のカラスミを使っても苦い。本当にイタリア料理は シンプルで 素材が勝負ってのが良く分かります。
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苦みがあるカラスミのパスタは 最高級ではないと分かった。
塩分が弱く、味が濃厚なカラスミで作るのがポイント。
またカラスミを購入したら フライパンで加熱して日本酒とかブランデーを加えて両面焦げ目が軽くつまで火を通す。(台湾のカラスミを作っているお父さんに教えて貰いました)
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大体四分の一(半分に折って その半分)で 2人分が作れるけど それでもやっぱり パスタとしては高級ライン。
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私は少し無塩バター入れたけど入れなくても良いと思いました。
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良いカラスミが手に入ったらやってみて下さい。イタリアだとサルジニア島の ORO CABRAS 台北だと永久號だろうか?
2023年02月13日








スルメイカとダッテリーノトマト缶 ダッテリーノ煮込み過ぎで甘くなり過ぎました。



2回目は スルメイカとパッサータトマト トマトはパッサータが良かったですが 肝は スルメイカが濃厚です。



2週間続けて イカのパスタを作りました。

先々週の日曜日は スルメイカ ダッテリーノ 魚介だしで 作りました。スルメイカが大きかったので2杯分の肝を使って 作りました。
肝の味はしっかりだせたけど 今度はダッテリーノのトマトの甘さが強く また皮は要らないと思って

先週の日曜日は 今度はヤリイカの大き目を購入して トマトはパッサータ(120ml 少し控えめ)魚介だしで 作りました。トマトのバランスは 良かったけど 今度は肝の味が弱い。

また来週は紋甲イカでチャレンジして どのイカの肝が一番濃厚か探ります。きっと塩辛などに使うイカが一番良いんでしょうね?

トマトを入れるバランスが 最近私のテーマで トマトパスタの時はダッテリーノ全部使っても美味しいのですが トマトベースとなると やはりピッツテッロや パッサータ、もしダッテリーノを使う場合は ブレンダーで潰して 入れる量を控えめが良いです。

フライパンに たっぷりのオリーブオイルでイカの輪切りをソテーして 肝をたっぷりいれ 白ワインを入れ、そこにトマトソース 魚介だし麺を固めに茹で上げて ゆで汁でたっぷり煮込んで行けば 美味しいですよ。

実は イタリアからサンプルでカラマラータを取り寄せたので 次回は 紋甲イカとパスタ(カラマラータ)でチャンレジします。カラマラータとは イカリングの形のパスタです。

2023年02月09日











先週のお休みに パルミジャーノソースを使ったクリームパスタを作ろうと思いましたが 冷蔵庫にパルミジャーノがなく 代わりにペコリーノロマーノのパウダーがあったので 代用で使いました。

ベーコンを厚切りにカットして オリーブオイルでソテー

そこに120mlの生クリームを入れて弱火で温めます。そしてペコリーノ粉末チーズ(もしくはパルミジャーノ粉末)40gを 溶かしていきます。強火でやると 直ぐ分離してしまうので ここは弱火が重要。


伝統製法パスタ(リガトーニ)を固めで茹で揚げて 生クリームの入ったお鍋に移動。そこにゆで汁 お玉1杯と オリーブオイル大匙2-3杯を入れて中火でかき混ぜていくと クリームソースがベシャメルソースのように固まって より濃厚になっていきます。

パスタにしっかり絡みつくので より美味しくなりますよ。

お皿の底にソースが溜まるより ソースは濃厚に乳化させて麺に絡ませるのが より美味しいですよ。

2023年01月30日








イタリアの からすみのパスタ


お家での実験






昨年秋にフィレンツエのパンデモーニオの スカンピのリゾットと ボッタルガ(からすみ)

スカンピは 日本では手に入らないから からすみのパスタだけは絶対同じ味を再現できないかと 1月に塩気が強くなく味が濃厚なからすみを台北で探したので 昨日作ってみました。

12月にイタリアのパウダーで作ったら 全然論外という感じだったので 今回は色々考えてやってみました。

まず からすみを半分にカットして フライパンで日本酒を入れて両面火を入れる焦げ目がつく程度。

そして少し冷えたら カラスミを大根削り器で パウダー状にする

イタリアのパスタは 生クリームや にんにく だしは絶対入ってないと思っているので シンプルに作ってみた。ただイタリアの写真は乳化させたトロトロしたソースが黄色。でも 昨日 パスタを早めに茹で上げて オリーブオイル 無塩フランスバターとゆで汁でトロトロさせる時に味付けとして 削ったカラスミを入れると 熱で白く変化する

なので 最後の仕上げの部分で たっぷりのカラスミを入れても やっぱり白くなった。

最後にカラスミをかけると イタリアと同じような雰囲気になるけど ソースの色が 私のは白っぽく イタリアは黄色。多分熱を加えないでソースを作り上げるんだろうけど。

味は かなりイタリアに近くなったので やっぱり新鮮なカラスミを選んで作っているのが分かる。パウダーなんかじゃ やっぱり美味しくない。

それにしても台北で購入したからすみの味が濃厚で塩気が少ない事にびっくりです。ただお店を選ばないと駄目です。

なんでもそうですが 塩気が強いのは 賞味期限を延ばすだけだから やっぱり美味しくないです。

もうちょっと実験してイタリアの味に近づけていきます。

2023年01月19日











お正月も終わり 3年半ぶりに台北とソウルを訪問してきました。

台北はお正月前という事もあり 沢山の人で賑わっていました。ここ5年位オリーブオイルを台湾に販売出来ないかと通い続けております。コロナも落ち着いて色々 閉店したお店なども見かけましたがイタリアのピザ店やイタリア料理店は 少しずつ増えて行っている気がしました。

今回台北在住の日本の方と台北のスタッフさんを紹介して貰って 今の若い方の台北の方がいかにお茶を飲まないかとか 食べ物の嗜好なども変化している事を伺って来ました。でも日本人には 本当に中華料理(台湾料理) 美味しいですが 高級店に行くともう日本以上に高い値段設定となっていてビックリでした。

ワインなどもまだまだ30年前に日本と同じレベルで 気温を考えてもあとワインがより良い状態で飲む人が増えるには時間がかかると思いました。

気温が最高25度の台湾から今度は 最高気温マイナス2度のソウルは 本当に全てがITシステムがコロナの3年間で進み あららら、これは日本はもう全然負けていると痛感してしまいました。カカオトークというラインと同じサービスが 主流でそこがタクシーと提携したり 支払いも全てスマホ。現金が一気に消えていくのを 3年半ぶりに訪問したソウルで感じ。日本の方がきっとこの後こうなって行くんだろうなあと感じました。

当社もオリーブオイル3万本近く販売しておりますが 韓国チームは4万本、人口が半分なのに ほんと驚きです。でも送料とか家賃を聞くとやっぱり日本の半分くらいでした。

ソウルのパートナーの事務所で 10月に収穫された無濾過オリーブオイルと12月に収穫された無濾過オリーブオイルの味見をしてみたり12月のは 色も黄色よりで 香も少なく やっぱり10月収穫のが美味しいで 一致しました。

またソウルでは 石焼芋にめちゃくちゃ合うと たっぷりかけて食べたけど オリーブオイルの前に焼き芋自体が甘くて私はびっくりしました。お芋とバターが昔からあるから 相性としては オリーブオイルでも合うなと 色々またソウルで新たな発見をして帰ってきましたが ソウルの夜は マイナス12度とかなので 日本がなんだか温かく感じました。

私が世界一美味しいと思う 焼肉発祥の町スウオンの BON SUWON GALBI は 1時間で500席があっという間に満席になるお化け焼肉屋さんです もうかれこれ10年通っているけど コロナの影響なかったの?と聞きたくなるほど。室内もリニューアルされて ほんと感動の焼肉店です。是非一度 ソウルから電車で30分 そこからタクシーで15分かかるけど 絶対一度は行く価値があるレストランです。



2023年01月04日


本年も宜しくお願い申し上げます。

昨年秋にイタリアへ3年ぶりに降り立ち 今年からはコロナ以前の動きに戻って行こうと思います。

年末のイタリアトスカーナ産 無濾過オリーブオイルも ほぼ年内にお届けを完了して 無事に2022年を終える事が出来ました。少量販売も沢山の新しいお客様に購入して頂きました。今年は 無濾過と濾過の味比べのように2種類を購入されるお客様が多かったです。

2月1日からは 搾りたてのレモンオリーブオイルのご予約もスタート予定です。

今年は3月後半から1カ月またイタリアへ行き 食材の展示会とワインの展示会を周る予定です。まだ誰も輸入していない美味しいイタリア食材を 探しに行きます。


昨日 秋に訪問して 久しぶりに感動した からすみのパスタを作ってみました。かなりフィレンツェの名店パンデモーニオの味と近くなりましたが 写真を見たらまだまだ からすみの量が少なかった気がします。

フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れて からすみを 大匙5-6杯入れて パスタの茹で汁で麺を乳化したけど このからすみの量がやっぱり少ない。またもっとたっぷり入れて実験してみます。





Pandemonio





2022年12月31日




今年も沢山のイタリア食材をご利用頂きまして 本当に有難うございました。

12月最大のイベント イタリアトスカーナ産 初搾りオリーブオイル(ケース単位)の発送は 全て終わりました。


日本全国のお客様のテーブルに届いている頃だと思います。また12月25日以後 ご注文頂きましたお客様の商品は 1月5日から順番に出荷していきますので もう少しだけお待ち下さいませ。

2022年初搾りオリーブオイルは 本当に香が強くて味も濃厚ですが とてもサラサラしています。オリーブの果汁と言って間違いないと思います。まずは パンにオリーブオイルと少しのお塩で 味わって下さい。


是非 この機会に初搾りオリーブオイルをお試し下さいませ。


2022年12月29日













今年も沢山無濾過と濾過 イタリアトスカーナ産オリーブオイル 初搾りをご購入頂きまして誠に有難うございます。

今年は沢山無濾過と濾過のセットでご購入頂いております。発送は1月5日から順に発送を予定しております。

少量購入の場合は 濾過と無濾過の表示が瓶にありません。もし見分けたい場合は 太陽や電気の下に瓶をかざして貰えれば 曇っているのが無濾過 透明なのが濾過という判断が直ぐできます。

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通常市販のオリーブオイルは 透明の色をした濾過タイプが一般的です。

無濾過とは オリーブを潰して攪拌してオイルを抽出したそのままを瓶詰めするオリーブオイルです。小さく砕かれたオリーブの実が含まれているので 濁って見えます。濾過タイプは 抽出されたオイルにフィルターをかけて瓶詰め致します。

イタリアの現地でも 濁った無濾過のオイルは 新しいオイルの証として良く食べられます。

昔は オリーブの実と瓶の酸素が触れ合うので 食べる時期も短い期間だけでしたが 現在は抽出する機会や 管理するタンク そしてボトルの瓶の色 そしてキャップなども 昔と比べるとはるかに優れているので 無濾過を輸入しても決して劣化はしないと思います。その為に船も温度管理のリーファー便で運んでおります。

香りと味に関しての違いは

無濾過の方が 味が強く感じます またポリフェノールが多い分だけ喉に辛みも感じやすいと思います。

なのでオリーブオイルが大好きなお客様は 無濾過、そして料理に加熱したり 繊細に使いたい場合は濾過をお勧めしております。
濾過タイプの方が 味的にはマイルドです。

是非この機会に パンにつけて 無濾過と濾過の違いを楽しんでくださいませ。


3月気温が20度を超えてきますと 無濾過のオリーブの実は 瓶の下に沈殿して固まって行きます。これは不純物ではないので食べて頂いても問題はありませんが 固まり始めたら瓶を振らないで そのままご利用下さいませ。




2022年12月23日












パネットーネの美味しい食べ方動画 ご参考(フェイスブック上)
https://www.facebook.com/reel/1483394962167540/?s=single_unit

イタリアでは クリスマスの12月には 町のあちこちで パネットーネやパンドーロを食べる風習があります。

どちらも 北イタリアの食べ物で シンプルですが 素材の美味しさを味合うクリスマスケーキです。


日本では 生クリームやイチゴがメインですが イタリアでは 全くクリームは使いません(後付けはあり)だから とっても日持ちがします。


勿論クリームをつけてたっぷり甘くしたい方には マスカルポーネクリームや ピスタチオクリームをつけて食べても良いと思います。

この時期は マスカルポーネを使って イタリアのドルチェマスカルポーネを作ってみて下さい。とっても簡単ですよ。
(マスカルポーネは ティラミスの基本のクリームでもあります)


ドルチェマスカルポーネ

最後に残ったら デザートとしてマスカルポーネを作ってみましょう。ティラミスは もう有名なので今回は イタリアでパンドーロや パネットーネなどにも使われる マスカルポーネのデザート(冷蔵庫で冷やして)

目安として

マスカルポーネ 250g
砂糖100-150g 甘さはお好みで調整して下さい
卵3個 黄身と白身(泡立ててマスカルポーネに混ぜて行く)

ムース状になるまで空気を取り込んで混ぜる ひたすら混ぜる、金属のスプーンは 使わないことです。
ムース状になったら出来上がりとして完璧です。腰が出ない場合は 板ゼラチンを使ってもOKです。
出来上がったら 冷蔵庫で冷やしてから 食べて下さい。

ココアパウダーを最後に振りかけたり クッキーと食べたりしても美味しいですよ。

参考動画
https://ricette.giallozafferano.it/Crema-al-mascarpone.html





2022年12月21日














左のボトルが 濾過タイプ 右のボトルが無濾過タイプ(濁っています)



2022年 10月イタリアトスカーナ産 初搾りオリーブオイル(無濾過・濾過)本日で全てのケース単位の発送を完了致します。

今年は 本当に船便の遅延問題で年明けになると心配しておりましたが オリーブの収穫が好天に恵まれて早くイタリアを出発できて シンガポールでの乗継船も スムーズにできたので 例年よりも早く到着して 今週月曜から今日で 全て日本全国のお客様へ発送されました。

新潟県のお客様は 少し大雪問題が発生して 受付ストップなので まだ発送出来ておりませんが解除され次第直ぐに発送致しますので 今暫くお待ち下さいませ。

無濾過と濾過は ボトルには表示記載がありませんので ケースの配送伝票をご確認して下さいませ。万一破棄された場合は 瓶をライトに当てると透明か曇っているかで 判断が可能です。

またキャップを開けてオリーブオイルが出難い場合は 逆さまにして絞り出すように振って頂けると出てきます。

少量の販売は 12月25日からスタート致します。発送は2023年1月5日からとなります。

2022年12月05日















10月24日から11月14日まで約3週間のイタリア出張を終えた感想(3年ぶり)

大きな変化はない物の 全ての価格が日本だけではなくてイタリアでも始まっていました。コロナによる景気の悪化により タクシーなども値上がりして 更に以前は余りなかったような町でも 観光客に向けて価格を釣り上げたり また以前にもまして電車の遅延なども感じられました。

またイタリアの会社の世代も少しずつ若くなって また新しいイタリアを少し感じられた気がしました。

イタリアの食の仕事をしている以上やはり イタリアに行かずして日本で より美味しい食材やワインを提案していくには限界があります。

やっぱり3年ぶりにイタリアを訪問して イタリアに来ないと駄目だなと心から思いました。これまでは 最低年に3回は 訪問していましたが
少なくとも 春と秋には 長期間 訪問していこうと思ったイタリアの出張でした。

イタリアは 本当に五感を刺激してくれる 素晴らしい国です。音楽 スポーツ 芸術 ファッション 食 本当に拘りがあって生活大国というのを 改めて感じております。

是非 来年位からは イタリアを 訪問して貰いたいと思います。特にこれまで旅行社が危ない危ないと言ってきた南のエリア ナポリやプーリア州 シシリー島なども もっともっと日本の方に知って頂きたいと思います。
2022年11月29日



















ボルザーノに4泊して ワインの展示会 そして翌日ワイナリー2か所を訪問した次の日は イタリアで美しい村に選ばれているヴィピテーノという町に遠足に行きました。ブレンナー峠の手前の駅で ほぼオーストリア圏(言葉も多くはドイツ語) ボルザーノから電車で1時間弱でした。

実は この町からイタリア全土で見かけられるヨーグルトの町としても有名です。1時間も町を歩くと全て分かる程度の町でした。市街地は 殆どイタリアと言うよりもオーストリアの街並みで 建物や壁の色 真鍮で出来た看板などもオーストリアの雰囲気の町。

どちらかと言うと 夏の避暑地だったので 訪問した時は 人気もまばら、お店も閉まっている所もありました。

のんびりチロル風の牛の煮込みスープとパンでランチを軽くすませて ザッハトルテと リンゴのストゥルーデルも食べて見ました。

この町は 標高が1000mあるので きっと夏の避暑地としては最高の町だと思いました。

イタリアは 北東に行くとオーストリアと国境が接して、北西に行くとフランス、北に上がるとスイス、また南に行くとイスラム圏などと接しているので色々な異なる文化を体験できます。

他にも ブレッサノーネや キウーザという小さなイタリアの可愛い村が このエリアにはありますよ。





2022年11月28日

























シシリー島カターニャから 格安航空会社WIZZAIR(ハンガリーの会社)でまず ヴェローナまで移動しました。そこから電車で2時間かけて北のボルザーノというドイツ語圏の町に降り立ちました。

過去に何度も訪問しているので ホテルの場所も駅から歩いて5分程度のPARK LAURINという素敵なホテル。荷物を置いたら早速ぶらぶらと町を散歩しに行くと ゴミひとつ落ちてなくとても日本人好みの雰囲気で 屋台のお店もドイツよりのプリッツエルやソーセージと 全く南のイタリアとは雰囲気も 食べ物も異なってきます。

LOACKERというウエハスの製造されている町と言うと日本の皆さんには あのウエハスか?と分かって頂けると思います。

教会だって 雪が積もらないように尖がった形状。

今回の大きな目的の 白ワインの展示会と初めて訪問しないで注文したロッテンシュタイナーという会社の訪問。

翌日ローカル電車で40分 リンゴの産地のメラーノという町へ行き歩いてワインの展示会場へ行きました。小さなオペラハウスのような会場へ入ると もう沢山の人が ワインの試飲しながら大声が飛び交ってました。これは コロナ大丈夫かな? 誰もマスクもしてないし 入口でアルコールで手を洗浄もしてない。

流石の私も 2週間イタリアでコロナに罹っていないので ちょっとビビってしまいました。でも仕方がないので マスクを外しながら試飲をしていくともうマスクを付けたり外したりが面倒となって もうコロナに罹っても仕方がないと思って諦めの心境でしたが その後も罹らなかったので やっぱり然程 コロナは心配ないのかと 考えてしまいました。

200社近くワイナリーが 地元を中心に出展していて 他の地域からもワイナリーさんが来てました。1つずつ試飲はできないからいつも経験と勘で 探しながら いくつかメールをして今やり取りをしておりますが 20か所気に入っても最終的に輸入するワインなんて1つあるかないかの確立です。だから 一生懸命探そうとしても本当にワインは 見つかりません。どこで出会うかは ほんと長年やってきても近道はありませんが、思い込みを捨てて いつも0の心境で試飲するのがベストだろうか?


翌日朝からワイナリーさんがホテルまで迎えに来てくれて 最初にお友達のMARTINI LORENZさんという 拘り過ぎて1種類のスパークリングワインだけを作っている小さなワイナリーに連れて行って貰いました。今回当社でも値段が高いから 少しだけ輸入してみましたが 直ぐ完売してしまい。私もビックリでした。イタリアは スパークリングは 安いプロセッコ、高いのはフランチャコルタ、そして北のスパークリングなども有名だけど フランスのシャンパーニュには 及ばないとイタリアのスパークリングを下に見ていましたが このお父さんは違った。

完全にシャンパーニュの製造法 何故このエリアにシャンパーニュ製法が伝わったか 全て教えてくれました。

私が疑問に思っていた 質問にも全て答えてくれました。今回2018年 4年熟成でしたが 2008年の物も試飲させてくれて 10年経過すると泡の強さが0.2ずつ減って行く話 あとコルクは年数が古いと細く形状がなっていく話 とっても興味が深かったです。葡萄の当たり年は ラベルがゴールドに変わって 最低8年熟成させ 殆どヨーロッパ内で販売すると言っていたので 絶対次回ゴールドが出る時は少しだけでも購入させて下さいとお願いしてきました。

午後は 今回メインの目的 ロッテンシュタイナーさんのワイナリーを訪問してきました。

やっぱり香のある白ワインは イタリアではこの北のエリアが一番。ゲべルツトラミネール モスカートジャッロ ピノビアンコ ピノグリジョ でも生産量はイタリア全土の 10%もないのでどうしても価格が高く これまでも数回輸入したけど今回初めて 比較的に安い価格の条件がもらえたので 輸入しました。

まだまだ日本はご飯と合わせてワインというレベルではないと 私は考えていて ワインに力がある方が今の日本の方には良いと考えます。イタリア人は 香があるのは逆にご飯とは別にして チーズやデザートなどと併せて飲んだりしますよ。

どれが正解という物ではないのですが その国のワインの歴史のステップに合わせてご自身が美味しいと思う物を探せるのが何よりもワイン選びには大切だと思います。ワインは ただ好きか 嫌いか それだけなのです。

ロッテンシュタイナーさんのオフィスで沢山ワインの質問と試飲した後に オーナーと奥さんと一緒にボルザーノの素敵なレストランでランチをしながら楽しいボルザーノのひと時を過ごしました。















2022年11月21日





























シシリー島で1日 土曜日何も予定がなかったので カターニャ駅から電車に乗って南のシラクサという町を初めて訪問しました。

電車で1時間なので とっても遠足には持ってこい。シラクサには オルティ―ジャと言う小さな島が町の中心部となっていて港町でした。

香水や石鹸 ソープなどの香物のブランドORTIGIAも ここが発祥です。

パンツェロッティの家族にシラクサ行くと話をしたら 是非ここのパニーニ食べて見てと勧められました。お昼時に行くと何時間も待たされると聞いたので 10時に駅に到着してタクシーでそのままそのお店に直行しました。

じ~っと作るのを見学してましたが やはり素材がどれも美味しいのと たっぷりこれでもかと言う位に色々な材料を詰め込んでくれました。
たまたま土曜日の朝のマーケット市場の中にあったので シシリー島の特産物 ピスタチオ サボテンの実 アーモンドなど沢山味見させてもらいました。お肉や チーズは美味しそうなのが沢山あるのですが 魚は やはり日本の方が断然新鮮度が上なのです。色が変わっているし それでも食べるの?というレベルです。勿論火を入れたら問題ないかと思います。でも手長海老や シシリー島名物赤エビなどは めちゃくちゃ安いんです。


食べ終わって今度は中心街に15分も歩くと 大きな広場があり トルナトーレ監督の映画マレーナの撮影地が現れます。ちょっと古い映画でイタリアの若者に聞いても 知らないと世代ギャップも感じてしまいました。ぶらぶら町を散策して ミシュラン星のレストランに入り ピスタチオのパスタを食べましたが 今一つ。確かにイタリアは 美味しいのは間違いないのですが 感動できるレベルのパスタは 100皿食べて1つあるかどうか? 私はどこまで行っても ピスタチオは パスタや料理には向かない気がします。デザートや 前菜で食べるのが何より美味しいと思います。

シラクサの周辺には ラグーザとか アヴォラ(ネロダヴォラ)溶けないチョコレートのモディカ、日本で有名なドンナフガータなどのワイナリーなどもありますよ。モディカのチョコレートは 夏でも溶けない ちょっと日本では食べた事がないチョコレート(カカオと砂糖が主の原材料)本来のチョコレートのままです。

もし次回シシリー島へ遊びに行かれて カターニャを拠点にされた場合は 是非 シラクサ訪問してみて下さいませ。

南のシシリー島から 一番北のイタリアボルザーノへ 移動します。


2022年11月15日



























とっても内容の濃い3日間のナポリを後にして 今度はシシリー島のカターニャへ移動しました。


20年前に どうしてもローマの空港で食べたパンツェロッティが美味しくてお店の店員さんに工場を教えて貰い 電話とファックスで連絡をしたらシシリー島のカルタジローネという場所にあるというのが分かり 直ぐ社長さん(リケッティ)に連絡したら 喜んでくれて 5星ホテルのサンドメニコパレス(映画グランブルーのロケ地)を2泊も用意してくれました。随分親切な人だなあとビックリした記憶がありましたが 翌朝会って色々話をしていくと 社長さんは日本の機械の正確性 日本人の真面目さが大好きという事で 私が日本人と分かってとっても歓迎してくれました。とってもその時は 社員が10人未満の会社で 息子さん12歳も工場内をちょろちょろして オーストリア人の奥さんがきちんと通訳もしてくれていたんです。ラグーザという町のミシュランレストランでランチをして タオルミーナ付近のイゾラベッラという海辺にも連れて行って貰いました。

当時の私には輸入する力がなく 本当にこのパンツェロッティが美味しいという事だけ伝えたら 日本の展示会をやろうと 即決に近い形で返事をしてくれて 3月にフーデックスという展示会でインポーター(輸入者)探しを目的にしようとなりました。ディズニーランドから 大手百貨店のバイヤーさん、そして大きな会社のバイヤーさん達が沢山 取り扱いたいと言ってくれた物のみんな 輸入者が確定したら教えて欲しいとの事でした。
紹介して貰い 大手の商社を紹介して貰うも 当時パンツェロッティという言葉さえ日本にはまだ浸透しておらず 前例がないからと断れて悔しい思いをして 諦めた記憶だけが深く心に残っておりました。


コロナが始まり20年が経過して私も自分で直接輸入が出来るようになったので ふと思い出して そうだ! リケッテイさんのパンツエロッテイなら コロナの中でも簡単にご自宅で食べれるし 添加物だって重曹1つしか 入れてない。いかにイタリアのファーストフードが美味しくて健康的かを知ってもらうには 今がベストと思って連絡をすると とっても喜んでくれました。

2020年8月に連絡するも 冷凍の商品の輸送 保管はとっても数量が多くないと処理できず 2021年の8月に少量だけを輸入しました。昨年はあっという間に完売して 今回2021年は 内容量をアップして貰い輸入しました。揚げピザパンというと油の重いイメージですが これはヒマワリ油で低温で揚げて急速冷凍なので全く軽く食べられて胃にもたれるなんて事は全くないのです。トマトも美味しいし モッツアレーラも パン生地が何よりも美味しくて 本当に直ぐだす食べ物ととしては最高のファーストフードです。
電子レンジだけ 電子レンジと魚焼き器 またはオーブン、油で揚げるもOK

美味しさに合わせて調理も選べます。


今年の9月にリケッテイさんに連絡すると 喜んで訪問を歓迎するとの事で11月4日金曜日に カターニャのホテルに迎えに来てくれる約束となりました。

当日朝9:00に 若い男性が私の名前を呼びながら来てくれたので 誰か代わりの人が来てくれたかと思い車の中で聞いたら 20年前 社長さんの近くでちょろちょろしていた息子さんでした。 お父さんは元気ですか?と聞いたら 彼が 実は昨年の1月にコロナで他界してしまったんですと 私がなぜ教えてくれなかったのですか?と尋ねたら とてもメールでお伝えする事ではないかと言われ 当たり前だと思いながらも言葉に詰まりました。

カルタジローネは小さな町で コロナに関しては誰も病院を選ぶ権利がなくそのまま自治体の言われるままに病院に運ばれ 面会すら許されなかったようでした。車の中でお父さんとの思いで話を息子さんに伝えたら 喜んでくれて カターニャから1時間で工場へ連れて行って貰いました。

当時小さな小さな工場は 当時の何倍も大きくなっていて従業員も60名 そして第二の工場も200名の従業員を抱えてました。うちの小さな とっても小さな注文を受けてくれたから工場も大変なのかな?と思っていたらとんでもなく大きな会社となってました。

何故私の小さな小さな注文をこんな大きくなった会社が受けてくれたのですか?と 長男の社長に尋ねたら 貴方は 私の父のお友達だからと 言葉が詰まって 胸がグッと熱くなりました。お父さんは 病院で私が連絡した事を喜んでくれたようで 息子3人にちゃんと私を お友達だからちゃんと接するようにと伝えてくれたんだなあと直ぐ分かりました。

会社では 当時一緒に過ごした奥さんも来てくれて 少しばかり懐かしい話をしました。

もっともっと早く連絡をして彼の素晴らしいパンツェロッティをもっともっと早く日本で広めなくて行けなかったのにと ちょっと後悔の気持ちが走りました。


これからは シシリー島に重点を置き 1年に1度位は リケッテイファミリーと交流して もっともっと彼らの商品 パンツェロッティだけでなく カンノーロ(冷凍)や アランチーニなども広めていきたいと思った シシリー島訪問でした。


  
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